さそり猫の無流ブログ。

日常のつれづれを不定期で綴っています。

(ハル)

2012-02-26 10:38:50 | 邦画
 リバイバル上映にて、かなり久しぶりに再鑑賞。

 なんといっても、1996年劇場公開されたものですから。

 そして、これは、内容がどうとかいうのではなく(失礼)自分にとって、


 思い出深い作品であります。


 初めて、1人で映画館で見た映画であり、その数ヵ月後、転勤で東京へ。

 その数年後に、上京し、暮らし始め・・・。


 そういえば、シネアミューズがまだ新しくできたばかりのころでした。

 今は、シネコンに成り代わり、ミニシアター自体、大変希少価値の存在ですね。

 この作品は、どちらかと言ったら、ミニシアターが似合いますね。

 それにしても、インターネットなのに、どこか文通のような、丁寧さや、

 内野さん、戸田さんのあまりの若さに驚きますが、

 それ以上に、深津絵里さんって、よい年のとり方をしているんですね。

 いまさらながら、しみじみ、魅力的な女優さんだ、と感じている次第です。

 新作を3月に控えていて、急逝されてしまった森田監督の、幅の広さを感じますね。

 色々なタイプの作品を撮っているのですから。代表作、というのがわからない。

 でも、勝手ながら、自分にとっては、この(ハル)なんですよね。

 東京と盛岡に在住の若い二人、という設定も、なんだか、たまらなく切ないです。

 
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