デジカメ写真のアルバム

アウトドア活動が好きで、高尾山に咲く花から近代的なお台場の街並みまで、素敵なものは何でも写真にしています。

高尾山の草花-3/ 4月

2009-04-24 12:19:38 | 花-桜
高尾山の草花-3/ 4月

高尾山への登山には、色々なル-トがありますが、ル-ト毎にさまざまな草花を見ることが出来ます。高尾山とその近辺では、スミレは約40種(良く見かけるものは15種)咲いていると言われています。その中でタカオスミレは、高尾山にのみ生息している珍しい品種です。葉が霜に当たったように黒ずんでいるのが特徴です。また、エイザンスミレは、一寸変わっていて、紅葉のように先が割れた葉を持っています。私の好きなスミレの一つです。今回は4月中旬に見つけた6種のスミレをご紹介いたします。
それと、あまり見かけないフデリンドウが見つかりましたので、あわせてご紹介いたします。


タカオスミレ



エイザンスミレ




ケタチツボスミレ



タチツボスミレ







ケマルバスミレ



アカネスミレ



ヨゴレネコノメソウ



ヤマネコノメソウ



ミミガタテンナンショウ





ヒトリシズカ





ナツトウダイ



ヤブレガサ


一丁平の山桜が満開でした。そして、沢山のハイカ-達・・・



チゴユリ



シュンラン



キュウリソウ



マルバコンロンソウ



ヤマエンゴサク



カタクリ



ツルカノコソウ







キケマン


ムラサキケマン



カテンソウ



フデリンドウ







       *****   *****   *****

野花がお好きな方々へ・・・
私の知人達が一生懸命、野花の写真を専門に撮っています。興味のある方は、次のサイトでご覧下さい。
        ** 確認したところ、クリックしても動作しないようです。
          申し訳ありませんが、アドレスをコピ-して利用ください。

 http://www.geocities.jp/kng_fujita/ 

 http://island.geocities.jp/okinkohide1116okinko/

 

身延山 久遠寺/ 桜の名所-3

2009-04-22 18:52:44 | 花-桜
身延山 久遠寺の桜

身延山は、1274年(文永11年/鎌倉時代)、当時流行していた疫病・天災から法華経で人々を守ろうとした日蓮上人により、開山されました。その後、信徒の方々の貢献などにより、今では立派な建物が丘の中腹に立ち並んでいます。こんな山奥に建てられた建築物や庭園の豪華さに、宗教の偉大さを感じさせられました。また、大きくて素晴らしい桜にも、感銘を受けました。


身延山の立派な山門です。大勢の参拝客が見上げてから通っていました。


門前市というか、とにかく色々なお店がありました。


男坂・女坂もあるのですが、ほとんどの人は、この直登の急階段(普通の石段の2倍くらいの高さ)を、喘ぎながら登っていました。


そのほとんどが、枝垂桜でした。一見の価値はあります。

















大井川鉄道/ SL列車の旅

2009-04-20 10:47:17 | テーマパーク・行事・場所
大井川鉄道-SL列車の旅

先日、大井川鉄道に乗り、桜花とSL列車を楽しみました。大井川鉄道は、水力発電所建設(明治時代に始まっている)用資材運搬のために建設された鉄道です。路線はJR東海道線の金谷駅を始点/井川駅を終点にしています。また、金谷駅から千頭駅までを「本線」、千頭駅から井川駅までを「南アルプスあぷとライン」と呼びます。本線を走る列車のうち何往復かは(季節により変わる)、SL列車になります。また、あぷとラインは一部区間をあぷと式軌道で運行しています。従って、大井川鉄道の売りは、SL列車・あぷと式列車の体験と、大井川沿いの景観・山奥のダムを観光できることです。

乗車後の感想:
1)C11型蒸気機関車(昭和17年、日本車両製造-57歳)・古い客車(約80歳とのこと)、及び、あぷと式機関車を体験できた事は有意義でした。
2)気がついたら、桜花の写真を撮っていませんでした。また、動いているSL列車の写真を撮る事も出来ませんでした(乗っていれば当たり前ですね)。
3)新幹線と在来線で金谷駅まで行ったせいか、のろのろしたスピ-ドとその揺れ具合に感銘を受けました。


出発駅「金谷」です。


牽引する57歳のC11です。


出発進行!



指定席の車両は、特に古い(80年前のもの?)ものでした。これも、特別サ-ビスの一つ


洗面所は見るだけの骨董品です。


昼食も特別製のSL駅弁です。




窓を開ければ、炭塵と独特な煙の匂いが届きます。





川幅が徐々に狭くなります。


千頭駅で乗り換える南アルプスあぷとラインの列車です。軌道幅はJR在来線と同じですが、車両の幅はかなり狭くなっています。


川幅がますます狭くなり、渓谷になっていきます。






アプトいちしろ駅で、この先の急勾配に備え、アプト式機関車を接続します。


アプト式レ-ルです(線路と線路の間の黒い部分)。


車輪とアプト式レ-ルです。


さあ、アプト式機関車の連結です。


急勾配の坂道を走る列車から見える長島ダムです。






大井川沿線の紹介です。

高遠城址公園/ 桜の名所-2

2009-04-15 10:41:06 | 花-桜
高遠城址公園の桜

伊那市高遠町は、北部に南アルプス、西部に中央アルプスを配した風光明媚な場所にあります。
普段、閑静なこの街も、この時期/4月は大変な騒ぎになります。混雑は朝の新宿駅並みで、特に4月11日(土)は桜満開の情報が伝わったせいもあり、城址公園内と、その周辺は大混雑でした。

高遠の桜(タカトウコヒガンザクラ)の由来:
明治4年の「廃藩置県」で、高遠城は民間に払い下げとなり、城の一部であった馬場に植えられていた桜の苗木は伐採される運命にありました。これを哀れんだ旧藩士達が、これらの桜を城跡に移植し存命させました。明治8年、この城跡は城址公園となり、当時植えられていた桜は、今では樹齢130年を越える老木となっています。
タカトウコヒガンザクラの魅力は、そのピンクの華麗な色にあります。また、城址公園内では、この一種類の桜に統一されているのも、魅力のひとつになっています。


町の一部の状況です。


朝から車が押し寄せ、進入路は身動きが取れません。地元の人々の不便さが、よく分かります。




満杯の駐車場の後には、桜並木と雪をかぶった中央アルプスが見えます。




ヘリコプタ-も朝からブンブンと飛び回っていました。


高遠城址公園のレイアウトです。


丘の上から眺めた城址公園です(ピンクに見えるところ)。


これがタカトウコヒガンザクラです。


























八王子の花-3月/ 片倉城址公園 

2009-04-08 08:53:32 | 花-桜
八王子の花/ 片倉城址公園のカタクリ
    
  ユリ科カタクリ属の多年草

カタクリは一般的に広葉樹林の中に群生しています。3月から4月にかけて、下を向いた薄紫の花を咲かせます。以前は広葉樹林の中では、各地で広く見られましたが、残念ながら現在では、乱獲・盗掘・土地開発などで、ほとんど見ることができなくなりました。葉には独特な縞模様(緑の葉に黒い模様があり、知らない人は、枯れかけた葉と思うようです)があります。 *球根から、片栗粉が作れます。

カタクリが咲く片倉城址は、鎌倉時代の重臣/大江広元を祖にもつ長井氏によって、室町時代に造られたとされています。現在は公園として整備されており、水車小屋・花菖蒲・丘の斜面のカタクリ・桜などが楽しめます。また、彫刻家/北村西望(長崎の平和祈念像で有名)の作品も展示されています。

公園は、京王線/京王片倉駅から歩いて10分程のところにあります。


















*カタクリ以外に咲いていた花

 バイモ




 アミガサタケ




 セントウソウ




 ニリンソウ




 イチリンソウ(まだ花は咲いていませんでした)




 オオイヌノフグリ




 ヒメオドリコソウ




ヤマルリソウ




モミジイチゴ




片倉城址公園の近くにある、素適なレンガ建てのコーヒーハウス”Bricks”