びりじあん

自分用メモに。
いろんなとこからの情報をそのままコピペしてたりするので、転載だめだよーとかあったらご一報ください。

部下を育てる質問。「why」ではなく「what」「how」

2009-09-17 16:13:43 | My Favorite
以下 All About からの引用

■「なに」と「どのように」に置き換える

 「なぜ」の代わりに「なに」「どのように」を使うことで、相手に客観的に事実を捉えさせ、原因や理由を考えさせることができます。たとえば、「なぜ」は次のように言い換えることができます。

・「なぜできなかったんだ」
  「できなかった原因は何だろうか?」(「なに」の活用)
  「次はどんなふうにやろうと思っている?」(「どのように」の活用)

・「なぜやらないんだ」
  「何が障害になっている?」(「なに」の活用)
  「どんなふうにするとやりやすいかな?」(「どのように」の活用)

・「なぜ売り上げが上がらないんだ」
  「売り上げが上がらない原因はなんだろうか?」
  「売り上げを上げるために他に何が必要だろうか?」(「なに」の活用)
  「売り上げを上げるためにどのようにするといいだろうか?」
  「売り上げを上げている人は、どのようにしているのだろうか?」(「どのように」の活用)

・「なぜ目標達成できなかったんだと思う?」
  「目標達成に向けて、今回の体験からなにを学びましたか?」(「なに」の活用)
  「どうやったらうまく目標達成できただろうか?」(「どのように」の活用)

 このように「なに(What)」や「どのように(How)」を上手く使うことで、相手を反省や自己防御といった「止まった状態」から、原因を明らかにしたり次に進める方法を考えるという「動き出す状態」へ導くことができます。

■やる気・成長をあげる質問とは?

 やる気・成長をあげる質問の言葉を置き換える、有効なポイントを紹介しましょう。

・過去に留まらず、未来に目を向ける
 過去を変えることはできません。そのため質問が原因究明など過去に留まってしまうと、相手は反省しかできません。「次はどうやってみるか」など、これから行動できる未来にステージを移す質問を加えることで、部下の行動や思考を促進することができます。

・経験を引き出す
 過去を扱う際、かつて経験したことで役に立ったことや失敗から学んだことを具体的にすることで、未来に活かす知恵にすることができます。過去を扱う際には事実の確認に留まらず、そこから相手が学べる環境を用意することで相手のやる気や能力を上げることができます。

・考えさせるのではなく、一緒に考える
 相手だけに考えさせて答えを出させるのは、相手を緊張や萎縮させてしまいます。本人の成長のため実際には上司は口をはさまず本人に考えさせるとしても、一緒に考えるという姿勢を見せることで相手に安心感や信頼感を生ませることができます。

 今後、面談や普段の会話のなかで「なぜ」を使いたくなったら、一度それを飲み込んで、上記のポイントを意識しながら「なに(What)」アプローチを実行してみてください。今まで以上に必要かつ有効な情報を部下から引き出すとともに、部下のやる気をアップさせることもできることでしょう。