足あと。

忘れないように。

X-TRAIL JAM

2006-12-10 23:42:26 | Sports
12月、冬の到来。
いよいよWINTER SPORTSの始まりを予感する中、
初めて行ってきましたSnowBoardの祭典「X-TRAIL JAM」。

これまで興味がありながら、観に行けなかった「X-TRAIL JAM」。
「Quarter Pipe」と「Straight Jump」という2種目の競技が行われる
SnowBoardの冬の祭典だ。
アメリカには、「X-GAMES」という有名なSnowBoardの賞金イベントがあるが、
その日本版といったところか。
日産のアウトドア仕様のSUV「X-TRAIL」の名が付いた協賛イベントでもある。

今日観戦したのは、2日目に行われた「Straight Jump」。
これはどういった競技かというと、
一言で言えば、SkiのジャンプをSnowboardにて行うもの。
全長100m、高さ30mのスタート台から39度という急斜面をアプローチにし、
猛スピードで飛んでいく脅威の競技だ。
Skiのジャンプと違って、横回転(フラットスピン)や縦回転(フリップ)を繰り返すトリックは、常に危険と隣り合わせ。
派手さも有り、最高に盛り上がるShow的要素を含んだ競技である。

今年の「X-TRAIL」には、トリノ五輪の全てのメダリストが揃い、
かつ世界的な賞金レースのランキング上位も揃うかつて無いメンバーが揃う大会となった。
予選からかなりのハイレベルであったが、
本選、準決勝、決勝と次第にエスカレートしていく技の競演には、
本当に息を呑むばかり。
こんなに手に汗握り、興奮しながら、スポーツ観戦したのは久々だった。
優勝したのは、アメリカのTravis Rice。
決勝で決めた“ダブルバックフリップ180”(後ろ向き2回宙返り、半回捻り)には、
観客総立ちのスタンディングオベーション。
こんな感覚は、日本では滅多に味わえません。

初の「X-TRAIL JAM」は、素晴らしいイベントだった。
個々の選手のキャラクターや技の個性、スタイルがあり、
それがまた競技を面白くしている。
アメリカ的Show要素があるのも、このイベントの魅力。
少しでもSnowBoardをやる人であれば、絶対に楽しめるイベントなので、
一度はぜひ観に行って欲しい。

以上、
「X-TRAIL JAM」レポートでした。