2月11日(土・祝)～12日(日)の二日間で山形に行ってきました。
一番の目的は樹氷を見ること。山形のお天気は
マークが並んでいます。
果たして見ることが出来るのか・・
快晴の埼玉県から山形新幹線つばさに乗って出発しました。
遠くに富士山が見えました。
福島駅で東北新幹線から分かれて山形方面に向かうつばさの走行速度の遅さに
驚きつつも 雪の車窓を楽しみました。
今日のお楽しみ 『奇習 加勢鳥』を見るために
かみのやま温泉駅で下車します。
雪の駅前広場。北にやって来たのを実感。
早速この町で行われる 民俗行事の奇習加勢鳥を見に行きますよ。
加勢鳥とは
稼ぎ鳥が語源とされるカセ鳥は、五穀豊穣や商売繁盛を願う
民俗行事として古くから親しまれています(上山市加勢鳥パンフレットより)
駅から15分くらい歩いて上山城にやってきました。
遠くから なにやら楽しそうな音が聞こえてきました。
もう始まっているようです。
真ん中で輪になって カセ鳥たちが躍っています。
カセ鳥 カセ鳥 お祝いだー 商売繁盛 火の用心
カッカッカーのカッカッカー カッカッカーのカッカッカー
お城を出て二つのコースに分かれて練り歩きます
途中で何度もとまっては その場で踊ります
カッカッカーのカッカッカー
ポリバケツに水と柄杓が用意してあり カセ鳥に祝い水をかけます
皆さんが来ているのは ケンダイという藁で編んだもの。
寒さで肌がまっかになっていました 寒いうえに水もかけられるのですから
もう半端ない寒さでしょう。 女性も何人かいました。
カセ鳥の皆さんがはいている雪草鞋はこれですね
しばらくカセ鳥について楽しんだら 駅に戻ります。
途中にテントがあって カセ鳥鍋が売っていたので食べます。
地元で採れた野菜や 市内のだんご屋さんのお団子 中華屋さんの揚げ麺 鳥のつみれ
塩コウジを使った優しい味の鍋料理でした。冷えた体が温まります。
かみのやま温泉駅から電車に乗って 山形市にやってきました。
駅ナカの観光案内所でパンフレットをもらって 市内を観光します。
おなかもすいたので 食事できるところを探しながら歩いて
山形まるごと館紅の蔵さんにやってきました。
お蕎麦がいただけるようなので ここでお昼にしました。
縁側にきれいな花と 花笠が飾ってありました。
おすすめのセットをいただきました。お蕎麦も小鉢もどれも美味しかった。
おなかがいっぱいになったので 市内観光に戻ります。
こちらの とても古い建物は教会か？と思いきや
なんと歯科医院ですって それも現役の！いったい中はどんな造りになっているのか
中で診察してもらいたい。
七日町御殿堰
山形県郷土館文翔館 旧県庁舎だった建物
建物の中もものすごく豪華で
素敵な装飾も
この部屋が
映画の撮影に使われたそうです
この映画テレビで観たよこの部屋だったんだ～と よろこぶ。
窓のステンドグラスが素敵
西洋のお城見たいな県の資料館でした。
チェックインの時間になったので ホテルに行ってチェックイン。
雪がどんどん強くなってきました。
ホテルで一休みしたら夕食を取るために外に出ます。
外は吹雪いて どんどん雪が積もっています。
吹雪の中を頑張って食事処を求めてあちこち歩きますが
行こうと考えていた 郷土料理を食べさせてくれるお店どこもは予約で
一杯と断られてしまい最後に 駅に隣接するメトロポリタンホテルの
和食レストランに行ってようやく 夕食にありつけました。
目当ての店ではないものの 山形の味も味わえたし
おいしくて大満足でした。
一の膳
二の膳 芋煮と山形牛がついている
吹雪の中をホテルに戻り 楽しかった今日一日を振り返りながら
やすみました。
夫はカセ鳥がとても楽しかったようで カッカッカーのカッカッカーと
繰り返し真似をしていました。
明日はいよいよ 蔵王に樹氷を見に行くのですが 果たして？
