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WRESTLEMANIA24 感想

2008年04月22日 | スポーツ
ようやくJ-COMもPPVに対応してくれたので、初めてPPVを買ってみました。

<フィンレー vs JBL>
ドS同士の一戦は、その乱暴さに思わず噴き出す場面も多々あり楽しめた。スワグルにゴミ缶をぶつけるJBLが特にツボだった。

<MIB戦>
個人的にシナ以上に評価していないパンクの勝利にドン引きした。
せっかく楽しかったのにお前が出しゃばって台無しだよ……。
おとなしくECW王座に挑戦するか、とっとと誰かにマネーの権利を奪われてほしい。RAWやSDの王座には絡まないことを願う。

<ウマガ vs バティスタ>
PPV名物のベビー・ヒール逆転現象が発生。要するに観客は退屈していた模様。着々とゴーバー化(短時間の試合・パワー任せで一気の勝利・大味な展開)が進むバティスタだが、この試合もウマガに終始リードしてもらったかたち。

<チャボ vs ケイン>
RAWやSDの頂点がダメならせめてECWの世界王座を獲らせたいと思っていたケインが念願の戴冠。拍手。

<フレアー vs HBK>
プロレスは虚構だが、そこで繰り出される技や痛みは本物である。もちろん初めからHBKの勝利は決まっていたが、その勝利を決めたのはあくまでもHBK本人。その葛藤は現実と虚構の間で激しく揺れ動き、見ている僕は涙腺崩壊。いやーいいもん見してもらった。
「前のめりダウン」と「コーナーから投げられる」だけは出なかったが、総じて文句のつけようのない名勝負。
レスラーの引退なんて恒例行事のようなもの。またいつか平然とリングに戻ってきてほしい。

<マリア&アシュリー vs ベス&メリーナ>
マリアはずいぶんうまくなった。アシュリーは……キャンディスがケガしなかったらねえ。

<オートン vs HHH vs シナ>
シナだけは勝つなと祈りながら観戦。カウント3が入った瞬間には思わずガッツポーズ。レッスルマニアなのに次のPPVへの前ふりのような試合だったがw シナはさすがにそろそろステージが下がりそうだけどなあ。

<ビッグショー vs メイウェザー>
正直なんも期待してなかったのだが、実にWWEらしい素晴らしい名勝負だった。レッスルマニアでなかったらベストバウトになるだろう。まさかまさかメイウェザーがあそこまでやってくれるとは! ボクサー引退したらシナやパンクの代わりに来てくれまいかと思うほど。

<エッジ vs テイカー>
さすがにテイカー負けたかもと何回か思わせただけでもエッジの勝利。バタバタした試合運びだったエッジが祭典のメインを飾るほどに成長するとは。地位は人を作るのだなあ。……あれシナは?

<総括>
ハズレなしの最高の祭典だった。これは歴代でも上位に入るだろう。
WWEから離れている人もこれはなにかの機会があれば見てほしい。