”よもだ”の日々

”よもだ”は伊予の方言でええかげんと言うことですが結構真面目です。家のPCは調子が悪く土、日、祭日はお休みしています。

行水や

2006-08-17 15:21:26 | 山歩き
行水や再び汗の細工事

花追いて大汗かくや山の中 獺五六

滑川で汗もかかず楽して撮った
イワタバコの写真がファイルごとなくなってしまった。
リカバリーディスクを使っても回復出来なかった。
よ~く考えると8/14のファイル名を間違えて
8/15にしてしまい、8/15に八巻山にいった後
同じファイル名で上書きしたんだろうという結論に達した。

ボケが来ている、やることがヌケている。
時間があればもう一度撮りにいくのだが
生憎週末は二日とも予定がある。
しようがないので家内のを貰うことにした。

山百合や

2006-07-14 12:29:42 | 山歩き
山百合や水迸る龍の口

葉隠れの群れ咲く谷間あら嬉し 菊三

ハガクレツリフネソウが少しずつ咲き始めた。
谷間の沢では群れて咲いている。
一輪の花も美しいが群れて咲いていると
嬉しくなってくる。
まだ皿ヶ嶺は自然が一杯の花の山でいてくれる。

心持ち恥ずかし気に葉っぱの影に隠れている。

梅雨晴や

2006-07-12 12:27:34 | 山歩き
梅雨晴や蜩鳴いて松の風

梅雨晴や郭公啼いて皿ヶ嶺  菊五六

花の山として有名な皿ヶ嶺だが
昆虫や野鳥も沢山いる。
カッコウの鳴き声は「テッペンカケタカ」
「トッキョキョキャキョク」と聞こえる。
ホトトギス【不如帰】(名)霍公・郭公・時鳥とも
呼ばれる。
野鳥の声を聞き分けることができると
もっと山歩きが楽しくなるだろうな。
双眼鏡も持ち歩いているがなかなか
姿を見つけることが出来ないでいる。

つゆばれや ひぐらしないて まつのかぜ

夜店出シタル

2006-07-11 12:01:07 | 山歩き
氷屋ノ夜店出シタル始メカナ

氷屋ノツイニ出デタル水ノ元 菊五六

ロ-カルな話題であるが皿ヶ嶺の
登山口の一つである水ノ元の流しソーメンのところに
そのための建物が立った。
人の集まるのを当て込んだのか氷屋の
車がついに現れた。
氷屋はあまり山にはそぐわないと思うのだが。
山でもらったアイスは美味しかった。
どうせならボックスを担いで竜神平で
アイスキャンデーを売ってくれればいいな~。

かたばみの花

2006-06-20 12:10:39 | 山歩き
かたばみの花をめぐるや蟻の道

かたばみの花が誘う山の道  菊五六

山に咲く深山カタバミの花は清楚で
美しい。
山野草は山で咲くから美しい。
苦しい思いをして登ってゆく山道に
そっと咲いているのがいいのである。
絶滅危惧種である山野草を大切にして欲しい。
採って帰るのは犯罪であるし、撮影する人も
足元を注意をしなければならないと思う。

深山カタバミの花はすでに使ったので、
写真はガクウツギです。

陽炎や

2006-05-15 12:20:08 | 山歩き
陽炎や石碑倒るゝ草の上

小瓔珞リンゴのような花二つ    菊三

土曜、日曜の一泊二日で西赤石山へ
アケボノツツジを見に行った。
満開のアケボノツツジを堪能して、
ヒカゲツツジ、コヨウラクツツジも見ることが出来た。
もう一つのお目当てだったツガザクラ(栂桜)は
少し時期が早くまだ殆ど蕾だった。
これからは毎年参加したいと思っている。

写真はコヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)。
黄緑色~赤紫色の花が葉の出る前に咲く。
瓔珞とは寺の軒などに吊る飾りのこと。
名前が分からなければリンゴツツジとでも
命名しようかと思った。

別霜

2006-05-08 12:23:14 | 山歩き
茶を摘むや桃散る畑の別霜

谷風を受けて優しき花咲けり 菊三

5月6日に石鎚中腹にある御来光の滝を
観にいった。
生憎の曇り空だったが下山まで降られることもなく
良い滝行きだった。
今回は三回目、新緑の季節のこの滝は初めてである。
アケボノツツジが薄いピンク色に咲いていて疲れた
身体と心を癒してくれる。
GWの最大のイベントはやはり最高だった。

ちゃをつむや ももちるはたの わかれじも

櫻餅

2006-04-28 12:17:54 | 山歩き
櫻餅草餅春も半かな

櫻貝拾って嬉し砂の浜 菊五六

春も半ばからもう初夏の様相である。
桜貝を砂浜で見つけると嬉しいが、
子供と同じで何でも拾っては面白がっている。
先日、皿ヶ嶺を降りる途中で小さな木の実を
拾ったのだが家の中でだんだんとかさを開いてきて
松ぼっくりのようになった。
知らなかった自然の営みにいつも驚かされる。

桜貝とは関係ないが阿波小貝母(アワコバイモ)です。
釣鐘状の土佐小貝母というのも四国にはあるらしい。

海棠の雫に

2006-04-24 12:13:47 | 山歩き
海棠の雫にそだつ金魚かな

鯖の尾の雫に喜ぶカメラかな  菊五六

西国鯖の尾(サイゴクサバノオ)の葉に
雫が並んで綺麗についていた。
カメラが喜んだわけではなくカメラを持った
私が喜んだのではあるが。
今度はサイゴクサバノオの花が開いたところを
撮りたいなと思って土曜日の早朝に行ったが
見つけることが出来なかった。

問題は週末に限って悪い天気である
11時頃から雨が降って来た。
しかし、アワコバイモとシロバナエンレイソウ、
一人静と逢うことが出来て幸せであった。

春雨や

2006-03-20 12:12:16 | 山歩き
春雨や配達叱る十時過

春雨の合間をぬって滝見かな  菊三

週末はなぜか雨が多い。
昨日の日曜日は曇り空だったが近くの
白糸の滝へ出かけた。

皿ヶ嶺の雪解け水で元気のよい滝だった。
これから滝見にはいいシーズンになってくる。

東予の滝も高知の滝もどんどん訪れたい。