護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

沖縄基地・3

2009年12月19日 16時28分54秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
09年12月19日 金曜日 沖縄基地・3

二つのグラフを見て軍事に、ど素人の民間人の老人が感じたことを書いてみる。

08年度上位10か国の軍事費
          

アメリカの軍事費は二位中国の7倍。日本の20倍の軍事費だ、と言うことはアメリカという国家は自国に対して敵対する多くの国家を持っているし認識している国だとおもう。

其れでなければ之だけの軍事費と自国の軍隊を外国に駐留さすはずがない。と言うとは、表面は普通に交際をしていても腹の中は全く分からない国々をばかりだと思っているのではと思うのである。
と云うのは経済的・軍事的に世界一を保持しようとする国家の辛さかもわからない。しかし、過去の地球の歴史から権力を永久に持ち続けるのは難しいと思うのだ。

次に、同盟国がアメリカの駐留費の負担額のグラフを見ていただこう。

          

イギリスは別として、
イタリア・ドイツ・日本は70年前にはアメリカと戦った国だ。国防という観念から見ると地域も条件も違うが。

イタリア・1:日本11倍
ドイツ・1:日本2.7倍
韓国・1:5.2倍

規模も装備も違うかも分からないが何故駐留費がこれほど違うのだろうか。穿った見方をすると、過去の日本の政府がアメリカの言いなり異論も称えず駐留費を支払い続けた。そして国民も安保闘争のような市民運動をも興さないつけ、それと歴代首相がアメリカに対して良い印象を与えるべくニコニコ外交に思いやり予算と駐留費が膨れ上がったのが、現在の日本におけるアメリカの駐留費に成ったと私は思っている。

そして、アメリカも日本が言いなりに成ることが身に付いてしまい、日本がアメリカに抵抗をするのが、通常では腹の立たないことでも、声を荒げるのが、現在の日米関係ではないだろうか。

それと、軍事費の多いアメリカは、日本の拠出する軍事費を頼りにしているのかもわからない。

アメリカは自国に敵対しそうな国が日本の近隣に存在するから基地が必要と思っているのだろう。
或る面では安保条約は必要だ。しかし、日本の近隣で軍事を絡むもめ事があれば、日本に基地がある限り日本の領土は戦場になるのは確実。そうなると安保条約が国民に犠牲者を生んだ条約になるかも分からない危険を含んでいるとおもう。

現在、鳩山首相がアメリカに対して抵抗していると居るような報道がなされているが、アメリカに対して此の程度の抵抗は当たり前の環境作りは必要ではないか、普天間問題はもう少し長い目でみようではないか。






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