半年がたちました

怪しい人物は誰！？

３月下旬～４月頃、私の外出着。家から出る時の福島県民、みなさんこんな感じ。出勤して入口で同僚と会っても、誰だか分りません！（あなたは誰？）って感じ。退勤時も同じく。すごいスタイルですね～～。

　　　　　　   　  　   　    　　　　

３月１１日の東北大震災から半年。早いですね。私の激動の半年、振り返ってみました。

３月１１日(金)１４時４６分、地震。職場で子供達のサポートをして、夜９時頃帰宅。自宅周辺は停電中。マンションの階段を歩いている途中で明りがつく！自宅内はめちゃくちゃで足の踏み場がない。電気がついてよかった。自宅内危険。

３月１２日(土)自宅台所を片づけ。食器が８割方割れ、床はガラスだらけ。扉が空いている冷蔵庫に近付けず、午後になりようやく扉を閉める。午前中買い出し、ガソリンを限定１０ℓ入れ(よかった、これで新潟へ帰れた)、農協の野菜直売所でおにぎりを買う(他は全く営業なし)。

３月１３日(日)リビング片づけ。マンション貯水槽が空になり、断水。夕方、近くの温泉に日帰り入浴し、水をもらってくる。

３月１４日(月)出勤。職場は休校。１１時頃に会議休憩中、後輩が突然絶叫「原発がまた爆発しました！父からメールです！」ぞ～～っ！！！　　午後は頭の中、真っ白。　心臓、バクバク　自宅で水が出る。

３月１５日（火）欠勤(年休)。自宅にて引きこもり。恐怖！！！これ以降、寒いが窓をあけないようにファンヒーター、換気扇使わず（これ以降、約２ヶ月間締め切り生活）。

３月１６日(水)新潟から「帰っておいで」メール。５日間、母のところに滞在。

３月２０日（日）新潟で充電した食べ物、水、ガソリン満タンにして福島へ帰る。

３月２２日（火）～２５日(金)ガソリン不足につき、同僚と４人で同伴(？)出勤。通勤時間帯なのに道路はがらがら、お店もやってない‥。。。水道水の放射能が問題になり、同僚宅駐車場で新潟の水道水を分けていると「私達、被災者みたいだね。」‥。

３月２６日(土)～２７日(日)磐越道がようやく一般にも開放され、高速で新潟へ。

３月２８日(月)～　ガソリンが入ってきて、自分の車で出勤。その後は普通にお仕事がんばる！

４月は毎週末、友人達と裏磐梯のホテリアアルトに避難。食べ物に関して、放射能汚染の不安‥。一人ひとり考え方が全く違い、放射線医療技師の友人「これくらい全然大丈夫だよ～。」の言葉に半信半疑‥。

５月の連休は姉と魚沼地方へ。　　自宅ベランダや窓ガラスの除染を自分で行う。５月中旬、締め切り生活のためか自宅内でアレルギー症状が出るようになり、窓を開ける。震災の申請手続きいろいろ‥。住宅は大規模半壊。自宅周辺がホットスポットだと、全国ニュースに時々出る！

６・７月は仕事に励む。震災・原発がらみで仕事は多忙。原発、いつ再爆発するか分からず‥。新潟に教員免許証のコピーと現金をキープ。常にガソリン半分以上入れ、現金を持ち歩く毎日。放射線測定器を購入、マンション上階の自宅とベランダは（たぶん）大丈夫な数値。洗濯物をベランダに干す。マンション総会あり、大規模修繕が必要。近くの公園がいくつか、ホットスポットのために立ち入り禁止になる。

８月はちょっとゆったり夏季休暇。

 近所の池にある道路はまだこんな感じ‥。

９月、自宅周辺の公園除染を、ようやく市が始める。

お仕事、頑張っています　　　

　　　                 

こんな感じ。気がついたらもう半年でした。

まだまだ不安な毎日。明日のことは分からない。

１日１日を大切に過ごそう！