ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

明日は母の命日、そして長男の誕生日

2006-08-01 23:18:07 | Weblog
8月2日は生涯忘れられない日です。長男ひろ君は25回目の誕生日を迎えます、そして私の母は亡くなってもう21年経ってしまいました。
母はひろ君の誕生日に合わせるように8月2日夜中
12時に息をひきとりました。大好きなバッハの曲を流してあげながら最後は大きく息をフッとはいて安らかに天国に召されました、
母親っ子の私でしたから、母の死は私の人生で一番辛い出来事でした。長男ひろ君は障害があるとわかった時期で、毎晩、ふとんに入っては泣いていました。
あれから21年経って私もだんだん亡くなった母の年に近付いてきました。私も50歳を過ぎ、鏡に写った自分の顔がドキッとするくらい母に似ているのです、まるで母が私に乗り移ったかと思うほど似ているのです。
私は早くして亡くなった父や母の分もしっかり生きなくてはいけないと思うのです、
でも母よりずっとおばあちゃんになって、黄泉の世界て再会しても私はあなたの子供として、うんと甘えたい。母に「私の分までしっかり生きてくれたね]
ってほめてもらえるようにね。
刺繍デザイナーで岐阜の繊維業界の中心的な人だったおかあちゃん。
おかあちゃんが亡くなってから岐阜の繊維業界は活気がなくなってしまいました。
料理の得意だったおかあちゃん。
たまにおかあちゃんがよく作ってくれた散らし寿司を食べたくなります。
季節の花をさりげなく玄関に生けていたおかあちゃん。
横浜に引っ越しした時、お洒落だったおかあちゃんと元町や銀座を一緒に行きたかったとどんなに思ったことか。

今夜はうんとおかあちゃんをしのびたい。あなたの子供に生まれてよかったよ、
ありがとう!