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。id=siro5 。 name=kana1 Sakuraさん有り難うございました。
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上高地に来て、下を(水を)見ていても仕方がない・・・(帰る時間が
せまっている) と言う人もいましたが、山はいつまでもそこにあるが、
水はそうはいかない・・・・そう思っていました。
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秋天の穂高は近々と目前に迫っていました。日帰りのデジカメ散歩には、
こんな幸運はありません。
でも、流れる水や、ただよう雲や、ケショウヤナギの森のそよぎを見つめる
余裕がありません。
朝夕や、雨のあと、立ちのぼる川霧の薄衣をまとって、遠くかすむ穂高の
姿にお目にかかることなど、日帰りとデジカメではけっしてありませんね。
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上高地には4回行っているが、いずれもバスの日帰り旅行なので、
朝霞や夕照の写真は撮ることはできない。
1回目のとき、上高地に近づくにしたがって、熱を帯びてゆくガイドさんの
説明のキンキン声が、10秒でいいから止まってほしいと思っていた。
初めての上高地えの胸のドキドキはあのキンキン声は邪魔だった。
釜トンネルではここに出る幽霊の話しまででた。その声がトンネルを抜けると
ピタッと止まっていた。そして「みなさ~ん、焼岳ですよ~。あれが焼岳ですよ~」
涙声をふりしぼって、天空を指差した。泣き声に乗客はゲラゲラ笑ったが
私は笑えなかった。頭上の荒々しい焼岳の偉容との対面に、
笑う方がよっぽとおかしいと思っていた。