MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

明けましておめでとうございます

2007-01-10 17:52:23 | 初めて読む方へ
例年ですと、今年もやおい小説を書いていきたいと思いますと挨拶するところですが、今年は書く気が起こらないのです。理由は二つありますが、そのうち一つは、年初めに、私にとっては信用していた恋人からの裏切りにも値する、屈辱的な思いをして、書く気が失せたのと、もうひとつは、自分の中での比喩表現やエッチに持っていくシチュエーションのワンパターン化です。パターンが出尽くした、といってしまえばそれまでですが。(たまに読み返すと、似たような比喩表現が続いてることがあるし)
そんなわけで、私が書く気を取り戻すまで休筆させていただく所存であります。再開はいつになるか未定ですが、もしかしたらやおい小説ではなく、日記やコラム中心になるかもしれません。そのときにはまた読んでいただくとうれしく思います。
最後に、旧サイトを含めて、ここまでお付き合いいただいた皆さんに深く感謝いたします。今年が皆さんにとっていい年でありますように。

7周年

2007-01-04 09:36:43 | ジョジョの奇妙な冒険
「僕たちの出会いの7周年に乾杯。」「乾杯。」承太郎と花京院はワインを注いだグラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。

二人が最愛のパートナーとして結ばれてから早くも7年になる。この記念すべき日を今年は横浜で迎えようと、前から計画を立てていた。
迎えた土曜日でもある当日、放課後に学校を出た二人はまず関内に出て、カレーミュージアムでカレーを食べ歩いた後、元町の散策を楽しんだ。通りには洒落たブティックや雑貨屋やカフェ、横浜発祥のジュエリーショップなどが軒を連ね、小粋な雰囲気を醸し出していた。1月にしては日差しも穏やかな週末、買い物客や散歩する人でにぎわっていた。お店を1軒ずつ見て回り、歩き疲れたらカフェでお茶を飲んで一休みするだけでも楽しい。
夕方ごろ、予約したホテルにチェックインした二人は、部屋で一休みした後最上階のフレンチのディナーを楽しんだ。
「この日を迎えるのも7回目だな。早いものだな。」「7年って長いようであっという間だね。この1年もいろいろあったね。スキーにもいったね。」「また行きたいものだな。放課後寄り道したこともあったし、雨の中雨宿りしたこともあったな。」「学校の文化祭にも参加したね。」二人はガーネット色のワインを酌み交わし、スタッフの丁寧なサービスの藻と運ばれてくるフレンチを味わいながら1年の思い出を語り合った。美味しい料理とワインの心地よい酔い、窓からの夜景が二人の思い出を鮮明にし、会話を盛り上げる。
ディナーの後、満足した二人はランドマークタワーの展望台に繰り出した。エレベーターで展望台に出ると、宝石箱の中身をばら撒いたような夜景が広がっていた。空気が澄んでいるのでより鮮やかに見える。二人は手をつないで夜景を楽しんだ。ちょうど週末、周りにはデートを楽しむカップルでにぎわっていたが、二人はどのカップルよりも幸せそうに見えた。
「何度見ても素晴らしい夜景だ。」「承太郎のほうがずっと綺麗だよ。」夜景を目の前に二人はキスを交わした。
部屋に戻った二人は、お風呂に入った後、バスローブを羽織ったままベッドの上でサービスのミネラルウオーターを飲んだ。窓からはベイブリッジが宝石を繋いだネックレスのように見渡せる。花京院は承太郎を後ろから抱きしめる。
「毎年この日になると、典明と初めて結ばれた瞬間を思い出す。もう7年になるのに都市を王ごとに鮮明に思い出す。」「僕たちは男同士だけど、こんなに長く続けられるのは、初めて会ったときの気持ちを忘れてないからだよ。僕も毎年この日になると承太郎への愛しさがますます強くなるんだ。」「この気持ちをいつまでも忘れない限り、俺たちはずっと一緒にいられる。」ベッドの上、二人はキスを交わした。「…んっ、うぅ…」啄ばむようなキスと舌を絡ます濃厚なキスを繰り返すうち、ワインのように濃厚な官能が二人を包み込む。キスを繰り返しながらお互いのバスローブを脱がせあう。
「愛してる、承太郎…僕だけのものだ…」「俺は、典明なしでは生きられない…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、石榴色の乳首を口に含み吸った。「…ぁっ、ああぅ…やぁっ…ぁ…あ…」「感じ方も、7年前のままだ…」舌で転がし歯でつつく度、承太郎の口元から官能の吐息が漏れる。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと舌と指を這わせた。承太郎の体の隅々まで知り尽くした愛撫は、甘美で濃厚な官能を与え、上気した肌は薔薇色に染まる。愛撫一つ一つに身を捩じらせる承太郎がたまらなく愛しい。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、熟れて甘く蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「…承太郎の、美味しい…」「…ぁっ、やぁっ…はぁっ…はぁっ…のり、ぁき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が趣旨を転がすたび承太郎の体は快感に蔓薔薇のようにしなる。
「…ぁ、のり、ぁき…もう、で、出そうだ…」承太郎は花京院の口腔に白ワインのように甘美な果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ、んぐっ…んぅ、典明の、甘い…」「承…たろぅ…すごく、ぃぃよ…」花京院はフェラチオの快感に身を任せながら承太郎の頭を愛情をこめて撫でた。
「…ぁ、じょう…たろう、僕も、で、出そう…」花京院は承太郎の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のルームランプが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たえさせると足を持ち上げた。シクラメン色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、相変わらず綺麗だよ…」花京院は白くすべすべしたお尻に頬ずりしたあと、割れ目を開き、蕾に口付け花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のがほしい…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ぅ、うっ…ぁ…はぁ…はぁっ…のり、あき、もっと…奥に…」「じょう…たろぅ…すごく、ぃいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。快感が突き上げるたびに二人のこれまでの思い出が蘇る。日常の些細な出来事から、二人で趣向を凝らしてプレゼントを贈りあった誕生日、計画を立てあった旅行、それらの思い出は一つ一つ心に刻まれている。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。
「…ぁ、典…ぁき、もう、ぃ、イキそうだ…がまんできない、ぅ、ぉぉぉぉ…」「じょう…太郎、僕も、二人で、ィ、イこう…ぁ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕して頭を撫でていた。「来年の8周年も二人で迎えようね。」「来年も再来年も二人で過ごしていこう。明日からの8年目は、ゆっくり観光しよう。」「そうだね、明日お天気になるといいね。」二人は来年の今頃も一緒にすごすことを約束するキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
もう俺たちを分かれさせるものはいない。
冴え渡る満月も二人を見守っていた。

コメント:始めたばかりのころは1年も続けば持ったほうだと思ってたサイトも、気がつけば7周年を迎えました。ただ、これが最後の更新になります。理由はあとで公開します。

年末年始

2007-01-04 09:34:02 | 男塾赤x桃
桃と赤石は今年の年末年始を宮崎で過ごすことにした。二人で過ごす温泉旅行と年末年始を前から楽しみにしていた。
午前中に宮崎シーガイアにあるシェラトンについた二人は、ホテルの敷地内を散策した。小春日和の穏やかな日差しの下、広い庭の散策もリフレッシュになった。近くにある猫雑貨専門店で赤石はキーホルダーを、桃はコインケースをそれぞれ買った。
近くにある隠れ家的な洋食屋で昼食を取ったあと、ホテルに戻った二人は露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が一年の疲れを癒してくれる。
「どうだ、いい温泉だろう。」「今回は先輩が予約してくれたんですよね。すごくいいホテルを押さえましたね。ここってすごく競争率高いんじゃ…」「まあ、取れればラッキーと思ってたからな。旅行の間中観光の予定を入れるのもいいが、1日はこうしてのんびり過ごすのもいいだろう。」「昼からの温泉は、一年のいい締めくくりになりますね。」お湯の中、二人は身を寄せ合った。南国の冬の太陽が穏やかに降り注ぐ。
サウナで汗を流し、洗い場で体を洗い、大浴場に浸かった後、満足した二人は大浴場を後にした。郷土料理のレストランで地鶏の焼き物やカツオのお作り、クラゲの酢の物など、郷土料理の夕食を食べた後、部屋に戻った二人は途中で買ってきた焼酎を酌み交わしながら夜景を楽しんだ。窓からは夜の日向灘が見渡せる。
「先輩、今年も1年お疲れ様です。」「おう、お互いお疲れ様だ。」「綺麗な夜景ですね。」「桃、お前のほうが綺麗だ…」赤石は焼酎を一口口に含むと、桃の口腔に口移しで流し込んだ。「んっ…うぅ…」舌を絡ませるたびにキスの甘みと焼酎の酔いが混ざり合い、官能の世界に引き込む。
赤石は桃をベッドに抱え込むと、再びキスを繰り返しながら桃の浴衣の帯を解いた。「焼酎のあとはお前を味わいたい…」「つまみの変わりに俺を味わって…」赤石は桃の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、万年青の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁあっ…やぁっ…はぁっ…せん、ぱい…」「桃、相変わらず感じやすい体だ…その声をもっと聞かせてくれ…」舌で転がし歯でつつくたび桃の体はびくんと波打つ。
赤石は桃の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。松の枝のように無骨な指と厚い舌が織り成す愛撫は水引のように繊細で桃の体と心を甘く熱く蕩けさせる。浴衣をはだけさせ快楽に身を捩じらせる桃の姿は風に舞う天女を思わせた。
「ここだってもうこんなだぞ…」赤石は桃の足を開かせると熟れて蜜に濡れ、てらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。
「桃の、口の中でヒクヒクしてるぜ…」「…ぁ、ああっ…先…ぱぃ…はぁっ…やぁっ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに桃の口元から快楽の吐息が漏れる。
「せん…輩、俺も…」桃はフェラチオしてもらいながら赤石の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実を貪りあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「せん…ぱい、で、出そうっす…ぅ…」「も…も、俺も、で、出そうだ…」二人はお互いの口腔に焼酎のように甘美な果汁を流し込んだ。
「先輩の、美味しいっす…」「桃、お前のもな…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。ベッド脇のランプが上気し、紅梅色に染まった肌を美しくも妖しく彩る。
赤石は桃に獣のポーズを取らせると浴衣の裾を捲りあげた。鏡餅を思わせる白いお尻があらわになる。「先輩、恥ずかしいっす…」「相変わらず可愛い尻をしてる…」赤石は桃のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、南天の実を思わせる蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたび溢れ出る蜜が太ももを伝いシーツにしみこむ。
「お願いっす、先輩のが欲しい…」「ちょうどいい時間だ、そろそろ入るぞ…」赤石は桃の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。同時に除夜の鐘の最初の一鐘が鳴り響いた。「あけましておめでとう、桃。お前の中で新年を迎えたかった…」「あけましておめでとうございます、先輩、ああ…先輩が俺の中で…」「桃、動かすぞ…」二人は除夜の鐘に合わせるように腰を動かし快感を求め合った。「…ぁあ…せ、せんぱい…すごく、いいっす…はぁっ…ぁっ…いいっ…」「も…も、お前の、なか、よく、しまるぜ…」二人の喘ぎ声と除夜の鐘の音が混ざり合い、美しいハーモニーを奏でる。赤石は桃を貫きながら耳たぶに歯を立て更なる快感を与える。
「ぅ…せん、ぱい…俺、もう…イキそうっす…我慢できない…っ、ぉぉぉぉ…」「桃…俺もだ、二人で、イク…か…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。同時に2007年最初のキスを交わした。除夜の鐘が鳴り響く。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。赤石は桃に腕枕して頭を撫でていた。「新年はお前の中で迎えたかった。」「俺も、先輩を入れたまま新年を迎えられて幸せっす。」二人はもう一度キスを交わした。
「少し汗をかいたな。もう一度風呂に入りにいくか。」「露天風呂、一晩中やってるっすね。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
月の舌の露天風呂は太陽の下とはまた違う趣を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。「明日は観光をかねて初詣だな。」「明日が楽しみっす。」二人は2007年の月に見守られてキスを交わした。

「改めてあけましておめでとう。桃。」「改めて、あけましておめでとうございます。先輩。」翌朝、昇ったばかりの朝日で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。二人は眠気覚ましに麻風呂に浸かった。お湯に浸かるうちに自然と眠気が覚めてくる。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、売店で赤石は焼酎とカツオの佃煮、桃は鶏蕎麦と日向夏のゼリーをお土産に買った。
一度宮崎空港に行き、レンタカーを借りると、ドライブを兼ねた観光に繰り出した。お昼ごろ、青島についた二人は青島神社を参拝した。二人は本殿に手を合わせ、いつまでも一緒にいられることを祈り、周りの波が作り出した壮大な風景を楽しんだ。ちょうど元日、周りには晴れ着姿の初詣客や観光客で賑わっていた。
そのあと二人はサンメッセ日南に行き、海の守り神として聳え立つモアイ像の写真を取り、丘からの眺めを楽しんだ。丘からは日向灘が一望できる。
「素晴らしい景色っすね。」「桃、お前の方が美しい。」日向灘に見守られ、二人はキスを交わした。
そのあと鵜戸神社を参拝した。階段の上り下りを繰り返し、やっとの思いで本殿に出た。二人は洞窟の中の本殿に手を合わせ、いつまでも一緒にいられることを祈りながら運玉を投げた。
一通りの観光を終えた二人は、宮崎空港に車を走らせた。周りにはまだ葉をつけていないが杉林が古代の神の国らしい雰囲気を醸し出している。「どうだ、初めての宮崎旅行は、楽しかったか?」「最高に楽しかったっす。食べ物は美味しいし、温泉にも浸かれたし。古代の神々と触れ合えたし。おかげで今年もいい一年になりそうだ。でももうすぐこの南国ともお別れだと思うと寂しいっす。」「また行けばいい。また行くとしたら同じホテルに泊ってもいいし、もっと南に足を伸ばしてもいいだろう。」「高千穂も素晴らしいそうだ。また行きたいっす。」二人はまた行く事を約束するように手を握り合った。
空港についたのは夕方ごろ。搭乗手続きを終え、帰りの飛行機に乗った。飛行機が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさがよぎる。
「また二人で旅行に行きたいっす。」「国内、海外問わず旅行して、二人で思い出を作っていこう。修行の合間のご褒美だ。」
薄暗い機内で、二人は今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた飛行機は、東京へと向かって行った。

コメント:去年行ってきた宮崎旅行を思い出しながら書きました。だいぶたってもいい思い出です。




元日

2007-01-04 09:33:18 | 男塾伊達x獅子
「改めて、明けましておめでとう。承太郎。」「改めて、明けましておめでとう。典明。」まだ暗いうちに目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。
二人は眠気覚ましに露天風呂に浸かった。空はまだ暗く、西の空には明けの明星が輝いていた。お湯に浸かるうちに自然と目が覚めてくる。
「今年も温泉で幕を明ける年になったな。」「そうだね、温泉で始まるとその年は必ずいい年になるんだよ。」「今年も幸せな年にしていこう。」二人は身を寄せ合いお湯に浸かった。
やがて東の空が白み始めたとき
「そうだ、承太郎、せっかくだから…」花京院は承太郎の頬を手に取り、唇を重ねた。「んっ…ぅう…」舌が口腔内に進入し、葉の裏まで舐め取る。唇を重ねると蜜の糸が銀色に輝いた。
「典明、こんなところじゃ…」「大丈夫だよ。夕べは殆どの泊り客は宴会していて、この時間はまだ起きてこないし、ゆっくり楽しめるよ。」露天風呂での愛の行為は初めてではない。むしろ何度も経験はあるが、見られるかもしれないという危険を伴う。もし見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に、官能を与えた。
花京院は承太郎を膝に乗せるように後ろから抱き上げると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、万年青の実を思わせる乳首をつまんで転がした。
「…うぅ…んっ…ああぅ…はぁ…ぁぁう、のり…あき…」「もう硬くなってるよ、新年から感じやすいね…」指先がときに軽くつねり、軽く爪を立てるたび、承太郎の体はびくんとはねる。
花京院は片手で承太郎の乳首を片方ずつ愛撫しながら、もう片手を脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと這わせ、熟れ始めた果実を握ってしごき始めた。水引のように繊細な舌と指が、承太郎の肌を淫らに踊るたび、承太郎はお湯を波打たせて快感をあらわす。愛撫の快感と温泉の熱で承太郎の肌は紅梅色に色づく。
「のり…あき、もう、出そうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが、花京院は直前で愛撫の手を止めてしまう。
「だめだよ、自分だけ気持ちよくなったら…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足の間に顔を埋め、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ…んぐっ、典明の、甘い…」「承…たろぅ…ぅ、うますぎる…」花京院は舌を動かす承太郎の頭を撫でながら、快感にうっとりと身を任せた。
「…あ、じょう…太郎、僕も、で、出そう…ぁ…」花京院は承太郎の口腔にお屠蘇のように甘い果汁を流し込んだ。
「典明の、甘い…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。空が次第に明るくなる。
花京院は承太郎を再び後ろから膝に乗せるように抱きかかえてお湯に浸かると、お尻の割れ目を開き、息づく蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたび溢れ出る蜜がお湯に溶け出す。
「お願いだ、典明のが欲しい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。同時に地平線から、2007年最初の太陽が頭を出した。空が明るい金色に彩られる。
「クウっ…ぅ、ぅう、あ、ああぅ…はぁ…のり、ぁき…」「じょう…たろぅ…そんなに、強く締めたら、ちぎれ、そう…」二人はお湯を波打たせながら腰を動かし快感を求め合った。腰の動きに合わせるように太陽が昇り、新年の日差しで周りを彩る。花京院は承太郎を貫きながら耳朶に軽く歯を立て、更なる快感を与える。
「のり、明…もう、ぃ、イキそうだ…」「承、太郎…まだ、イったら、だめだよ…僕が、先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を迸らせた。同時に太陽が完全にその姿を現した。
承太郎は懸命にイキそうなのを堪えていた。「まだイってないね…」「まだ何とか持ってる、でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。柔らかく温かな口腔の快感に耐え切れず、承太郎は大量の果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「おかげでお湯を汚さずに済んだぜ。」「汚したらバチがあたるよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に口付けた。
オルガズムのあと、二人はお湯に浸かったまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照りの残る肌にお湯が心地よい。「おかげで今年もいい一年になりそうだ。」「今年もお互い、幸せな年にしようね。」昇ったばかりの太陽に見守られ、二人は今年もお互い幸せな年になることを祈るキスを交わした。

身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、バスに乗り、出雲大社に初詣に向かった。
出雲大社についた二人は壮大な社に作法道理に手を合わせ、縁結びの神である大国主命に二人が縁あって出会ったことに感謝し、いつまでも一緒にいられることを祈った。お天気もよく、境内には晴れ着姿の初詣客や観光客で賑わっていた。絵馬を奉納し、宝物殿を見学し、神楽を楽しんだ後、出雲大社を後にした。
総合案内所でレンタサイクルを借りると島根ワイナリーに行った。小春日和の穏やかな日差しの下、風を感じながら走るのは楽しい。ついたのは丁度お昼ごろ、ワイナリー内にあるバーベキューレストランで島根牛のバーベキューを食べ、ワインつくりの過程を見学したあと、物販コーナーで島根ワインをお土産に買った。
再び自転車に乗ると、日本の渚100選に選ばれた伊佐の浜を散策した。浜辺からは日本海が見渡せる。白い砂浜を歩くと、海からの風が心地よい。観光客や地元の人が同じように散策を楽しんでいた。「美しい海だな。心まで穏やかになる。」「承太郎のほうが綺麗だよ。」波も穏やかな日本海とウミネコに見守られ、二人はキスを交わした。
3時ごろ、案内所に自転車を返して、一畑電鉄で出雲市駅に向かった。車窓からはのどかな田園風景が広がる。「今回の出雲旅行も楽しいものになったな。」「温泉にも入れたし、出雲大社に初詣もできたね。今年もまた1年いい年になりそうだね。でももうすぐこの神代の国ともお別れだと思うと寂しいね。」「またいけばいい。次にここにくるときは、今回行かなかったところに行ってみてもいいだろう。」「そうだね。また一緒にいこうね。」二人は次に来ることを約束するように手を握り合った。
出雲市駅から在来線に乗り岡山まで出た二人は、岡山から帰りの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさを感じる。
「今回の旅行も楽しかったぜ、また二人で旅行しよう。」「国内、海外問わず旅行して思い出をまた作っていこうね」
車内で今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:去年の暮れに書いたレポートの続きです。出雲は何度行ってももすばらしいところです。



お知らせ

2006-12-28 19:45:37 | 初めて読む方へ
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
さて、私は明日から3日までバリ島に旅行に行きます。そのため、書き込みへのレスは3日の昼から夕方以降になるとご了承くださいませ。
では、いってきます。よいお年を。

年末年始

2006-12-28 19:43:29 | ジョジョの奇妙な冒険
承太郎と花京院は今年の年末年始を出雲で過ごすことにした。1年を締めくくる温泉旅行を二人は前から楽しみにしていた。
岡山から在来線に乗り、松江に出た二人は出雲蕎麦で少しはやめの年越し蕎麦を食べた後、バスに乗り八重垣神社を参拝した。受付で紙をもらい、境内にある池に浮かべ、お賽銭を乗せる。紙が沈んだ瞬間手を合わせ、二人がいつまでも一緒にいらることを祈った。
3時ごろに玉造温泉に着いた二人は、予約を入れた旅館にチェックインを済ませ、部屋でお茶を飲んで一休みした後、早速露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が一年の疲れを癒してくれる。
「今年も温泉で始まり温泉で終わる年になったな。」「おかげで今年も無事に終わりそうだね。玉造温泉は僕たちにとって一番最初の、本格的な温泉旅行だったね。」「ここは旅の原点みたいなものだな。」「ここにくるとき、前来たときはなかったお店も1.2件立ってたね。」「まあ、有名な温泉地だ。新しいお店ぐらいは立つだろう。それでも古代の神のお膝元という地元の意識は変わってないだろう。」「いいところはいつまでも残しておきたいね。」二人は身を寄せ合いお湯に浸かった。周りの冬枯れの木々が、冬の風情を出していた。
洗い場で体を洗い、ジャグジーで体をほぐした後、満足した二人はお風呂の後、浴衣姿で冬の温泉街の散策を楽しんだ。周辺には同じような旅館が立ち並び、温泉街らしい風情をかもし出していた。真ん中を流れる川のせせらぎの音に癒される。可愛らしいつくりのカフェでお茶を飲んで一休みし、瑪瑙の専門店でおそろいの携帯ストラップを買い、川で足湯して夕方ごろに旅館に戻った。
部屋に戻ると仲居が夕食の用意をしてくれた。丁度お腹のすいた二人は海の幸、湖の幸、山の幸を贅沢に使った料理を楽しんだ。夕食の後、腹ごなしに物販コーナーで土地の地酒や出雲蕎麦、シジミの佃煮、あごの焼きなどをお土産に買った。
部屋に戻るとすでに布団が敷いてあった。明かりを消し、枕もとの行灯をともすと、布団の上で二人はキスを交わした。舌を絡ませ、吸いあい情感を高める。キスを交わしながらお互いの浴衣の帯を解く。
「今年も承太郎が傍にいたおかげで、楽しい1年になったよ。」「俺も典明が一緒に過ごせた子の1年、楽しかったぜ…」「来年も楽しい1年にしようね。」花京院は承太郎の耳朶、首筋に舌と指を這わせると、南天の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ぁ…ぁぅう…はぁ…典…ぁき…」「もう硬くなってるよ…感じやすさも相変わらずだね…」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の体はびくんと波打つ。花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと舌と指を這わせた。浴衣をはだけさせ、絹のように柔らかな舌と指が織り成す愛撫の快感に身を捩じらせる承太郎の姿は、風に舞う天女を思わせた。温泉旅館という日常からかけ離れた雰囲気と、体に残る温泉の熱が二人をより官能にいざなう。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせ浴衣の裾を捲り上げると、甘く熟れ、密に潤う果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい…」「ァ…ぁう、ん、んゥ…のり、明…やぁっ…」舌が先の割れ目からくびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、承太郎は快感に身を躍らせる。「典明、俺も…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、熟れた果実を口に含んだ。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実を口に含んだ。しゃぶる音が部屋に響く。
「のり、ぁき…もう、で、出そうだ…ぅ…」「じょう…太郎、僕も、で、でそう…ぁ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に地酒のように甘い果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「典明のも、美味しい…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。行灯の明かりが、上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たえると、足を持ち上げた。寒椿色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、いつも綺麗だよ…」花京院は鏡餅を思わせる承太郎のお尻に頬ずりし、スベスベした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜を舐めとる。
「お願いだ、典明のが欲しい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウぅ…ぅ、んぅっ…あ、ああぅ…はぁ…のり、ぁきの、おくまで…」「承…たろぅ…よくしまって、すごく、ぃぃよ…」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。腰を動かすたびに時間も新年へと近づく。花京院は承太郎を貫きながら、顔中にキスの雨を降らせた。
「のり、あき…もう、だ、だめだ…ィ、イキそうだ…ぅ、ぉぉぉぉ…」「承…太郎、僕も、二人で、ぃこう…ぁ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムのあと、二人は布団の中で抱き合い、余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕して、頭を撫でていた。「おかげで最高の2006年の締めくくりになったな。」「あと少しでくる来年も、こんな風に幸せに過ごそうね。」「少し汗をかいたな。新年の前にもう一度露天風呂に入りに行くか。」「そうだね、この露天風呂は一晩中やってるよ。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
満月の下の露天風呂は昼間とはまた違う趣を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。同時に遠くから聞こえる除夜の鐘が2007年の幕を明けた。
「明けましておめでとう、承太郎。」「明けましておめでとう。典明。」お湯の中で二人は2007年最初のキスを交わした。
部屋に戻ると、二人は抱き合って布団に横たわった。
「明日は朝風呂に入って、旅館を出たら出雲大社に初詣だね。」「明日が楽しみだ。」二人は明日の観光も楽しいものにすることを約束するキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
除夜の鐘は静かに、力強く鳴り響き、2007年を告げた。
コメント:今年のGWに行ってきた玉造温泉のレポートです。5月に赤x桃で書いたものを大晦日向けにアレンジしました。


クリスマス・イン・伊勢

2006-12-06 17:46:28 | 男塾伊達x獅子
クリスマス、男塾も冬休みに入ったころ、伊達は獅子丸を連れて鳥羽と伊勢に旅行に言った。二人で過ごすクリスマス旅行を前から楽しみにしていた。
午前中にと場に着いた二人は、鳥羽水族館に行った。様々な海に住む魚やジュゴン、アシカ、ラッコ、カワウソなど海の生き物の鑑賞を楽しみ、ペリカンの餌付けの実演を見学した。海の生き物を目の前にした獅子丸は水族館は久しぶりと子供のようにはしゃいだ。その姿は年相応の少年の笑顔だった。その笑顔が伊達にはたまらなく愛しい。
イタリアンレストランで海鮮パスタの昼食を食べた後、ミキモト真珠島に行き、真珠ができるまでの過程や珍しいアンティークジュエリーの鑑賞を楽しみ、特別展示のシードパールジュエリーの繊細さに目を見張った。
そのあと島にある店舗で買い物を楽しんだ。伊達は真珠のネクタイピンを、獅子丸は真珠の携帯ストラップを買った。クリスマスということもあり、店内はクリスマスプレゼントを選ぶカップルで賑わっていた。その中、二人はどのカップルよりも幸せそうに見えた。
予約した温泉旅館に着いたのは3時過ぎごろ。部屋で荷物を置き、一休みした後早速露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が日ごろの修行の疲れを癒してくれる。
「どうだ、いい温泉だろう。組の若いやつに教えてもらった。」「眺めもいいし気に入ったよ。クリスマスに温泉って伊達さんらしいよ。」「せっかく二人で過ごすイブだ。ありきたりにしたくなかった。100組のカップルがいれば100通りのクリスマスの過ごし方がある、それが俺の持論だ。」「自分の考えを通すのも伊達さんのいいところだよ。」二人は身を寄せ合ってお湯に浸かった。小春日和の穏やかな日差しの中浸かる温泉は最高だった。紅葉も過ぎ、冬枯れした木々も風情を出していた。
洗い場で体を洗い、ジャグジーで体をほぐした後、大浴場を後にした。
部屋に戻り、暫く寛いでいると仲居が夕食を持ってきてくれた。二人は鮑や牡蠣、伊勢海老など伊勢湾で取れた新鮮な海鮮を使った豪華な料理を楽しんだ。
食事の後、二人はロビーで眺めを楽しみながら寛いでいた。窓からは伊勢湾が見渡せる。「そうだ、獅子丸、メリークリスマス。」伊達は綺麗にラッピングされた箱を手渡した。箱からは鷲をモチーフにしたネイティブインディアンのネックレスが出てきた。彩るターコイズが空を飛ぶ鷲を思わせる。
「お前に似合いそうなデザインを選んだ。気に入ってくれたか?」「気に入ったよ、前からほしかったんだ。俺も伊達さんにメリークリスマス。」獅子丸は綺麗にラッピングされた箱を手渡した。箱からは手紙の封を閉じるのに使うシーリングワックスと封印が出てきた。封印には伊達のイニシャルが彫ってある。
「伊達さん、メールよりも手紙を使うことが多いから使えそうなのを選んだんだ。気に入ってくれたかな?」「気に入ったぜ、早速使わせてもらう。」伊達は仕事でもプライベートでもメールより手紙を使うことが多い。そのため、シーリングワックスは使うことが多いが、決して安いものではない。おそらく俺の身になって選んだのだろう。伊達は獅子丸の心遣いがたまらなく愛しかった。
部屋に戻ると布団が敷いてあった。明かりを消し、枕元の行灯を灯すと、布団に横たわりキスを交わした。舌を絡ませ吸い合い情感を高めあう。キスを繰り返しながらお互いの浴衣の帯を解く。
「これからもうひとつのプレゼントをいただくぜ。」「クリスマスケーキの代わりに俺を食べて…」伊達は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクのコンクパールを思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああン…やァ…ん…はァ…」「感じるのか…」「感じる、蕩けそうだ…」舌でつつき、歯でくすぐるたびに獅子丸の体がしなる。
伊達は獅子丸の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。珊瑚のように節くれだった指先と厚い舌が織り成す愛撫はシードパールジュエリーのように繊細で、獅子丸の体と心に甘く熱い快感を与える。
「ここも、もうこんなだぞ…」伊達は獅子丸の足の間に顔を埋めると、甘く熟れ蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「…ァ、やァ…ん、はァ…だて、さん…ァァ…」「ここはもう一人前だな…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび獅子丸は快感に身をよじる。その姿は雪を抱いたクリスマスツリーの枝を思わせた。
「…伊達さん、俺も…」獅子丸は伊達にフェラチオしてもらいながら足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立った果実を口に含み吸った。二人は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実を貪りあった。「…ゥ、伊達、さん…もう、で、出そう…」「しし…丸、俺もだ…ゥ、うっ…」二人はお互いの口腔に蜂蜜のように甘い果汁を流し込んだ。「伊達さんの、美味しい…」「獅子丸、お前のもな…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。行灯の明かりが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
伊達は獅子丸を仰向けに横たえると、足を持ち上げた。ピンクの真珠を思わせる蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず綺麗だ…」伊達は獅子丸のお尻に頬ずりし、スベスベした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、伊達さんのが欲しい…」「そろそろ入るぞ…」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ゥ、ううっ…ァ、ああゥ…はァ…はアッ…だて、さんのが、奥に…」「しし、まる…ゥ、締め付けてるぞ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。二人のあえぎ声がベルの音のように響く。伊達は腰を動かしながら獅子丸の顔中にキスの雨を降らせ、更なる快感を与える。
「…ァ、伊達…さん、もう、い、イキそうだ…ゥ、ァァァァ…」「しし、丸、俺もだ…二人で、イクか…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムの後、二人は布団の中で抱き合い、余韻を味わっていた。お互いの肌の温もりが心地よい。「俺からのもうひとつのプレゼント、気に入ったかな?」「気に入ったぜ、貰ったら汗をかいたな。もう一度風呂に入りにいくか。」「露天風呂は一晩中やってるよ。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
満月に照らされた夜の露天風呂は昼とはまた違う顔を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。
「明日は伊勢と松坂を観光しよう。」「そうだね、明日お天気になるといいね。」真珠のような満月に見守られ、二人は明日の観光をお互い楽しむことを約束するキスを交わした。

「おはよう、獅子丸。」「おはよう、伊達さん。」翌朝、窓から差し込む朝日で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。
二人は眠気覚ましに朝風呂に浸かった。お湯に浸かるうちに眠気も覚めてくる。
朝食、チェックアウトを済ませた後、物販コーナーで土地の地酒、牡蠣の佃煮、アオサ、イカの干物などをお土産に買った。
伊勢に着いた二人は早速伊勢神宮の外宮と内宮を参拝した。クリスマスだが参拝客やツアー客で思ったよりも賑わっていた。二人は古代の天照大神に思いを馳せながら五十鈴川の流れを鑑賞し、後正宮に手を合わせ二人がいつまでも一緒にいられることを祈った。
そのあと二人は松坂に出て、有名な松坂牛のお店で昼食をとった後、松坂路を散策し、松坂城内にある本居宣長記念館を見学した。偉大な国文学者直筆の原稿やリフレッシュに使っていた鈴など貴重な資料は二人の目を楽しませ、鈴屋と呼ばれるかつて住んでいた家を見学しながら当時の生活に思いを馳せた。
長谷川邸を見学し、松坂木綿手織りセンターでペットボトル入れやランチョンマットを買った後、松治朗の舗で名物の蜂蜜も中のアイスをおやつに食べて一休みした。
一通りの観光を済ませた後、駅に向かった。商人の町らしく由緒ありそうなお店が並んでいた。「どうだ、伊勢と鳥羽と松坂は気に入ったか?」「気に入ったぜ、特に伊勢神宮に日本人の魂を感じたよ。でももうすぐこの町ともお別れだと思うと寂しいね。」「またいけばいい、今度行くときは志摩まで脚を伸ばしてもいいだろう。」「そうだね、また一緒に行こうね。」二人はまた行くことを約束しあうように手を握り合った。
松坂から近鉄で名古屋に出た二人は、名古屋から東京行きの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさを感じた。
「また二人で旅行しようね。」「お前がいい子にしてたらまた旅行に連れて行ってやる。国内海外問わず旅行して思い出を作っていこう。」
車内で二人は今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:10月の連休に行ってきた伊勢と鳥羽と松坂旅行のレポートです。何度行ってもすばらしいところなので行ってみることをお勧めします。

クリスマス・イン・伊勢

2006-12-06 17:45:43 | ジョジョの奇妙な冒険
クリスマス、学校も冬休みに入った。
承太郎と花京院は今年のクリスマスを鳥羽と伊勢で過ごすことにした。二人で過ごすクリスマス旅行を前から楽しみにしていた。
午前中に鳥羽に着いた二人は、鳥羽水族館に行った。様々な海に住む魚やジュゴン、アシカ、ラッコ、カワウソなど海の生き物の鑑賞を楽しみ、ペリカンの餌付けの実演を見学した。海の生き物を目の前に二人は子供のようにはしゃいだ。
イタリアンレストランで海鮮パスタの昼食を食べた後、ミキモト真珠島に行き、真珠ができるまでの過程や珍しいアンティークジュエリーの鑑賞を楽しみ、特別展示のシードパールジュエリーの繊細さに目を見張った。
そのあと島にある店舗で買い物を楽しんだ。二人はおそろいの携帯ストラップを、承太郎はホリイにブローチを、花京院は母親にネックレスを買った。クリスマスということもあり、店内はクリスマスプレゼントを選ぶカップルで賑わっていた。その中、二人はどのカップルよりも幸せそうに見えた。
予約した温泉旅館に着いたのは3時過ぎごろ。部屋で荷物を置き、一休みした後早速露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が日ごろの修行の疲れを癒してくれる。
「どうだ、いい温泉だろう。お袋に薦められた。」「浸かってるだけで俗世を忘れられるね。クリスマスの昼間から温泉って贅沢だね。」「一年に何度かは贅沢するのもいいだろう。」「クリスマスというと、多くのカップルはシティホテルのディナーで贅沢を楽しんでるね。」「贅沢の楽しみ方は人それぞれだ。俺たちのやり方で贅沢を楽しもう。」「そうだね、クリスマスの過ごしたかに決まりごとなんてないし。」二人は身を寄せ合い温泉に浸かった。周りを囲む冬枯れした木々が、冷たくも暖かい雰囲気を醸し出してる。
洗い場で体を洗い、ジャグジーで体をほぐした後、満足した二人は大浴場をあとにし、夕食まで部屋で寛いでいた。
夕食の時間になり、仲居が夕食を運んで着てくれた。二人はあわびや牡蠣、伊勢海老など伊勢湾で取れた新鮮な海の幸をふんだんに使った海鮮料理を楽しんだ。
食事の後、満足した二人はロビーで寛いでいた。窓からは夜の伊勢湾が見渡せる。
「承太郎、メリークリスマス。」花京院は承太郎にきれいにラッピングされた箱を手渡した。箱からはベルベットラウンジのオニキスとゴールドを使ったクロスモチーフのネックレスが出てきた。「承太郎に似合いそうなのを選んだんだ。気に入ってもらえたかな?」「気に入ったぜ、前から欲しかった物だ。典明にもメリークリスマス。」承太郎は綺麗にラッピングされた箱を手渡した。箱からは同じブランドで同じクロスモチーフだが、オニキスとシルバーを使ったネックレスが出てきた。
「典明に似合いそうなのを選んだが、またおそろいになったな。」「僕もこのデザインは前から欲しかったんだ。それだけ心が通じ合った証拠だよ。」夜の伊勢湾を目の前に、二人はキスを交わした。
部屋に戻るとすでに布団が敷いてあった。明かりを消し、枕もとの行灯を灯すと布団の上で二人はキスを交わした。啄ばむようなキスと舌を絡ませるキスを繰り返すたびにクリスマスケーキのように甘い官能の世界にいざなう。
「クリスマスプレゼントはもうひとつあるよ…」「クリスマスケーキの代わりに俺を食べてくれ…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクのコンクパールを思わせる乳首を口に含み吸った。
「…ァ、ああゥ…はァ…ああっ…」「もう硬くなってるよ…可愛い…」舌で転がし歯でつつくたび、承太郎の体は珊瑚の枝のようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと愛撫を進めた。海草のように柔らかな舌と指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎は快感に身を捩じらせ、肌はポインセチアのように染まる。はだけて肌に絡みつく浴衣が承太郎をさらに官能的に彩る。
「ここも、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開き、浴衣の裾を空けると、甘く熟れ蜜に潤う果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい…」「あ…んゥっ…はァ…はァっ…のり、あき…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、承太郎の口元から快感の吐息が漏れる。「典…あき、おれも…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、甘く熟れた果実を口に含み吸った。二人は口の周りを蜜で汚しながら、お互いの果実を貪りあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「ゥ…うう、のり、あき…で、でるっ…」「承…たろう、ぼくも、で、出そう…」二人はほぼ同時にお互いの口腔にシャンパンのように果汁を迸らせた。
「承太郎の、美味しい…」「典明のも、美味しい…」二人は果汁と蜜で濡れた唇を重ねあった。行灯の明かりが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
花京院は承太郎を仰向けに横たえると、足を持ち上げた。クリスマスローズを思わせる蕾が露わになる。「アン、恥ずかしい…」「綺麗だよ、承太郎のここ…」花京院は承太郎のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけの蕾に口付け、花弁を1枚1枚舌を這わせた。溢れ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ、典明のが欲しい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、うう…ァ、ああっ…はァ…のり、あき…あつい…」「じょう…たろう、よくしまって、すごく、い、いいよ…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。喘ぎ声が部屋にベルの音のように響く。花京院は承太郎の頬にキスの吹雪を降らせた。
「ああ…のり…明、もう、だ、だめだ…い、イクっ…ゥ、ォォォ…」「承…たろう、僕も、二人で、イこう…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。同時にキスを交わした。
オルガズムの後、二人は布団の中で抱き合い横たわった。花京院は承太郎に腕枕して、頭を撫でていた。「僕からのもうひとつのプレゼント、気に入ったかな?」
「気に入ったぜ、もらったら少し汗をかいたな。もう一度露天風呂に入りにいくか。」「ここの露天風呂は一晩中やってるよ。」二人は浴衣を着なおすと部屋を出た。
満月の下の露天風呂は、日中とはまた違う趣を見せる。二人は抱き合ってお湯に浸かった。火照った肌にやや熱めのお湯が心地よい。
「明日は伊勢神宮を参拝して、その後松坂だな。」「そうだね、明日がお天気になるといいね。」イブの満月に見守られ、二人は明日の観光が楽しくなることを約束するキスを交わした。

「おはよう、承太郎。」「おはよう、典明」翌朝、差し込む火の光で目を覚ました二人は目覚めのキスを交わした。
二人は眠気覚ましに朝風呂に浸かった。浸かるうちに自然と目が覚めてくる。
朝食、身支度、チェックアウトを済ませると、物販コーナーで、牡蠣の佃煮、アオサ、イカの干物、土地の地酒などをお土産に買った。
伊勢に着いた二人は早速伊勢神宮の外宮と内宮を参拝した。クリスマスだが参拝客やツアー客で思ったよりも賑わっていた。二人は古代の天照大神に思いを馳せながら五十鈴川の流れを鑑賞し、後正宮に手を合わせ二人がいつまでも一緒にいられることを祈った。
そのあと二人は松坂に出て、有名な松坂牛のお店で昼食をとった後、松坂路を散策し、松坂城内にある本居宣長記念館を見学した。偉大な国文学者直筆の原稿やリフレッシュに使っていた鈴など貴重な資料は二人の目を楽しませ、鈴屋と呼ばれるかつて住んでいた家を見学しながら当時の生活に思いを馳せた。
長谷川邸を見学し、松坂木綿手織りセンターでペットボトル入れやランチョンマットを買った後、松治朗の舗で名物の蜂蜜も中のアイスをおやつに食べて一休みした。
一通りの観光を済ませた後、駅に向かった。商人の町らしく由緒ありそうなお店が並んでいた。「どうだ、伊勢と鳥羽と松坂は気に入ったか?」「気に入ったよ。何度行っても素晴らしい所だね。でももうすぐこの町ともお別れだと思うと寂しいね。」「またいけばいい、今度行くときはまた志摩まで脚を伸ばしてもいいだろう。」「そうだね、また一緒に行こうね。」二人はまた行くことを約束しあうように手を握り合った。
松坂から近鉄で名古屋に出た二人は、名古屋から東京行きの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさを感じた。
「また二人で旅行しようね。」「国内海外問わず旅行して思い出を作っていこう。」
車内で二人は今回の旅行の思い出を語り合った。
二人を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:10月の連休に行ってきた伊勢と鳥羽と松坂旅行のレポートです。ベルベットラウンジのネックレスは高島屋新宿店で見たときに気に入ったので、ここで浸かってみました。

渓流釣り

2006-11-15 17:54:05 | ジョジョの奇妙な冒険
深まる秋。
承太郎と花京院は学園祭の翌日の代休を利用して、奥多摩で渓流釣りを楽しんだ。といっても渓流の一部に放流された養殖のマスを釣るという、釣竿を握ったことのない人でも手ごろにできるものだった。二人は釣りなどしたことがなかったがそれでも2.3匹のマスを釣り上げた。ウイークデイということもあり割と空いていたのでゆっくりと釣りを楽しめた。まわりには中高年のグループが同じように釣りを楽しんでいた。
二人は釣ったばかりのマスを塩焼きにして食べた。ちょうど奥多摩は紅葉の盛り、モミジや楓、クヌギにブナ、ナナカマドなどが唐紅や山吹色、朽葉色に柿色と色鮮やかに染まり、山を綾錦のように彩っていた。
「こうして綺麗な空気を吸いながら紅葉を見ていると、同じ東京であることを忘れるな。」「都会の釣堀とはまた違う感じがするね。」「釣堀よりも本格的で、それでも手軽に釣りが楽しめるのが気に入ったぜ。」二人は紅葉を楽しみながら滋味溢れるマスを味わった。紅葉を眺めながら味わうマスは格別だった。
昼食の後、二人は川岸を歩きながら上流へと向かった。聞こえるのは川のせせらぎと野鳥の鳴き声だけ。澄んだ秋晴れの空と紅葉が都会の喧騒を忘れさせてくれる。
暫く歩いた後「そうだ承太郎、少し一休みしていこう。」花京院は承太郎の頬を手に取り唇を重ねた。「んっ…うぅ…」舌が口腔内に進入し、歯の裏までなめとる。
「典明、こんなところじゃ…」「大丈夫だよ、今日は山もそれほど込んでないし、ゆっくり楽しめるよ。」確かに今日は世間ではウイークデイなのでハイカーもそれほど多くない。しかし、時間のある中高年のハイカーも少なくない。現にさっきもすれ違った。もし見られたら、それでも繰り返される花京院のキスは、承太郎の口腔に僅かに残る空気と理性を吸い取り、官能を与える。
花京院は承太郎をそばにある大きな岩にもたれさせるように立たせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、シャツを口で捲り上げ、ナナカマドの実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああゥ…はァ…はァっ…のり、あき…」「承太郎だってもう固くしてるよ…感じるんだね…」舌で転がし歯が軽くくすぐるたびに、承太郎の体がびくんと薄の穂のようにしなる。
花京院は承太郎の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋と這わせ、ズボンと下着の中に入れ、熟れ始めた果実を揉み解した。羽毛のように柔らかく繊細な舌と指が肌の上を淫らに踊るたび、承太郎の肌は快感に紅葉のように艶やかに染まる。見られるかもしれないというスリルと屋外の開放感が二人を大胆にさせた。
「のり、明…もう、出そうだ…」承太郎は花京院の手の中で達しそうになったが、花京院は直前で愛撫の手を止めてしまう。「だめだよ、自分ばかり気持ちよくなってたら…」「典明、俺も…」承太郎は花京院の足元に跪き、ズボンのジッパーを口で下ろすと、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。
「むぐっ…んぐっ…んゥ…典明の、甘い…」「承…たろう、すごく、う、うまいよ…」花京院は承太郎の頭を撫でながら、うっとりとフェラチオの快感に酔いしれた。「…ァ、承…たろう、僕も、で、でそう…ァ…」花京院は承太郎の口腔に熱く甘い果汁を流し込んだ。「典明の、美味しい…」「承太郎、愛してるよ…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。秋の日差しが上気し、紅葉のように染まった肌を美しくも艶やかに彩る。
花京院は承太郎に再び岩にもたれさせるように立たせると、ズボンと下着を足首まで下ろした。「アン、恥ずかしい…」「承太郎のここ、もう欲しがってるよ…」花京院は承太郎の蕾に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびに溢れ出る蜜が太股を伝い、川岸にしみ込む。「お願いだ、典明のが欲しい…」「そろそろ入れてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「クウっ…ゥっ…うぅ…あ…はァ…ああっ…のり、あき…」「じょう…太郎、よく、しまって、すごく…いいよ…」二人は岩を揺らすほど腰を動かし、快感を求め合った。貫かれ熱くなった体に岩のひやりとした感触が混ざり合い、更なる快感を生み出す。二人のあえぎ声と川のせせらぎ、野鳥の鳴き声が混ざり合い、官能的なハーモニーを奏でる。「…ァ、のり、あき…もう、イ、イキそうだ…」「承…太郎、まだ、イッたらだめだよ…僕が、先に…ァ…」花京院は承太郎の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。秋風がモミジの枝を揺らす。
承太郎は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだイってないね?」「まだなんとかもってる、でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたね、いい子だ…」花京院は承太郎の今にも爆発寸前の果実を口に含んだ。柔らかく暖かな口腔の快感に承太郎は大量の果汁を流し込んだ。
「承太郎の、美味しい…」「おかげで岩を汚さずにすんだぜ…」「自然を汚さないのがハイカーのマナーだよ。これはご褒美だよ。」花京院は承太郎の頬に軽く口付けた。
オルガズムのあと、二人は岩にもたれたまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に秋の空気が心地よい。「毎年のことだけど紅葉を見ていると、今年もあと1ヶ月と少ししかないって思うね。」「つい最近、花見したばかりだと思ったんだが。だが、月日が過ぎるのが短く感じるのはそれだけ充実した日々を送ってる証拠だ。」「僕も、承太郎と恋人同士になってから1年が過ぎるのが早く感じられるけど、1日1日を大切にしてるから短く感じられるんだね。来年も二人で紅葉を見に行こうね。」「奥多摩でも都内の公園でもな。」紅葉と渓流に見守られ、二人は来年の今頃も一緒にすごすことを約束するキスを交わした。
百舌が二人の頭上を横切った。

コメント:恒例になった紅葉ネタです。子供のころ、奥多摩にマス釣りに行ったのを思い出して書きました。

書道

2006-11-08 17:44:20 | 男塾桃x獅子
墨をすり、筆に含ませ、半紙に流れる水のように走らせる。半紙に見事な達筆が書かれる。
桃の趣味のひとつに書道が挙げられる。首相として多忙な日々を送るが、忙しくても書道を楽しむ時間は必ず抑えている。半紙に向かうことは心を平穏にする重要な儀式である。最近では獅子丸にも書道を教えている。

ある日の午後、桃は首相官邸に顔を出した獅子丸に、執務室で書道を教えていた。
「そう、だいぶうまくなったな。」「親父の教え方がうまいからだよ。」「男塾にはまだ書道のカリキュラムはあるのか?」「あるけど、まともに受けたことがないんだ。ほとんどつぶれてるし。」そうだ、戦いに明け暮れる男塾では今も昔も書道に限らず、普通の授業はあってないに等しい。桃が男塾に在籍してたころも、普通の授業を受けたことは数えるほどしかない。しかし、獅子丸はそのような環境においても、俺を超える男になるだろう。現に筆跡も当時の俺と似ている。
「親父、どうしたんだ?さっきから俺の顔を見て。」「なんでもない。ただ、似てきたなと思ってな。」桃は息子の成長を愛しく思えた。
稽古が終わり、獅子丸は道具を片付けていた。
「そうだ、獅子丸。稽古のご褒美だ。」桃は獅子丸のほほを手に取り唇を重ねた。
「んっ…うゥ…」舌を絡ませるたび口腔に残る僅かな理性を吸い取り、官能を与える。「親父、こんなところじゃ…」唇が離れたとき、獅子丸はそれだけいうのが精一杯だった。「安心しろ、この部屋の周りには誰もいない。ゆっくり楽しめる。」
これまでにも桃と獅子丸は体を交わしたことがあったが、大体がホテルか私邸だった。しかし首相官邸という桃の仕事部屋では初めてだった。いつ秘書や側近が入ってくるかもしれない、もし見られたら、それでも繰り返されるキスに、獅子丸の体は熱く火照り始めた。
桃は獅子丸を机の上に座らせると、耳たぶ、首筋に舌と指を這わせ、制服のボタンをはずすと、まだ使ってない筆でナナカマドの実を思わせる乳首をつついた。
「…あ、あん、やァ…はァ…」「もう硬くなってるぞ…こんなところで感じるとはいけない子だ…いつからこんなにいやらしい子になった…」筆先が乳首をつつくたび獅子丸の体がびくんと波打つ。
桃は獅子丸の乳首を弄んだ後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと筆を走らせた。指や舌とは違う、柔らかな筆が与える快感に、獅子丸の肌は上気し紅葉のように染まり、口元からは甘い吐息が漏れる。首相官邸で淫らな事をしているという意識が親子を大胆にさせた。
「ここだってもうこんなじゃないか…出さないと窮屈そうだ…」桃は獅子丸のズボンをおろし、褌を解くと、熟れて蜜を滴らせた果実にも筆を撫で付けた。
「…ああ、ん、はァ…あァ…お、やじ…」「筆だけでもう濡れてるぞ…これで墨をすったらきっと半紙へのにじみもよくなりそうだ…」筆が先の割れ目、くびれ、縫い目、種子と這い回るたび、獅子丸の体は薄の穂のようにしなる。
「あ…お、やじ…もう、で、でそうだ…」獅子丸は達しそうになったが桃は直前で止めてしまう。「自分だけいい思いしようとしてるな…」「親父、俺も…」獅子丸は桃のズボンのジッパーを口で下ろすと、下着の中から取り出した雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ…うゥ…親父の、大きい…」「しし…丸、う、うまくなったな…」桃はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら獅子丸の頭を撫でた。「…ゥ、しし…丸、俺も、で、でそうだ…」桃は獅子丸の口腔に、甘露のように甘い果汁を流し込んだ。
「親父の、美味しい…」「獅子丸、いい子だ…」親子は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。窓から差し込む秋の日差しが、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸に机に手をつかせる姿勢をとらせた。林檎の剥き身を思わせる瑞々しいお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず可愛い尻をしてる…」桃は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、咲きかけの菊を思わせる蕾に筆を這わせた。花弁の1枚1枚に筆を撫で付ける。
「お願いだ、親父のがほしい…筆じゃもう我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾から筆を抜き、果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、ああゥ…はァ…お、やじ…のが、奥に、あたる…」「しし…まる、よく、締まってるぞ…」親子は机をきしませながら腰を動かし快感を求め合った。桃は獅子丸を貫きながら背筋に筆を走らせ、更なる快感を与える。いつもは静かな執務室に喘ぎ声が響く。「おや…じ、もう、だ、だめだ…イ…イキそうだ…」「しし…まる、まだ、イクな…俺が、先に…ァ…」桃は獅子丸の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。
獅子丸は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだイってないな…」「まだもってる…でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたな、いいこだ…」桃は獅子丸の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。柔らかく暖かな口腔の感触に耐え切れず、獅子丸は大量の果汁を流し込んだ。「お前の、濃いぜ…」「親父の机を汚さずにすんだぜ…」「この部屋も国の予算で作ったからな、これはご褒美だ。」桃は獅子丸の頬に口付けた。
オルガズムのあと、親子は椅子に座ったまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照った肌が触れ合う感触が心地よい。「獅子丸、お前は顔を出すたびに成長してるな。だが、俺と二人のときは息子として甘えてもいいんだぞ。むしろ、甘えた顔も見せてほしい。」「俺はいくつになっても親父の息子だ。」親子はもう一度、余韻を味わうように口付けた。
「もう夕方か。久しぶりなので私邸に泊まっていくか?」「明日は朝帰りか。明日なんていわれるだろう。まあ、いっか。」
窓からは秋の西日が金色のカーテンのように執務室を彩っていた。

コメント:芸術の秋向けの作品を書いてみました。空より高くで、桃が書道をしているのを思い出して書きました。