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空飛ぶ車・・・イノベーションの必要性

2009年03月19日 | ビジネス全般


http://autos.goo.ne.jp/news/newcar/article_121962.html

自動車産業が落ち込む中、次なるイノベーションとしては、こういう空飛ぶ車の開発と量産化がいいのかもしれないと思いました。新商品は、従来製品の改善と改良によるその発展性、あるいは付加価値を高めていくことで生まれ、それはとても重要なことだと思いますが、改善と改良の延長線では、空飛ぶ車は絶対に作れないですから。テレポートマシンとかタイムマシンなんてあれば、絶対に買うんだけどね。

結論を言えば、自動車産業にしろ電機産業も然り、次なる戦略の方向性として今までにない概念の新たな商品を生み出して欲しいものです。(口で言うのは簡単ですが、実際作るとなると難しいですよね。ごめんなさい)

結局の所、昨今の閉塞感というのは、本当に欲しいもの(Desire的な潜在欲望商品)があまりにも少なくなって来ているからのような気がします。電車・車・飛行機という乗り物がこの世に登場して以降、これといったものがない中で、今回の空飛ぶ車は、とてもドキドキ感がありますね。とてもGOODなニュースでした。


2月の業績について

2009年03月03日 | ビジネス全般
とうとう2月も終わり、今日は3月3日です。恒例により2月の業績結果を書き留めます。

2月17日の記事投稿
・12月売上 116万円 粗利20万円
・1月売上 140万円 粗利25万円
・2月売上 300万円 粗利37万円・・・2月末目標 売上400万円粗利50万円

2月の結果
・売上高 448万円 粗利61万円
となりました。2月17日に記事投稿で月末到達目標400万円を自分で設定しました。
なんとか400万円を超えることができました。ヤレヤレです。
ただ、2月末~3月月初の受注の手応えが今ひとつ良くないので、3月がとても心配です。そろそろ頭打ちだったらどうしようかな?
失速しちゃうかも

とは言え、今は前進あるのみなので、3月の自分に課す目標設定は、
・3月目標 600万円 粗利80万円
ここまで行ければ、なんとか損益分岐点付近に辿りつたことになりますからね。

それと最近の事業の取り組みとして、販売商品を直接輸入できないか?勉強中です。とりあえず、輸入代行をしてくれる業者さんをみつけたので、今後詳細を詰めて行きたいところですが、L/C決済できるように金融機関と話をしておいて欲しいと頼まれました。
LC決済って何???
どうやら、輸入代金の支払を銀行に保証してもらう信用状の発行のことのようです。Letter of Creditの略で、見知らぬ者同士が貿易取引する場合に、良く利用される方法のようです。輸出業者の代金回収をスムーズに行うため、銀行が輸入業者に代わり支払を立替払いしてくれる仕組みです。

早速銀行に確認すると、口座のある銀行では外為業務をしていないため、違う支店を紹介されましたが、そこの支店では法人営業部と取引がありますか?とのことです。取引実績がないと無理だと言われました。少なくても3期分の決算書が審査対象となりますと説明された。通常の融資審査と同じだというのです。

・・・・ということは輸入するための決済が出来ないということ?

何か他に方法は無いのかと尋ねると、銀行が保証を付ける限度額と同等額を定期預金などで預けてもらえれば、信用保証枠を設けることができますということです。輸入商品代金の決済額が500万円なら、あらかじめ定期預金で500万円を差し入れてくださいという説明です。なんじゃそら~。やっぱり銀行はノーリスクの取引しかしないということか。もちろんLC決済だけが輸入代金の決済方法ではないでしょうが、とても困りました。

また、嫁さんにお金をXX銀行で定期預金にして欲しいと頼むしかないのかな?




富の格差・・・富裕層に課税強化をしては?

2009年02月26日 | Weblog
今日は、今後の景気対策というか、最近考えたことを少し書きます。

最近よく耳にするのが、所得格差の問題です。所得格差が大きくなっていると同時に、当然富の格差も大きくなっていると思います。アメリカでは、2%の人が50%の富を所有すると言われています。さすがに日本ではそこまでの格差は無いと思います。この格差を生み出す原因にはいろんな諸問題があると思いますが、私自身は、自由主義・市場競争原理の肯定派なので、がんばって努力してより大きく成果を上げた人が、より多くの富を受け取ることは否定しません。
むしろ賛成ですね。

ただ、昨今のように消費活動が縮み、経済の循環としてお金が回らないのは大きな問題だと思います。特にリーマンショック以前の富裕層は、主に金融商品への投資により個人資産を運用してきて、経済活動としての消費活動や将来の日本の発展となる事業への投資がかなり少なかったことは、反省すべきことだと思います。

富裕層の人たちは、現在金融商品は怖くて積極的に資産運用が出来ない状況でしょう。それなら、むしろそのお金を消費活動にもっと使って欲しいと思います。
極論ですが、例えば1億円以上の現預金などには、課税をするとか・・・。いくらが妥当な金額かはよくわりませんけどね。
使わないでお金を寝かしておくと、どんどん目減りしてしまうような税制はとれないものでしょうか?使わなきゃ損するような仕組みがいいですね。

能力の高い人が、より多くの富を手にすることは構いませんが、それを使わないで貯蓄をしてしまうと、経済活動から生み出される富が、富裕層にどんどん蓄積されるばかりで、正常な経済活動に支障が起きると思います。富める者は、その収入や財産に合わせて、お金を使う責任というか役割みたいなものが社会的にはあるように思いますが?こんな考えおかしいでしょうか?

それに年金だって、1億円の現金を持っている人だって、歳がくれば当たり前に年金をもらう訳で、そういうのってやっぱりなんだかおかしいと思います。年金はもらうのが当たり前じゃなくて、高齢により働けなくなったとき、その生活基盤の最低のところの生きるための生活補助の役割として、言わばセイフティーネットとしての役割であるべきだと思います。

私の知っている高齢の人も、個人資産が数億円ある人で、夫婦で毎月20万円近くの年金をもらっていますからね。なんか変だな~と思います。土地や建物など固定資産には固定資産税がかかりますが、現預金など流動資産にも課税をしてはどうでしょうかね。課税対象額の査定が難しくてやっぱ無理だろうけど、是非頭のいい人が考えて欲しいと思います。




企業経営における付加価値とは・・・

2009年02月21日 | ビジネス全般
昨日の研修(勉強会)で、改めて付加価値について考えさせられました。企業経営において、良く「付加価値を高める」なんて言い方をしますが、これが企業を顧客から遠ざけている最大の問題点です。特に現在のように低価格志向が強まり、価格に敏感になっている消費者視点からすればなおさらです。

企業経営における付加価値の考え方がおかしいのは、
例えば、60円で仕入れたりんごを100円で販売しているとします。この時の付加価値は40円になります。(100円-60円の利益)すなわち、何らかの形で購入者に40円の価値をそのお店は提供していることになります。

これを120円で販売すると、上述の100円で販売をしたときと比べると、お店の付加価値収入は20円増加して60円となります。これでそのお店は、より多くの利益を手にしますが、購入者は高く購入しているので、20円を損したことになります。これが顧客離れを起こす最大の理由なのです。

逆に80円で販売するとお店にとっての付加価値は20円減少しますが、購入者は20円得するので、購入者が受け取る付加価値は、100円の時と比べて20円増加して60円の価値(40円+20円)となる訳です。だから、より多くりんごが売れる訳です。だってお客様が得しているのですからね。

ここで何が言いたいかというと、付加価値は企業が受け取るものではなくお客様が受け取るものであるということです。お客様にとっての価値をいかに最大化していくかが大切だということです。この価値は、付加されたものを含めたお客様にとっての購入商品の全体の価値の大きさをいうのであり、企業サイドの見方で付加価値を高めることをしてはいけないということなのです。

だから、高付加価値戦略と言えば、色んな創意工夫をして商品の価値を高めるのも、本当にそれによって価値が提供されれば、それはそれで正解なのですが、低価格で商品を提供できるようにすることも、実はお客様にとってより価値がある購入となるので、高付加価値戦略と言えます。(正しくは高価値戦略というべきでしょうけど)
お客様が購入する自社製品の価値が、他社の同等製品より価値があるかどうかということが肝要だということです。

そんな視点で改めて商品の価格設定を見直してみたいと思いました。
とても勉強になった勉強会でした。

中川大臣の泥酔の訳とその真相

2009年02月21日 | Weblog
中川昭一財務・金融担当相の辞任してしまい、すでに遅しではありますが、昨日経営者の勉強会の講師先生から聞いた話しを書きます。情報源がどこなのかわかりませんけど、ある意味泥酔を擁護できたのではないかと思います。

11月に日本政府はIMFに対して10兆円を拠出することをG20で麻生首相が発言し、問題の中川大臣の酔っ払い会見の前日に、IMFへ10兆円を拠出する正式調印が行われました。この未曾有の世界的な危機と言われる中で、日本政府は10兆円を寄付したのです。当然、大絶賛を受け、中川大臣に対して最高級の歓待の嵐となる訳です。当然、観光などのおもてなしもそこに含まれるのですが。

日本人は、IMFに10兆円を貸し付けたと思っていますが、これは建前上の話で、実質的にはもう返ってこないお金なのです。それをIMFはじめ各国の金融財務担当者はわかっているので、絶賛された訳ですね。

そして翌日のG7財務担当大臣の会議の昼食時にも歓待を受けることになります。日頃あまりお酒を口にしない中川大臣だけに、相当に酔いが回ってしまったことでしょう。当然記者たちもそれを知っていますが、今回の主役の中川大臣のオフィシャルのコメントが取れないので、会見の場を設けてもらった。かなり酔っているので、おそらく会見は断っていたと思いますが、記者たちも大臣が酔っているのを知っていながらも、会見を懇願したということです。外国人記者たちに悪意はなかったが、なぜか日本国内では、その映像カットが大きく取り上げられ、醜態をさらしたと非難の的になってしまったというわけです。

そういう背景、経緯を辿った今回の酔っ払い会見なだけに、もう少し擁護する発言があっても良かったと思いますが、上述の10兆円拠出を絶賛されたことについて、なにかを勘ぐられ追求が及ぶと政府としても困るので、中川大臣個人の責任問題として辞任という解決策を選んでしまったようです。

先日もヒラリー国務大臣が最初に日本に来日しました。これも10兆円の御礼に礼儀を尽くした訳ですね。さらに月末には麻生首相が外国首脳としては初めてホワイトハウスに招かれ、オバマ大統領と会見を持つことになりました。あのオバマ大統領と会う最初の外国首脳が、なんで日本の総理大臣なのでしょうか?これも10兆円の御礼の演出というのが真相のようです。

さらに麻生首相が招かれる理由には、もちろん10兆円の御礼だけではありません。米国の金融景気対策の80兆円の財源として、米国国債の引き受け先として最有望なのが日本だからです。おそらくこれも10兆円ぐらいは引き受けざる得なくなるでしょうね。

国民の1人として、一番納得できないのが、2兆円の定額給付金については議論があっても、直接今年度予算と関係のないIMFへの拠出や国債購入の是非について、オープンに議論がされないことです。

中川大臣はとても優秀であると聞いているだけに、大臣辞任は日本にとって大きなマイナスになると思います。なんと言っても、一番腹立たしいのが、野党やマスコミの批判が、中川大臣を辞任に追い込み、日本国民に大きな不利益を結果としてもたらしていることです。自民党には不満はあるけど、民主党には政権を任せられないと改めて感じた一日でした。