上記があったので西宮まで出かけた。
○第1部 「松平定知の歴史の楽しみ方」と題してのお話
「その時歴史が動いた」の放送でお馴染みの松平氏は1944年生れ、早大商学部卒後NHK入局、高知局勤務を経て、74年より東京に配属以後数々の看板番組を担当。2007年にNHK退局後はフリー。早大、立教大学院の客員教授。著書に「幕末維新を本当に動かした10人」2010年、「歴史を本当に動かした戦国武将」2009年等あり共に小学館。お話はー
・その時歴史は動いたのうちわ話
・人気を支えた理由ー現場主義、専門家主義、資料あっての発言、数字の暗記、新しい資料
・最強のナンバー2(秀吉における黒田官兵衛=如水)秀吉軍の参謀、人を見る、現状分析、勝者が歴史を書く
・幕末の人気者は坂本竜馬ー桂浜の銅像の視線は、武士道よりもっと大きなものは、薩長連合、日露戦争秘話
・歴史の面白さとはー人を中心に見ていく、人間が主役
○第2部 「樋口恵子の人生百年時代の生き方」と題してのお話
樋口氏(写真下)は評論家・東京家政大学名誉教授、1932年東京都生れ東大文学部卒、時事通信、学習研究社、キャノンを経て1971年フリーの評論家となる。1986~2003東京家政大学教授、「女性と仕事の未来館」初代館長。著書に「私の老い構え」(元気に老いる女の16章)2008年 文化出版局 等がある。 お話は
・人生100年の時代へ・・今までは人生50年のシステムだった、仕事、家庭、家作り
それが今は長生きして人生90年になった、夫婦関係は、建てた家は(木造30年鉄筋50年)
今は試行錯誤の時代、新しいシステムをつくりかえる時代
そして60~65才なったら病気が増える、病みながらでも元気でいる
・「病んだら帖」のすすめ・・つくった病んだら帖に書いておくことは
◇現病歴と既往症と通院歴(診察券、保険証のコピーなど)
◇服薬暦、常備薬、サプリメント
◇緊急時の家族・友人の連絡先
・「病んだらバッグ」の作成
中に入れるものは・・入院時持参用(パジャマ タオル 洗面用具 スリッパ 箸など
・最後は死んだら帖
死んだら誰に知らせるか、故人はこう申しておりました
・終のすみかを考える
30年後の家の補修、しかも大修理
介護の人になるその時はー老人ホーム(駅近の住居)、80歳過ぎたら引越しはできぬ
・老いの川の安全渡航情報・・むずかしさ
・安全対策を怠らない・・人生の安全対策を考えながら過す、こういう社会を創りましょう