大船に乗った気分で・・・・

結果を出しますね～・・・・・・。正直、キムさんの底力、というか、彼が個人で持ってる集客力（数字？）ってすごいんだな、と改めて思わされました。
もちろん、こういうものはチームで作っているので彼個人の単体としての力がどのぐらいかを量るのはとても難しいです。共演者や脚本家、その他スタッフの惜しみのない協力の上でなりたっているものであることは確かです。それを差し引いたとしてもこの結果。・・・・・すごい。・・・・
でも、去年のトライアスロンの時の数字の高さといい、彼がその中心で核を握っているからこそというのは動かしがたい事実かな、と。キム●クという御輿を担いでいるからこその集客力というか。でも祭りを盛り上げるのは周りの出店や演出という要素も必要不可欠です。
しかし、御輿があるのとないのとじゃ大違い。担ぐものがなければ、そもそも人が集まらず、参加する人もいません。

キム●ク主演というだけで、ある程度の数字が期待できるのは事実で、要するにそこに端役であっても出演できるのは大チャンスなんですよね。
実際、前回のＨＥＲＯで自分の株を上げた役者さんも一人や二人ではないはず。
だから、今回も、周囲の俳優さんの反応というのは実はとても気になりました。
中井さんについては、その辺りを全部わかってる上で敢えて正面から真っ向勝負した感じ。
軍配を中井さんに上げてもいいと思います。
でも、中井さんのような立場の人に、そういう挑戦の場を用意することができたのは、他ならぬキムさん主演だからこそで、そういう本気の挑戦を受けらる相手だからこそなのではないかと。・・・
他の虹ヶ浦支部の俳優さん達は、少し力が入りすぎた気もしないでもありませんでした。
３０％越えがとても現実味を持って予想される作品に出演するのですから、端役であったとしても力みが入るのは仕方ないかな・・・・とも思いました。空回り気味の感もあったかな・・・・でも、よかったです。
こういうものをすべて受け入れて立たせるキムさんの器の大きさには、本当にすごいとしか言いようがないというか。・・・・中井さんじゃないけど、ほんと、すべてを背負うね～・・・・。
あらためて、キムさんを核として置くことが、どんだけ周囲に自由とチャンスの場を与えるかということを思わされました。
センターが彼だからこそ、磐石な大船に乗ったつもりでいられるのではないかしら・・・・？と。
中井貴一さんは、謙虚にそのありがたみ、凄さをわかってらっしゃったから、それを口にされたのだと思うし、堤さんの「剛速球を周りが加速させる」というような発言もそれに近い感じというか。・・・・

私が一番気になるのは、その凄さ、ありがたみをどこまでちゃんと感じられているか？でしょうか。
そもそもが大船に乗ってるくせして、バカにしたり、陰口をきいたり、嫉妬丸出しで足を引っ張るような人の小ささ、というか。

ヒデとその周辺に関してもそうで、肝心なところで必ず結果をだすのがプロだし、本物だなー・・・・と。
サッカーはそもそもが得点という形になりにくいスポーツなので、その働きや結果が見えにくいのですが、ヒデは今Ｗ杯の予選リーグ全出場国の中からのベスト１１にも選ばれているんですよね。戸田選手の評価もそうだけど、彼が成した仕事はものすごいと私も思いました。大きな大会、厳しい試合でこそ、彼がいかに凄いかが表層化されてくるというか・・・・。（こういうものはメディアでちゃんと伝えられないので知らない方も多いと思いますが）
もちろん世界の中でみれば、そのヒデですら、そこそこの才能のサッカー選手でしかありません。とくダネのキムさんではないけれで、俯瞰でみれば実際そうです。欧州・南米・アジア・中東・アフリカ・・・・この全世界中にいる天才サッカー選手たちの中では。・・・・・
でも、日本の中では、やはり歴代最高の傑出した選手であったことは動かしがたい事実でもあったのではないでしょうか？

彼の価値がちゃんと正統に評価されますように。
大船に乗ってることに対するありがたみを、すべての人が少しでも感じられるような日本でありますように。

そうだ、余談ですが、ＨＥＲＯのテロップを見て、テレ朝にチャンネルを変えたというサッカーファンに何人か会いました。
フジはＨＥＲＯで数字を取ろうとしたのに、テレ朝にやられたね、と。
だから実は、その打撃を少し心配してたのでしたが杞憂でしたね。
この話には両面からの驚きがあって、キムさん好きの私からすると、「あー、それでもこの人、ＨＥＲＯを見る気は満々だったんだ！すごいよ、キムさん。」というのと、「サッカー話の中にすら入ってくるキム●クて、すごい存在感だな。」というのと。