in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

技術職員内部研修

2006年12月21日 | Weblog
前から職場でやりたかったことの一つに、「現場事務所で働く若手技術職員の研修をすること」がある。うちの機関の仕事は仮設建築が多く、一般の建築物にたずさわる機会が少ない。また棟数が多いので一つ一つの作業に時間をかけられない。

事業をまわす(数をこなす)ことで必死になる一方で、現場経験の豊富でない職員は、気がつかないうちに自分の可能性をだめにしていないか、つまり、こんなものでいいかと安直に考えるようになっていないか気になり始めていた。復興支援が終わるとうちの機関もこの国を去る。その後も他の機関/会社でモノになるような力を彼らにはつけていてほしい。最近切に思うようになった。

Colomboで働く職員とは身近に接しているので、仕事の合間に課題を与えたり、会議に同席させたりと刺激を与えることができるが、離れた現場事務所ではそれが難しい。また、技術職員が一人もしくは二人しか各事務所にいないので、なかなか切磋琢磨する機会が少ないといえる。

そこで、先月折を見てC大ボスに、地方から技術職員を呼び寄せて研修を企画したい旨を告げると二つ返事でOK。10月から加わったD監督の協力を得て、座学、現場見学、プレゼンと内部研修を組み、今日明日と行った。

現場見学は、Colomboで37階建のツイン超高層マンションの建設現場を訪れる。現場では、約3年の工期の3分の2を終えたところ。1フロアに2プランで約100世帯が住むことになる。平均価格が約6,000万円というスリランカでは超々々高級マンションといえる。内容については、ここでは詳しくかけないので省略。うちの職員たちは熱心に見学していた。彼らの真剣さをみて企画してよかったと思う。

現場見学の調整は、知り合いの日本人部長さんが快く自社の現場を紹介してくれた。感謝々々。

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