なぎのあとさき

日記です。

3月にゃん

2017年03月02日 | 猫トーク



休んでるわけじゃねーんだ



いつでも遊ぶぜ、おれは



さあ来い!

2月の終わりから、
殿がカリカリを食べなくなり、
体重が3.5まで落ちてしまって、病院へ。
血液検査の結果は去年からほぼ変わりなく、
問題はなくて良かった。
腎臓もそこまで変化はないけど、
先生は「ふんばってる」と2回言ってた。
冬になったくらいから、
嘔吐が多くて脱水気味、歯肉炎が悪化、
で、ご飯を食べられない、
という悪循環があるようで、
この日は皮下点滴と、
歯肉炎のため抗生剤の注射(2週間効くやつ)を投与してもらい、
家に帰ったらさっそく銀スプカリカリを食べた。
年相応の老化なんだろう。

前ほどは元気ないけど、
これも年相応の感じだと思うし、
食欲はあるし、あったかい日はお散歩するし、
昨日も私のお腹フミフミしてた。

今は季節の変わり目で老猫は調子くずしがちなのか、
病院は珍しく猫が多かった。
74歳という奥さんが、
15歳と16歳?の猫を連れて来てた。
最盛期は15匹いた猫も今は4匹、みんな15歳超え、
家は猫グッズだらけで人は私一人だから猫屋敷。
「息子も猫が好きだけど猫アレルギーだから、
今いる猫たちを送るまでは死ねない」
「大丈夫ですよ~、今は人も元気で長生きですから~」
「でも肺炎とか急にくるでしょ」
「ふだんから気をつけないと、ですね」
「そうよねー」という奥さんは、
74歳といってももっと若く見えるし、
猫たちのいるうちは大丈夫だと思った。
自分より大事な生き物との暮らしは絶対幸せだ。
犬は散歩が大変、とも言ってた。

殿が残してしまうご飯を、ビーがどんどん片づける。
たくさん食べた後も、私の食卓をのぞきこむ。

モンちゃんは、好きなときにカリカリを食べる。
ウエットもたまに食べる。
決まった時間に食べる気はないみたい。
トンカツにしたら25人前のぶりんぶりんボディなので、
トンカツトゥエンティファイヴ、とか呼ばれている。

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H井さんの「A」って本を読んでるが、
今が夏だったら、とっくに読むのやめてただろう。
陰気で気取っててねちっこく、
やたら訝り、首をかしげ、っていう男、キモイ。
さっさとやれよ!って場面が多いし、
女も女でねちっこい。
男女ともエロ妄想ばっかしてるけど、エロスは感じない。
でも本当に文章がきれいに流れていて、
優れた文章だナ、と思う。

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「数学する身体」より

麻酔によって皮膚からの感覚入力を遮断すると、誰もが文字どおり、目の前の人と痛みを共有してしまうようになる。
「あなたの意識と別のだれかの意識をへだてている唯一のものは、あなたの皮膚かもしれないのだ!」とラマチャンドランは、印象的な言葉でこの実験を締めくくっている。
 この実験は、私たちの心がいかに他者と通い合い、共感しやすいものであるかをまざまざと示している。脳の中に閉じ込められた心があって、それが環境に漏れ出すのではなくて、むしろ身体、環境を横断する大きな心がまずあって、それが後から仮想的に「小さな私」へと限定されていくと考えるべきなのではないだろうか。

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