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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ

2005年04月10日 | Weblog
大学の同級生宅で、いろいろお祝い会&壮行会を企画してもらって、先ほど帰ってきた。忙しい中、集まってくれた皆に感謝感謝。気が置けない仲間と会うとほっとする。いつも声かけしてくれるTさんのおかげで、何かと助けられてきたことに改めて気づいた。ありがとう。
タイトルの『スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ』はスリランカの首都名。
今日会ったうちの3人が、すらすらと語っていた。


4/2に書いた”スリランカ政府が津波対策として海岸沿いの土地に一律100m規制をかける動き”について、
スリランカ建築学会では、政府と海外専門家との意見の相違があり、
どう判断すればよいか対応に困惑していると聞いた。


桜満開

2005年04月08日 | Weblog
親友と食事をしながら、いろいろ話をした。
今回のスリランカ行きを応援してくれたうちの一人で、
迷ったとき困ったときには、いつも助言をくれる。
友達の存在って、普段はあり難味のわからないものなんやなあと改めて実感。

今日は、花見日和の時候だった。

ほほえみ

2005年04月06日 | Weblog
昨日送ったメールの返事がTokyo事務所、現地事務所から
それぞれ来て、航空券の手配も、現地での移動も準備済みとのこと。
これで一安心。
自分からどんどん尋ねていく必要性を実感した。


昼間、学位取得と出発の報告をしに恩師(故)の奥様を訪問する。
お茶を出してくださるのかと思いきや、
「では乾杯しましょう」と赤ワインが注がれる。
喜寿を迎えたとは思えない、粋な計らいが嬉しかった。

旅立ちにあたって、谷川俊太郎の詩『ほほえみ』をご紹介いただく。
著作権上、ここには全文を書けないが、簡単に紹介すると、
 自然は微笑むことができないが、それぞれの方法でほほえみを表現する。
 人は微笑むことができるのに、ほほえみを忘れたり、ほほえむことで人をあざむく。
という内容を詩である。心にグサッときた。

帰り道、この詩を紹介くださった理由を考えてみた。
「周囲を和ませることができる微笑みを忘れないでね」
というメッセージと解釈した。

ちょっと不安

2005年04月05日 | Weblog
あと1週間となり、ようやく渡航準備をはじめる。

そういえば、「12日のこの飛行機に乗るように」、
と先週に連絡が入ったまではよかったが、
それから音沙汰がない。
航空券は? ビザはいるのか? どこに赴任するのか?
何を用意したらいいのか・・・。

ふと、不安になってきた。
現地は忙しくて私のことまで構ってられないのかもしれない。
こちらからメールしてみよう。


家族旅行

2005年04月03日 | Weblog
この週末は、祖母の米寿祝いに家族で
小豆島へ温泉旅行に行った。
半年くらい前から企画していたのだが、
偶然、自分は出国を目前に控え、
家族とゆっくり過ごす時間がもつこと
ができ、非常に良かった。

しばらくはお預けとなる温泉や和食を堪能した。
明日からは慌しい一週間となることでしょう。

弟につきあってもらって、近所でノートパソコンを購入。

壮行会

2005年04月02日 | Weblog
以前の職場の同僚達と飲む。
「波にのまれないように」との忠告に、「世間の荒波にもまれてきます」と返す。
気の置けない仲間達だが、皆が定職についている中で、
自分だけがふらふらしている後ろめたさが居心地を悪くさせる。
まあ、深く考えず、その場を楽しんで帰ってきた。
幹事のIさん、ありがとう。

元国連職員で長年スリランカにたずさわっておられた
H先生より、ご助言をいただく。
現地では、まず仮設住宅を建設することで、現在のテント生活から
日常生活を再建する段階にさしかかっているとのことである。
また、スリランカ政府が津波対策として海岸沿いの土地に
一律100m規制(海岸線より100mまでは家をつくれない)をかける動きがあり、
漁民の生活が困難になりうることを懸念されておられた。

この規制については、先日お会いしたJICA職員の方も
疑問視されておられ、現状がどうなのか確かめたい。

広がる世界

2005年04月01日 | Weblog
緊急支援で被災地に入っておられたO医師に、現地の様子をお聞きする。
東側の漁村地域はかなりの被害を受けているらしい。
これから復興支援が重要ではあるが、現地の人々と仲良くなり、
生活を楽しむことも大切と聞き、少し安心する。
また、日本国内での作業のようには事が進まないことが多いので、
完璧主義にならぬようにとのアドバイスも受けた。

Tokyo事務所発行の広報誌によると、今後月1,000 戸ペースで、
6,000~8,000戸の仮設住宅を建設予定とのこと。かなりの数と思う。

2週間ほど前になるが、APUのC学長(スリランカ出身)
にお会いし、今回の任務についてお話する。
C先生は学生を連れて、現地で小学校を建設予定とのこと。
時間があったら遊びに来てくださいとのお誘いを受けた。

話はかわって、10年来お世話になってきたK教授が退官された。
感謝の気持ちはとても言葉で表せないが、K先生のおかげで今の自分がある。
学んだことを心に留め、建築とは何かを一生問いかけていきたい。