微笑観音

ほほえみかんのん

金剛院

2016年12月18日 | 埼玉県の仏さま
隣駅までプロレスを観に行くのに、電車で行こうか、自転車で行こうか、迷ったあげく、結局車輪をこいでいました。そうして、プロレスの会場でビールを呑んでいる恥ずかしい中年親父は、私ひとりだったように思います。プロレスは楽しかったのですが、ひとりで寂しいな、誰かと話しをしたいな、そんなわけで、「Stones」に寄りました。ストーンズをレコードで聴きたかった、ということもあります。それは例えば、「Time Waits for No One」や「Fool To Cry」。マッカランは切れていたので、フォアローゼスを頂いて、その帰り道に私は、相当に酔っていたようです。というもの、翌日、財布の中のレシートを見て驚きました。セブンイレブンでコーヒーとコロッケを買ったのか・・・。覚えていない・・・。

12月14日 埼玉県狭山市 金剛院にて

わらい仏

2016年12月16日 | 京都府の仏さま
まぬけ→F 発信
「私は今、京都の加茂町という、奈良との県境の山奥に潜んでいます。これから大阪方面に向かいます。時間に余裕があれば、お風呂にでも入っていようかと思います。」
F→まぬけ 返信
「おぉ!浄瑠璃寺にはぜひ行ってみてな!こちらはテイスティング中。18時から18時半までに、天満に向かいます!」



メールの中身を解説しますと、この時Fは、サントリーの山崎でウィスキーを呑んでいたのです。Fとの付き合いはそれなりに長いのですが、再会は約20年ぶりでした。彼は私が石仏マニアであることを知りませんし、私も(兵庫の)彼がまさか浄瑠璃寺を知っているとは思いませんでした。さらに私は、ウィスキーマニアでもありますので、何といいますか、まさに「ともだち」なのだなぁ、と。ちなみに、彼とは東京湾で出会いました。当時彼はまだ神奈川に住んでいましたし、これぞ「縁」だったのでしょう、ねぇ。


12月8日 京都府木津川市加茂町にて

藪中三尊磨崖仏

2016年12月16日 | 京都府の仏さま
浄瑠璃寺付近の有料駐車場は、16時迄の開門でした。そうして、既に15時を過ぎていましたので、私は山道を急いでいました。むろん、浄瑠璃寺の参拝は既に諦めていました。

2枚の写真とも、三尊さまに申し訳ない、というレベルであることについては、誰よりも承知しております。けれども、本当に不思議なことに、微笑んで下さっていますので、恥を忍んで、掲載しております。

「よく来たな!」

と、そんな表情をして下さっているように、私には思えるのです。それが錯覚であることは承知していますが、高価ではないカメラだからこそ、捉えられる何かがあることもあるのだ、ということも承知しております。


12月8日 京都府木津川市加茂町にて

誓願寺

2016年12月16日 | 京都府の仏さま
我が家系は、父方母方ともに禅宗でして、もし仮に真っ当な菩提寺があるとするならば、それはきっと曹洞宗のお寺ということになるのでしょうし、事実、(特に昔は)何度もお墓参りをしております。但し、父は近所の共同墓地で安らかに眠っていますし、いずれ母もそこに入ることでしょう。そうして私も、そこに枕を並べて頂けることについては、些かの躊躇もありません。

例えば、京都には石庭で有名な龍安寺がありますね。私も自らの意志で、学生時代に行きました。当時は、何もわかっちゃいませんでしたけれども。そうして、今だって、ほんの少し、わかったような気になっているだけなのですけれども・・・。禅は難しいです。少なくとも素人向けじゃない、というか、選ばれた人にしか、わからない。修行を重ねても、悟れない。そんな気が致しております。あくまでも、イメージですけれども。

写真の仏さまを拝見した時に、さすが京都だなぁ、と、先ず、そう思いました。そうして、カメラマンの力量を問う仏さまだなぁ、とも思いました。要するに、龍安寺の石庭と同じでして、大きな宇宙を、小さな世界で表現つつ、佇んでいらっしゃいましたので。



↑ 例えばこの仏さまも同様に佇んでいらっしゃいましたが、私はヘボカメラマンですので、微笑んで下さっている自信がなく、小さく添えるのみにしています。誰か、腕に自信のある方に、引き継いで頂きたい、と、そう願っておりますし、もし私が再訪する機会がありましたら、再度チャレンジしてみたいと思ってもいます。

12月8日 京都市中京区 誓願寺にて