エモリー大学 (ゴイズエタ) MBA日記

エモリーの魅力を在校生が交代でお伝えしていきます(注:時には全く関係無い内容になる恐れ有り)。

アトランタの芸術

2012-10-13 14:25:55 | 生活

こんにちは、Class of 2013のYukiです。

 

アトランタも朝晩はかなり涼しくなり、秋が深まってきました。

そして、いよいよクラシックのシーズンが始まりました。

 

アトランタはアメフトや野球、バスケなどのメジャースポーツでホームチームを持つだけでなく、オーケストラやオペラ、バレエでも、それぞれアトランタを本拠とする団体があります。

 

先日、その団体の一つ、アトランタ・シンフォニーオーケストラのコンサートに行ってきました。日本人バイオリニストの五嶋みどりさんがソリストとして登場し、素晴らしい演奏で観客を魅了していました。

今シーズン初日のコンサートだったのですが、それまで、アトランタ・シンフォニーは、マネジメント側と楽団員側との間で今季の契約交渉がなかなかまとまらず、日程通りの開催が危ぶまれていました。チケットを買っていた身としてはヒヤヒヤしていたのですが、幸いなことに、本番の約1週間前にようやく合意にこぎつけ、予定通りに開催される運びとなりました。

 

そうした経緯があったためか、あるいは今季初日だったからかはわからないのですが、団員がステージに入場してくると客の多くがスタンディングオベーションで出迎え、ほぼ満席の会場は暖かい雰囲気に包まれました。

また、プログラムの曲目に入る前に国歌が演奏され、客は起立斉唱していました。アメリカといえどクラシックコンサートでの国歌斉唱は稀で、これも今季初日だったためかと思われますが、素晴らしい演奏に加え、このようなめずらしい場面にも遭遇することができたのは貴重な経験でした。また、地元の楽団を地元の人々が支える、という構図は素敵だな、と感じました。

 

勉強の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋。その全てを堪能できるアトランタは、やはり魅力的な街といえます。

 


生活セットアップ

2012-07-10 20:42:49 | 生活
Class of 2014の TEDです。

今日は留学生の誰もが経験する生活セットアップについて書いてみたいと思います。

私たち(2年制MBAプログラムの1年生)がアメリカに来てから3週間が経とうとしています。
ゴイズエタの場合は在校生がセットアップをサポートするため2週間程度でほぼセットアップが完了します。


でもアメリカならではの珍事もいろいろありました。


・予約していたアパートの部屋がケミカルな刺激臭で満たされている。
 調査してもらったら「コスメティックな香りだから大丈夫」という置手紙が置かれていた。

・ブラインドを降ろそうとしたらブラインドごと豪快に落ちてきた。

・ケーブルTVの工事が終わったが見ようとしたら白黒だった。
 テレビが悪いと言われて電気屋で交換してもらったら、今度は音声しか流れなかった。

・ケーブルTVの工事者がテレビ番組をのんびり見ている。結果2時間もうちにいた。

・食器洗浄機を使ったら泡がとめどなくあふれ出てきた。

・カーナビが無駄にUターンを勧めてくる。

・炊飯器を買ったら中蓋がついてなかった。



中には未解決の事案もありますが(笑)、日本では起こらない些細な問題をクリアしている毎日です。



アメリカのサービスは質が悪いという人もいます。前述のとおり明々白々です(笑)
しかし、ちゃんと主張すれば聞いてくれるという「言ったもの勝ち」の文化は嫌いじゃないですし、店側もこっちに多くのことを求めてこないもの気楽でいいものです。

ニューヨークやシカゴなどの大都会では状況は異なるのかもしれませんが、アトランタは都会と田舎がいい具合で共存している感じです。

ゆったりとしたアメリカンライフを楽しむ一方で、勉強にはハードに取り組む。このような環境がゴイズエタには整っていると思います。


留学の準備をしている方はぜひゴイズエタも検討してみてくださいね。


TED



アトランタは、やっぱホットランタ?

2012-07-04 18:38:16 | 生活
初めまして、2 Year MBA Class of 2014 のRockyです。
今日からClass of 2014のメンバーもブログに加わります。
名前の順で最初だったので・・・記念すべき一人目を務めさせていただきます!!

Class of 2014のメンバーは、7名いますが、全員がサマースクール(Pre-MBA Class)参加必須となっております。

6/27からスタートしたので、今日でちょうど一週間となります。たまにケーススタディの授業もありますが、ほとんどが英語の授業です。
Reading, Listening, Conversation, Presentation, Writingを学んでいます
学校のことは、またの機会に書くとして・・

この一週間、めちゃめちゃ暑かった~
連日最高気温が40度を超えたり近かったり・・意味分からんくらいの日差しの強さで日向にいると刺さってくるのが分かります。刺さるよね~
この季節にここまで暑くなることは珍しいとのことですが、この暑いアトランタのことをアメリカでは、AtlantaをモジッてHotlantaというみたいです。
いきなりホットランタの洗礼を受けた感じですね。
でも日本の夏や梅雨とは違って、湿度が低く、カラッと晴れているので、陰に入ればいくぶん楽になります。
ただ、こっちって大学の中や店の中が””これでもか””ってくらいに冷やされているので、室内にある程度いる時は、長袖持参が無難です。
さっきもステーキハウス(アメリカンな雰囲気満点)で夕食を食べてきましたが、最初は外から来たので、気持ちいい涼しさなのですが、10分もしない間に凍えはじめました冷やすよね~

僕は、この暑い(熱い)気候がすごく好きなので、始まったばかりのアトランタ生活ですが、この先も思いっきりエンジョイしたいと思います!!


ちなみに今日は、記念すべき7/4です。皆さんは、何の日か知っていますか?
当たり前やん!て声が聞こえてきそうですが・・
そうです!アメリカで、一番大きな祝日の一つ「独立記念日」です。アトランタでも至る所で、イベントが開催されているとのことです。
たとえば、マラソン大会(10km)、花火大会など。ショッピングモールや電気屋では、セールも開催されていて、買い物日和です。
晴れているので、ドライブにも最高
あ、マラソン大会は、朝7:00からなので、ご安心ください。来年は、出ようかな・・


これからもアトランタのおもろい情報をたくさん載せていこうと思いますので、お楽しみに~
ご質問やコメントもお待ちしていますね

Rocky

毎日の楽しみ

2012-04-12 21:02:53 | 生活
はじめまして、こんにちは。
Class of 2013 TOMの妻です。今日はTOMに代わり、アトランタの生活を紹介します。
これから来られる奥様の参考に少しでもなることができれば嬉しいです。

現在私は、平日は毎朝1時間語学学校に通っています。エモリーには都合のよい時間のクラスがなかったので、
ミッドタウンにあるジョージアテックの学校へ行っています。



授業はリスニング・スピーキング、グラマー、ライティング、リーディングがあるのですが、
私はリスニング・スピーキングのクラスのみ取っています。
(ちなみにF2ビザでは2クラスまで受講可能です。)
生徒数は一クラス10~15人程度で、私のクラスはサウジアラビア人が多く、日本人はいません。
他には韓国、ロシア、ベネズエラ、韓国の方たちがいます。
ほぼ2ヶ月同じクラスなので仲良くなるチャンスもあり、今は前回のクラスで同じだった友達の家に
よく遊びに行っています。

英語に関しては語学学校以外にも、教会で無料レッスンを受けることができます。
週1回、午前中の2時間半程度です。
ボランティアの方が授業してくださり、レベルも自分で選べるので楽しく英語が学べます。
その他に、毎週火曜日エモリー関係の奥様が集まるスパウズというお話会があります。
アメリカ人の方が主催してくださり、今は日本人韓国人が中心に集まっています。
みなさん簡単な英語で会話してくださるので勉強にもなりますし、ふと浮かんだ疑問等も
その場で話し合えるので、とてもありがたいです。


アメリカにはイベントもたくさんあるので、スパウズで知り合えた奥様達と
季節ごとにリースを作ったり、ハロウィンのかぼちゃ作りをしたり、お花見をしたりして
楽しんでいます。日常的には、ランチやお茶、テニス等をしています。




すべての情報は先輩や同級生の奥様方から頂きました。
9月にこちらに来たばかりの当初、ぼーっと暇していた私も今は毎日充実しています。
アトランタは自然も多く生活しやすい環境ですが、さらに日本人の方たちとも話す機会がたくさんあるため
ストレスフリーな毎日です。

こちらの生活には色々な驚きや楽しみが待っています。(スーパーでかわいいお菓子を発見したりですとか。)
これから来られる皆様、アトランタでお待ちしています!


Class of 2013 TOM(の妻)でした。





大人の社会見学

2012-03-30 23:04:25 | 生活
こんにちは。Class of 2013のKoです。
今日、Class of 2013の日本人4人+その奥さん2人の計6人で、アトランタにあるビールメーカー SweetWater Brewing Companyに見学に行ってきました



SweetWaterとは、アトランタに本社を置くビールメーカーで、アメリカ南部では有名でどこの酒屋にもおいてあります。いわゆる、アトランタの地ビールというやつです。Emory大学から車で10分程度の距離に、工場併設の本社があります。

金曜の夕方5時半にここを訪れました。「金曜夕方に工場見学に来るやつなんていないだろう」なんて言いながら、6人でダラダラと入口に向かうと、何とそこには長蛇の列が。しかも、アメリカらしいロックな感じの生バンドがお出迎えしています

単純な私は、これで結構テンションがあがりました。受付で10ドル支払うと、大きめなグラスと6枚のチケットを渡され、「このチケットを使って6杯飲んでいいわよ!」と言われました。10ドル6杯、これはお得だと思って中に入ると、中は相当な込み具合です。下の写真の先に係員がいて、チケットを使って好きな種類のビールをオーダーできます。



アメリカ人のクラスメート達は 年がら年中 Tシャツ・短パン・サンダルで、正直その斬新な服装センスに度肝を抜かれることもしばしばなのですが、この会場にいた人たちは少し雰囲気が違います。色鮮やかなワンピースを着た美しい女性や、プレスの効いたYシャツを着こなすビジネスマン風の男性もちらほらいて、ここはちょっと小粋なバーのような感じでした。

そうこうしている間に、いつの間にか奥の方で工場見学ツアーが始まりました。ビール片手にツアーに参加すると、案内係のお姉さんもしっかりビールを飲んでます…。まぁ楽しそうだからいいか。

  

工場見学、楽しみにしていたのですが、ツアーのほとんどは案内係の人の一人喋りで、ラインはほとんど見せてもらえませんでした。案内係のトーク30分、ライン見学5分程度。う~ん、まぁいいか。

この頃から徐々に気づきはじめたのですが、入場時に渡されたグラスが、実はかなり大きい。アメリカでは、食事から綿棒まで 何もかもが大量で大きいので、一見してその大きさに気づきにくいのですが、後で「何かこれ、デカくないか?」と思うことがよくあります。今回のグラスもまさにそれです。ビール券6枚もらいましたが、結局3枚しか消費できませんでした。無念です



土産ショップも併設されていて、なかなか楽しめる場所でした。新鮮なビールもおいしかったです。来週は柿ピー持参で来ようかな~、なんて言いながら、ほろ酔いで勉強の疲れを忘れたひと時でした


Ko
Class of 2013

家族の生活(子供編)

2012-02-25 23:51:12 | 生活
Class of 2012のMasaです。予告どおり今日は家族の生活(子供編)について書きます。

まずは我が家の家族構成をもう一度。
(渡米時33歳) 
理系院卒。金融機関に勤めること8年。社費留学。日本生まれ日本育ち。
(渡米時3○歳) 
英米文学科卒。でも英語は苦手。職場結婚後、専業主婦暦6年。人付き合いは上手な方だと思う。
長女(渡米時5歳) 
幼稚園に年少から通い、年中の一学期が終わったところで渡米。超人見知り。
次女(渡米時3歳弱) 
日本では未就学。天真爛漫。人見知りの兆候アリ。


娘たちは二人揃って人見知り。日本にいた頃から人前ではモジモジして親の後ろに隠れる系。
公園に連れて行っても他の子がいるとモジモジ、でも誰もいないと我が物顔で遊び倒す…。
子供たちがアメリカ生活に馴染むのに苦労するであろうことは、ある程度予測していまいした。


幼稚園選び
幼稚園は意外とすんなり決まりました。
アトランタにも日本語幼稚園はあるのですが、現地校に行かせることにしました。
大学への通学路の途中にあるClifton Schoolというところです。
 ・アパートから10分ほどのところにあり、しかも通学路の途中にあるため、送り迎えが楽
 ・一日10時間という長時間保育(妻の自由時間がたくさん!)
 ・子供だからすぐに英語覚えて言葉の壁もなくなるだろうという軽い考え(…大間違いでした)
という、完全に親の都合で決めました。

学費は週$200とかなり高額だったのですが、会社から補助が出るので何とかなりました。
最初はこの学費に本当に驚きました。月額の間違いではないのかと(月額にしては安すぎますが)。
しかし、朝食・昼食・おやつ付、10時間保育、そして20名弱のクラスに先生が3、4人も!…ということを考えると妥当な金額かもしれません。
当初は会社の補助があることを私が知らなかったため、日本の幼稚園くらいの学費(月3~4万円)を基準に探してみたのですが、
午前保育のところしか見つけられませんでした。(9時-12時で、しかも週3回とか)
アメリカでは日本の幼稚園よりも先生の人数が贅沢すぎるほど多いです。先生方の人件費を考えると高くても仕方ないのかもしれません。

Clifton Schoolでは新年度は6月に始まります。
人気の高い学校と聞いていたため、まだ日本にいるとき(4月か5月頃)に連絡して予約を入れました。
長女と次女のどちらかは忘れましたが、最初はウェイトリストでしたが、運良くすぐに入園の許可を貰えました。
そして、6月中旬に私が家族より一足早く渡米して生活のセットアップをしていた際に
実際に幼稚園を見学し、非常に良い雰囲気だったため、即決しました。


幼稚園に通い始めたが…
妻と娘たちは8月中旬に渡米。そして、少し落ち着いた9月から子供たちを幼稚園に通わせ始めました。
ま~毎朝泣きます。大泣きします。送っていくと泣き喚いて私の服をつかんで離しません。
最終的に先生が子供を無理矢理私から引き剥がしてくれるまで身動き取れません。
たびたび朝イチの授業に遅刻しそうになるので、妻に送ってもらうようになりました。
そのうち朝の着替えの段階から泣いて「日本に帰りたい」と言うようになり、妻も私も心を痛めていました


好転、そして誤算
泣き喚いていた長女が、一週間ほどしたら突然すんなり幼稚園に行くようになりました
そうです、お友達ができたようです。
朝、長女を教室に連れて行くと、お友達が娘の名前を叫びながらハグしてきます。
うちの娘を気にかけて面倒を見てくれる子がいて、その子を中心として友達付き合いが広がり、
幼稚園に行くのが徐々に楽しくなってきたようです。ホッとしました

しかし一方で、次女の方は全く泣き止まず、毎朝泣いて妻と私を困らせました。
渡米前は、どちらかというと長女の方を心配していました。超人見知りの上に言葉も通じなかったら苦労するだろうと。
次女はまだ3歳ということもあり、まだ日本語も怪しいくらいなので、英語環境にすぐに慣れるだろうと思っていました。
これが誤算でした。まだ日本でも幼稚園に通わせていなかったので、そもそも母親と離れることに慣れていなかったのです。
年が明けるまで次女は毎朝別れ際に泣き続けていました。
しかも泣き喚くのではなく、堪えて堪えて、じわっと涙が溢れて、小さな手で目頭を押さえる…という形の泣き方です。
涙を堪えて手を振る健気な姿に、妻も私も毎朝ダメージを受けました
でもあるとき先生に言われました。「泣いてるのは最初の3分だけよ」と。
どうやら“別れ際に泣く”というのが恒例行事っぽくなっていたようです。
冬休み明けには、笑顔で手を振って別れるようになりました。休み中に“恒例行事”の存在を忘れてしまったようです

結局、二人そろって笑顔で通園できるようになるまで4ヶ月もかかりました。


子供の語学力
子供だからすぐに英語ペラペラになる…と思っていたのですが、そうでもありませんでした。
娘たちを観察していると、まずリスニング能力が鍛えられるようです。
先生やクラスメートの会話を聞いて、そして反応や行動を見て、意味を想像する…ということを繰り返していたみたいです。
(Wash your hands. → クラスメートが手を洗う → 手を洗えって意味か という感じ)
入園後2,3ヶ月経った頃には、先生の指示や、普段お友達が話していることは、だいたい理解できるようになったようです。
しかし、聞いて意味を理解できる段階から、しゃべるようになる段階までは結構時間がかかりました。
長女の場合は6ヶ月程度。次女の場合はなんと15ヶ月
次女は15ヶ月の間、幼稚園では一言もしゃべらず、「うなずき(YES)」&「首ふり(NO)」だけで過ごしていました。
しかし、ある日、突然幼稚園でもしゃべりはじめたようです。しかもベラベラと。
担任の先生は翌朝興奮しながら報告してくれました。「嬉しくて嬉しくて、旦那にまで報告しちゃったわよ!」と

今では二人とも幼稚園で普通に英語をしゃべってます。そのせいか姉妹間の会話も英語混じりになってきてます。
当然、発音もすごく良く、たまに私は発音の違いを指摘されてます



こんなに細かく書くつもりは無かったのですが、つい力が入って長文になってしまいました。申し訳ありません。
我が家を例にして「家族の生活」を3日間に渡って書きましたが、留学生活をイメージする上での一助となれたら幸いです。


Masa
Class of 2012


補足
幼稚園と上では書いてますが、Clifton Schoolはデイケアで、1年目は長女はPre-Kクラス、次女は3歳児クラスに所属してました。
長女は今6歳で、本来ならキンダーガーテンに通う年齢なのですが、Clifton Schoolにキンダーガーテンが併設されていないため、
Pre-Kをもう一年やっています(留年?



家族の生活(奥様編)

2012-02-24 23:38:52 | 生活
Class of 2012のMasaです。昨日に続いて、家族の生活について書きたいと思います。

まずは我が家の家族構成をもう一度。
(渡米時33歳) 
理系院卒。金融機関に勤めること8年。日本生まれ日本育ち。コミュニケーション能力に自信無し(英語はもちろん、日本語でも…
(渡米時3○歳) 
英米文学科卒。でも英語は苦手。職場結婚後、専業主婦暦6年。人付き合いは上手な方だと思う。
長女(渡米時5歳) 
幼稚園に年少から通い、年中の一学期が終わったところで渡米。超人見知り。
次女(渡米時3歳弱) 
日本では未就学。天真爛漫。人見知りの兆候アリ。

日本では慣れない土地でもママ友を作って、ご近所付き合い等いろいろ上手くやってくれていた妻。
しかし加齢とともにバイタリティというかチャレンジ精神を失ってきた妻(笑)(でも本人談)。
大きな日本人コミュニティのないところで、英語が苦手な妻が子供二人抱えてやっていけるのだろうか・・・
といった漠然とした不安感を渡米前は抱いていました。


私はPre-MBAが始まる2週間前の6月中旬に渡米したのですが、長女の幼稚園の関係で、
妻と娘たちの渡米はMBAの秋学期スタート直後の8月上旬になりました。
この8月中は本当にきつかったです…
まず、子供たちの時差ボケが解消するまでに2週間くらいかかりました。
長女は5歳にも関わらず、夜泣きまでする始末。
私も学校が始まったばかりで余裕がなく、時差ボケで泣く子供をあやしながらケースを読んだりして、
予習を終えて床につくのが午前4時。午前8時からは学校…。
2年生はまだ夏休み中のため上級生の奥様方も不在で、平日は妻と子供たちは部屋に引きこもりっぱなし。
妻と子供の気分転換のために土日はなるべく近場の観光をするなど外出を心がけていたため、
予習時間が十分にとれず私は常に睡眠不足。夫婦揃って先行きに不安を感じていました


しかし、9月からは上級生の奥様方に連れられて妻の活動範囲も徐々に広がっていきました。
教会の無料英会話教室(ESL)に週2回、Spouseの会が週1回、
その他にも友達の友達を紹介してもらう形で妻の交友関係も広くなっていきました。
エモリーではMBA留学生の奥様方以外にも、お医者さんの留学生の奥様方がいます。
また、日本企業のアトランタ駐在員の奥様方も多数。
そのなかで気の合う人たちとつるんでよく遊んでいるようです。


ちょっと上手く文章がまとまらないので以下項目別で書いていきます。


妻の英会話 
「旅行英会話も怪しいレベル」⇒「旅行できるレベル」くらいには上達していると思います。
渡米後半年くらいは、驚くほど勉強していました。週2回のESLに加え、週1で個人家庭教師、
そして毎日3時間以上の自習!…しかし今ではもう飽きてしまった(諦めた?)ようで、週1回のESL以外はやっていません。
「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、片言の英語で活発に活動しているので逞しさを感じます。
しかし今でも娘のデイケアの先生との会話は苦手なようです。

妻のゴルフ 
日本にいたときからゴルフを少しやっていたのですが、長女出産後はストップしていました。
しかし娘二人ともデイケアに預けて5年ぶりに自由時間ができたため、ゴルフを再開。奥様方でゴルフレッスンを受けてました。
今では奥様同士で、ごくたまにですが、コースも回っています。寒さに弱いので冬はお休みのようですが(笑)

妻の料理 
渡米後、料理のレパートリーが増えたようです。
ターキーの丸焼き、キッシュ、ラザニア、カリフォルニアロール、チーズケーキ…。
そういえば、ESLで知り合った韓国人の奥様に習って自家製キムチまで作ってました。

妻の手芸? 
日本では妻が手芸しているところなんて見たこと無かったのですが…。
こちらに来てから刺繍を始めました。その他にもトールペイントやリース作りもやっているようです(何気に完成度が高くて驚きます)。
奥様同士でおしゃべりしながらやっていて何やら楽しそうです。


妻の平日(今週)

月曜日: Presidents Dayのため娘たちのデイケアがお休み。娘たちの面倒を見ながら、刺繍の新作にとりかかる。

火曜日: Spouseの会に出席。終了後、仲のよい奥様方とランチ。お話は尽きず、そのままお茶。

水曜日: 我が家に奥様方を集めて、トールペイント。

木曜日: 教会の無料英会話学校に出席。奥様方とランチ。その後、我が家でイースター用のリース作成。

金曜日: 午前中はスーパーで買い物。午後は刺繍の続き(一旦着手すると止まらないみたいです)。


平日は子供たちをデイケアに長時間預けているため、日本にいたときよりも妻の自由時間が長いです。
マスターズを奥様友達と見にいってたときは羨ましかったです(平日だったため私は普通に授業受けてました)。
アメリカ生活に馴染めなくて引きこもりになってしまった時のために、任天堂Wiiを日本から持ってきたりしていたのですが、
杞憂に終わりました。充実した生活を送っているようです。


おまけ(妻の作品例

トールペイント(ハロウィーン用)


リース(イースター用)


次回予告:家族の生活(子供編)

Masa
Class of 2012

家族の生活

2012-02-23 23:15:33 | 生活
日本人受験生のキャンパスビジットが例年の数倍に上り、受け入れ側としては嬉しい悲鳴の今日この頃です。
受験生の皆様の中には、複数校に合格して、そろそろ行き先を決めなければ・・・という方もいらっしゃると思います。
行き先を決めるにあたり、既婚者の方々にとっては「家族の生活環境」も重要なパラメータの一つとなっていることでしょう。
参考になるかどうかはわかりませんが、我が家を例としてエモリーの生活環境についてご紹介します。

私の場合は、当初は自分のことだけ考えて受験校ポートフォリオを作ったのですが、
実際に合格してから急に家族のことが気になり始めました。ちなみにうちの家族構成は以下のとおりです。

(渡米時33歳)
理系院卒。金融機関に勤めること8年。日本生まれ日本育ち。コミュニケーション能力に自信無し(英語はもちろん、日本語でも…
(渡米時3○歳)
英米文学科卒。でも英語は苦手。職場結婚後、専業主婦暦6年。人付き合いは上手な方だと思う。
長女(渡米時5歳)
幼稚園に年少から通い、年中の一学期が終わったところで渡米。超人見知り。
次女(渡米時3歳弱)
日本では未就学。天真爛漫。人見知りの兆候アリ。

妻と娘たちがアメリカ生活に馴染めなかったらどうしよう…と少し不安に思い始めたのは、ちょうど今くらいの時期でした。
私は2月にキャンパスビジットをしたのですが、そのときは学校の雰囲気だけではなく、生活環境にも注目しました。
実は3校ビジットしたなかでエモリーは第三志望(笑)だったのですが、ビジット後に第一志望に急浮上しました。
要因のひとつは学校や学生の雰囲気の良さ(フィーリング)、そして、もうひとつは家族の生活環境でした。
以下に私がポイントとしたところを挙げていきます。


1.アトランタとエモリー ~大都会でもなく田舎でもない~
 アトランタ国際空港から車で30分ほど、位置的にはダウンタウンの北東にエモリー大学はあります。
 渡米前は「アトランタは大都市」というイメージを持っていたのですが、ダウンタウンを抜けると高い建物のかわりに緑が多くなります。
 エモリー周辺は閑静な住宅街といった雰囲気です。緑が多くても、それほど田舎ではなく、スーパーやレストランもたくさんあり、ほどよい感じです。
 「緑の多い田舎の大学に行きたい」と思っていたのですが、正直なところアメリカの田舎をなめてました。
 生活に不便さを感じるほどの田舎はちょっと…。その点、エモリーは、ほどほどなところが良かったです。

2.治安 ~思ってたほど危険ではない~
 家族持ちとしては治安は非常に気になるところです。残念ながらアトランタは全米のなかでも犯罪発生率が高いと言われています。
 しかし、実際には一部の危険な地域が都市全体の犯罪発生率を上げているという状況で、
 エモリー周辺は一応高級住宅地(?)となっているため危険な雰囲気はありません。朝夕は一人でランニングしている女性も見かけるくらいです。

3.気候 ~温暖で過ごしやすい~
 妻が寒さに極端に弱いため、私がニューヨーク州のとある大学に合格したときは、
 ネットで天気予報を調べてマークが7つ並んでいるのを見て凹んでました(笑)
 アトランタは南部にあるため、カリフォルニアやフロリダほどではありませんが、温暖な気候です。
 実際に住んでみると以下のような感じでした。

 春 
 短いです。冬が終わってダウンジャケットはもう要らないかなぁと思った翌週からいきなり夏になりTシャツで過ごすことになります。

 夏 
 長くて暑いです。5月くらいからプールに入れます。真夏は燃えるほど暑いというか熱いのですが、湿度が低いため日陰に入れば涼しいです。
 熱帯夜で寝苦しい…ということもありません。ほぼ連日晴天で、夕方にスコールのような雨が降ります。

 秋 
 秋も短いですが、紅葉を楽しむことができます。

 冬 
 東京ほど寒くないのですが、一日の寒暖の差が激しいです。日中は15度以上なのに朝晩は0度近い…といった感じです。
 雪は滅多に降らず、昨年めずらしく10cmほど雪が積もったときにはアトランタの都市機能が麻痺しました。

4.食生活 ~日本食材が普通に手に入る~
 日本の食材はたいていのものは手に入ります。味噌・醤油はもちろんのこと、おたふくソースも売ってます。
 カレーやシチューのルー、そば・うどん等の麺類も入手可能です。娘たちは頻繁に納豆を食べています。
 我が家の夕食は日本にいたときと大して変わりません。今日の献立は、ご飯、ワカメの味噌汁、ヒレカツ、サラダでした。
 そう言えば、魚率が下がって、肉率が上がりました。魚が高いわりにあまり美味しくない一方、肉が安くて美味しいのが原因です。
 朝食は我が家は元々パン派だったので、食パンからベーグルに変わったくらいです。


と、ここまで書いて疲れてしまいました(笑)
実際の妻と娘たちの生活について書いていくつもりだったのですが、続きはまた明日ということで。

Masa
Class of 2012

病院と保険

2011-11-27 22:08:10 | 生活
引き続きTOMです。

日本は寒い日が続いていますでしょうか?
TOEFL、GMATも山場を迎え(もうクリアしてる方ごめんなさい)、受験をご検討いただいている皆さんとって体調管理の重要な季節になってしました。風邪など引かないように是非がんばってください。

なんてことを書いておきながら何なんですが、実は先日、初めてアメリカの病院&保険を利用しました。国が変われば、病院や保険もこうもかわるものなんですね。ということで今回はアトランタの病院と保険についてです。

ゴイスエタにはご家族でこられる方も多いんですが、やはり皆さん心配されるのは、治安、食事、医療といったところでしょうか?
アトランタは治安が悪いと思う方もいらっしゃるかと思います。もちろん海外生活ですので気をつけるに越したことはありませんが、自分たちの生活圏で不安を感じたことはありません。食事についてもにアトランタは日本食もアメリカの中でもかなり手に入りやすいほうですし(魚以外、是非前の投稿を見てください!)、韓国、中国含めたアジア系なら山ほどあります。ただよくわからないのが医療。今回は日本との違いや注意点、利用方法などをご紹介します。

皆さんご存知の通り、オバマ大統領により保険制度改革法案が成立し国民皆保険が一応実現しています。一応とつけたのは、これが基本的に民間の保険を基本とした制度だからです。日本のような全国どこでも利用可能な健保、国保ではなくあくまで商業ベースの医療保険を基本とした保険制度です。では何が違うかというと、加入している保険によって使える病院が違うんです。つまりあなたの保険では隣のお医者さんが使えないという事態が起こるんです。

使える病院にいけばいいじゃん!その通りです。学校経由で入る保険(Aetna)でエモリー付属で全米でも上位にランクされるエモリーホスピタルやクリニックも利用できますし、何の問題もありません。。。といいたいところ何ですが、実は難しい医療用語や痛みの感覚を英語で伝えるのってかなり大変です。シクシク痛いとかチクチク痛いとかなかなか英語が出てきません。ましてや家族の方はもっと大変じゃないでしょうか。

アトランタには日本人医師が開業している病院もいくつかあり、もちろん予約から診察まですべて日本語OKです。こういった病院であれば、奥様やお子様も安心して受診できるのではないでしょうか。ただ病院の合う合わないももちろんありますので、アトランタ渡航時の旅行保険を長めに掛けておき、その期間の間に受診し、自分に合う病院があればその病院に対応している保険に入るといった方法もあります。

もう一点日本と違うところといえば、主治医がいれば祝日や休日でも薬の処方を受けられることです。主治医の先生に連絡がつけば、すぐに近くの調剤薬局に電話で処方の指示を出してもらえ、薬を受け取ることができますし、保険も利きます。どの薬を飲むべきか悩む必要もなくかなり便利なシステムです。アメリカの合理主義に感謝です。

一見日本より複雑な制度ですが、うまく使えばよりよい医療を受けることもできます。よく考えて正しく使いましょう!
まぁ健康第一ですけどね。

Class of 2013 TOM
*保険内容および医療内容については各保険会社、医療機関にご確認ください。


アトランタ レストラン事情 Part 1

2011-11-26 10:40:09 | 生活
Class of 2013 のTOMです。

ゴイズエタ在校生宛のメールが復旧し、受験を考えていらっしゃる方からメールを頂く機会が増えています。うれしいですね。在校生一同、精一杯回答、情報提供させていただきますので、お気軽にご連絡ください。またこれまでにメール送っても届かなかった方、申し訳ありません。もう一度ぜひメールしてください!お待ちしています。

さあアトランタも短い秋が終わり、冬が近づいてきました。日本は魚のおいしい季節になってきましたね。私がアトランタで唯一不満に思っているのがまさにこれです。

なかなか新鮮なおいしい魚に巡り会えない、もしくは高い。。。 

まあ後者の方は個人的なフトコロの問題ですので、横においておいて(とはいってもほんとに高いんですよ近所のちょっと高級スーパーでシャケの切り身が1ポンド=約400gで14ドル!!!)、やはり実際日本ほど簡単に手に入るかと言えば残念ながら答えはNoです。

もちろん、大都市であり、韓国人の人口も非常に多いアトランタですので、ちょっと足をのばせば(車で30分くらいでしょうか)おいしい魚が手に入ります。
しかしやっぱり若干不便。。

でもそんな事であきらめる Class of 2013 食担当(自称)TOMではありません。
魚が手に入りにくいんなら食べにいけばいいじゃん!!!

という事で今回はアトランタレストラン事情をお送りします!

まずは朝食、ブランチ編から!


Apres Diemでブランチです。
住宅街からほど近く、アトランタでも人気のお店です。
夜は、ゆっくりお酒も飲めますが今日はブランチで!
おすすめはオマールのサンドイッチ。うまいです!!
朝からオマールなんて贅沢!!と思いますが値段は比較的リーズナブル(12ドルくらい?)
朝昼兼用で、たまの贅沢なら許される範囲でしょうか。。。

次は小腹がすいたら、やっぱり定番ハンバーガー。


個人的な一押しは、エモリービレッジにあるWonderful Burgerのイングリシュバーガーです。
みんなワンダフルバーガー(お店の名前と同じバーガー)を頼むんですが、個人的にはイングリッシュバーガーが上ですね。
ソテーされたオニオンとマッシュルールが最高です!
たぶん、エモリーの学生はかなり利用してる店じゃないでしょうか?

アメリカの夜といえばやっぱりステーキ!!


Long Hornでステーキディナーです。
このお店、結構見かけるのチェーン店ですが、侮ってはいけません。
ほんとに美味しい&安いです。
本場のボリュームたっぷりステーキが約20ドル、お酒を飲んでも30ドルでおつりがきます。
金曜、土曜はかなり混んでますので、早めに行きましょう。

最後にちょっと日本が恋しくなったら、やっぱり


そう!寿司です。
アトランタは至る所で寿司を食べる事が出来ます。寿司バーはもちろん、ほとんどの大手スーパー、学食でも寿司が食べられます。
しかも味も結構侮れません。
ただレストランでにぎり寿司はかなりお高くなってしまいますので、おすすめはロール寿司です。
アメリカで独自の発展を遂げたロール寿司は、種類も豊富。一瞬 えっ!!と思うものもありますが、是非挑戦してみてください。

という訳で今回はアトランタレストラン事情初級編でした。
魚が食べたいといっていた割に、なんか肉が多い気がしますが、そこはアメリカ。気にせずいきましょう!

次回中級編をお楽しみに!!

TOM

*本文中の味、店の評価はあくまでTOMの独断と偏見によるものです。