椿原天満宮
金沢の地形は 平野に細長く突き出た3つの台地 - 卯辰山丘陵地・小立野台地・寺町台地 - と、
その間を流れる 犀川・浅野川の2つ川 からなっている。
その中央の小立野台地の先端にあるのが 金沢城。
椿原天満宮は その小立野台地の北に位置する。
永仁5年(1297年) 京都北野天満宮より 勧請される。
菅原道真を祀っている。
卯辰山 を望む
かつては 富山 福光に至る街道の宿場であり
医王の山、卯辰山、浅野川が 眼前に広がり
小立野台地の先端 石川門をも 直視できるこの地は
椿原砦とよばれ
室町時代 加賀一向一揆のさいは
尾山御坊の出城としての重要な役割を果たしていた。
拝殿より石段を降りる途中から
中央の松の木は 狼煙(のろし)の松
尾山御坊へ合図の狼煙をあげた場所 だという。
そして、なんと 写真中央やや左よりのずーっと奥に 石川門が!!
なんと! 石川門 が正面に!! 見えました!!!
-コンパクトデジカメの性能では これが精一杯-
この時の感動!
なんと表現したらいいのでしょう。
一向一揆の百姓衆の唱える念仏が聞こえ
緊迫した状況を伝える狼煙の煙がそこに見える!
そんな 感覚に捉われました。
戦災や災害にあうこともなく 百万石の城下町の町並みや歴史的建造物が多く残っている金沢。
金沢って すごい!
金沢の歴史を ズシーン! と感じました。
木々の葉が落ちて、さえぎるものがないから
見えるのかもしれませんね。
是非、見に行ってください!
感動しますよ!