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防犯カメラの新しい方式

2016年08月09日 | いろいろな防犯カメラ


ここ1~2年発売の防犯カメラがどんどんきれいになってきました。新しい映像の
方式が出てきて、その方式に対応する防犯カメラが発売になってきたからです。

方式は、テレビだと地デジという規格が日本で2011年(H23)7月から(岩手・宮城・
福島を除く)44都道府県で地上デジタル放送として始まりました。テレビ局が出す
電波の種類が地デジの規格となり、皆が見るテレビがその電波に対応したということ
です。


防犯カメラも、従来の CVBS (wikipedia)の方式だと映像をきれいにするには
限界があるため、新しい方式として、IP、HD-SDI、AHD、HD-TVI、HD-CVI など
いろいろ出てきました。ちょっと乱立している感じです。

乱立している理由は、映像をきれいに出せるチップセットという回路を電子部品
メーカー数社が開発して防犯カメラメーカーに採用を働きかけ、防犯カメラメーカー
各社がそのチップセットを内蔵した製品の販売を開始したからです。

以下は、筆者が作成した現在販売されている防犯カメラの方式の表です。
少し内容を見直しました。(2021年8月)
ダウンロードはこちら(pdf.)




カメラの台数が2~3台以下で、画質にもそれほどこだわらなければ、CCTV(CVBS)でも
良いでしょう。映像のデータ容量が多くないので、最も長期間録画ができます。

無難に選ぶなら、HD-TVI、AHD、HD-CVIの方式です。中国・韓国・台湾のメーカーが
どんどん製品化しています。多分、日本の各社も製造を委託していると思います。
国内外の大手メーカーは、これからの発売となるでしょう。

カメラの台数は別にして、とにかく画質にこだわりたければ、HD-SDIの方式を
お勧めします。カメラと録画機の間の配線距離が100m以上あると、途中に
アンプ等を入れる必要があります。なお、配線距離は直線ではありません。
建物の形状により直線的に配線できない場合が多いですから、意外と長くなる場合が
あります。

IPカメラは、大きな施設向けでカメラの台数も10台以上のところが多いです。
導入する企業にはITに詳しい人を担当させた方が良いです。

普通は、同じメーカーの録画機とカメラを導入すれば問題ないですが、すでに導入
済みで防犯カメラを増やしたいとか、録画機だけ交換したいとかなると、方式が
違うと映る、映らないなどの問題が出てきます。業者と間違いがないように打ち合わ
せしてください。


一部を除いて、どの方式もネットワークに接続することが可能ですからパソコンや
スマホで閲覧できます。(ネットワークの設定が必要になります)


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