ぎをん 彩 スタッフブログ

舞妓体験処 ぎをん彩が、京都の情報やスタッフの話などをご紹介いたします!興味のあるカテゴリーを左下から選んでご覧下さい。

~彩の寫眞道~~彩のしゃしんどう~第10回

2008-10-26 16:00:36 | ぎをん 彩 カメラマンによる撮影講座
~彩の寫眞道~~彩のしゃしんどう~
第10回

テーマ 絞りを使ってみる 

こんにちわ。フォトグラファーの稲垣です。
早いもので寫眞道も第10回目を迎えました
京都はまだ紅葉していませんが、徐々に葉っぱが色づいてきました。

さて今回は、そんな紅葉を撮影するためにも必要な「絞り」についてお話したいと思います。
絞りとは人間の目の瞳孔のようなもので、レンズの光が通る穴のことです。瞳が大きくなったり小さくなったりするように、カメラも絞りを開いたり、狭めたりして、光の量を調節します。
カメラの場合、絞りの開き具合をF値と言い、その程度を数値で表します。F値が大きいほど絞りを絞り(ピントの合う範囲が広くなります)、小さいほど絞りを開ける(ピントの合う範囲が狭くなります)ことを意味します。
また、どこまで絞りを開けたり絞ったりできるかは、レンズによって異なってきます。

では、F値を変えて比較してみましょう。
ピントは全て真ん中のコスモスに合わせています。
F5.6

F7.1

F9

F11

いかがでしょう。上の写真ほど絞りを開けているのでこのように、背景がぼけます。
下にいくほど絞りを絞っていますので、背景もしっかりくっきり写ります。
ピンポイントでみせたい被写体があるときは、F値を小さく。
風景など、全体的にシャープにみせたいときは、F値を大きく。
絞りを変えるとシャッタースピードも変わってきますが、それはまた後のち。。。
一つだけ注意することは、F値を大きくすると、シャッタースピードが遅くなるので、
手ぶれには要注意です!!

この操作ひとつで写真は全然違ってきますので、やってみてくださいね!
一眼レフではまず、AV設定(絞り優先モード)にしてください。
上についているモードダイヤルをクルクルまわして設定してくださいね。

~彩の寫眞道~~彩のしゃしんどう~第9回

2008-10-20 15:15:27 | ぎをん 彩 カメラマンによる撮影講座
~彩の寫眞道~~彩のしゃしんどう~

第9回


テーマ 露出について

みなさんこんにちは☆
フォトグラファーの奥田です。
京都は観光シーズンに入り観光客の方も増え、
彩の周辺も賑わってきました!!

さて、本日はカメラの露出について書きたいと思います。
露出とは、簡単に言うと明るさのことです。
露出機能はコンパクトデジカメや一眼レフカメラについています。

皆さんがデジカメで撮影するとき、
カメラが自動で適正な明るさに合わせてくれています。
では、実際にどのようにして露出が決まっているかというと、
カメラを構えてシャッターを半押しした時に、
そのピントが合っている被写体を中心に明るさを決定しています。

例えば、同じ場所、同じ明るさであっても、
ピントを合わす被写体が違えば写真の明るさも変わりますよね?

つまり、ピントを合わす被写体を中心に露出というものが決まります。

ただ、この機能は、あくまでもカメラが決めた基本的な明るさです。
言い換えるとその写真に映っているすべてのものが、
明暗差がつき過ぎないようになっています。
撮影するシチュエーションや、被写体によってそれは必ずしも
適正ではありません。


そのため、撮影者が思っていたよりも暗めの写真になってしまったり、
反対に明る過ぎる写真になってしまうことがあります。

そのようなときに、少し露出補正をすることで、
撮影者の思った通りの明るさで撮影することが出来ます。


例1 (+1補正での撮影)
この写真では、ピントを手前の葉っぱに合わせています。
後ろの灯篭ももう少し明るく撮りたい時は、
プラス補正すると明るく撮影することが可能です。




例2(適正補正での撮影)
この写真もピントは手前の葉っぱに合わせて撮影しています。
適正露出だと葉っぱは明るく映りますが、
後ろの灯篭は若干、暗く映ります。




例3(-1補正での撮影)
この写真もピントは葉っぱに合わせています。
葉っぱも灯篭も暗く映り、全体的に暗く映ります。







どの写真が正解というわけではありません。
このように、同じ写真を撮っても、露出補正することで
写真の印象は驚くほど変化します!!


とても簡単な操作なので、皆さんも是非、覚えてくださいね。
詳しい操作方法は、カメラによっても多少違うので、ここでは簡単に
ご説明します。
カメラのボタンの表示で、+や-が書いてあるボタンが露出補正のボタンです。
携帯であれば、十字キーの上下や左右で出来る場合が多いです。
この機能を使って一度撮影をしてみて下さいね☆




~彩の寫眞道~~彩のしゃしんどう~第8回

2008-10-15 14:04:40 | ぎをん 彩 カメラマンによる撮影講座
~彩の寫眞道~~彩のしゃしんどう~
第8回

テーマ 良いデジカメの選び方

みなさんこんにちは!!

日々、秋を感じれるような気候になってきた今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか??

フォトグラファーの安田です。

さて、今回は、ご質問にもたくさん頂いていたのですが、コンパクトデジカメについて書いてみようと思います。

みなさんもコンパクトデジカメを購入される時に、どれがいいのかたくさんありすぎて、良くわからないって事はありませんか??

確かに電気屋さんに行くと、たくさんのメーカーから発売されていて、同じメーカーでもたくさんの種類が出ていて、機能なんかもたくさん書いてあるけど、意味がよくわからない・・なんて事はありませんか??

最近では、だいたい半年に一回のペースでモデルチェンジをするそうなので、ほんとに選びにくいですよね。

では、まず何を基準に選べばいいかですが、それは、皆さんがデジカメをどんな風に使うかによっても変わってきますが共通していえる事を並べてみたいと思います。

まず、軽さです。これは、人によって変わりますが、重くない程度のものを選ぶといいとおもいます。

次に、持った時の手のなじみ方や、ボタンなどの使いやすさ。いくら軽くても、しっかりホールドできなけらば、上手く撮ることはできません。

それから、使い機能がすぐに呼び出せたり、シャッターボタンや再生ボタンが押しやすい位置にあることも大切かと思います。

そして、電池の持ちです。カメラはほとんどが充電用のリチウム電池を使用しているため、専用の充電器がないと充電できません。

出先で撮りたいと思った時に電池がなければどうしようもないので、一回の充電でどれくらいの写真が撮れるかを知っておくと便利かと思います。

それから、使用できるメモリーの種類。ほとんどがSDカードを使用しますが、SONYなどは、メモリースティックですし、オリンパスもXDカードになります。お使いのPCなどとの利便さを考えて使用するメモリーを知っておくのも重要なポイントだと思います。

では、次はカメラに付いている機能で便利なものをいくつか紹介したいと思います。

ほとんどのカメラが、人を対象に撮る前提で作られてるもので、人物を撮る際にあればとっても重宝する機能をいくつか紹介します。

これらの機能が付いてるカメラを購入される際の参考にしてもらえればいいかと思います。

名称などについてはメーカーによって変わりますので、機能内容を覚えてもらえるといいかと思います。

顔認識AF:この機能は、カメラが自動的に人物の顔を判断してそこにピントを合わしてくれるものです。この機能の正確さや早さは、新機種であればあるほど向上していて、最大15人くらいまでの顔を認識してくれるものなんかもあります。

「今だ!」っと思った瞬間、カメラを構えたらすぐにカメラが顔にピントを合わしてくれるので、大事なシャッターチャンスを逃しません!それにたくさんでの集合写真なんかもなるべくたくさんの人の顔にピントを合わしてくれるので、前の方の人だけに合っていて後ろの人はボケているなんて事はなくなります。

手ぶれ補正: デジカメは手ぶれしやすいものです。 精密な機械であると同時にコンパクトで軽いため安定感には欠けるので、どうしても手ぶれは起こりやすいです。

ただ、そんな時に大事なのが、この機能で、手ブレをカメラが自動で感知しそれを修正してくれます。

ただ、修正といっても限度があるので、ブレブレではどうしようもありません。

高感度ISO: この機能と手ぶれ補正というのは、密接な関係なので、併せて覚えてもらえるといいかと思います。ISOとは、フイルムで言う100とか400とかいう感度を表す記号です。つまり、数字が大きければ大きいほど、暗いとこでもブレずにきれいに写すことができます。
つまり、このISOの大きい数字があればあるほど、そのカメラは手ぶれしにくいといえます。例えば、手ぶれ補正が付いてなくても、ISOが高いカメラであれば、手ぶれはしにくいといえます。逆に手ぶれ補正が付いていても、ISOが低いカメラであれば、明るい日中であれば問題ないですが、室内や少し暗いところでの撮影になった時は、手ブレはしやすくなります。

光学式ズーム: ほとんどのカメラにズーム機能は付いていまが、その倍率は大切で、みなさんも経験があるかと思うのですが、ズームで撮った写真と普通に撮った写真では、ズームの写真はなんか荒いし、写真があまりきれいじゃない。 この現象はズームしたときに電子的にズームを行うので、実際にレンズが動いてズームをするわけではないので、画像が荒くなってしまいす。つまり、光学何倍ズームがどれだけついているかによって、ペットや小さいものを撮るとき大変重宝します。

撮影シーンの種類: 最近のカメラにはたくさんの撮影モードが付いています。ポートレートや、風景、それから、夜景モードなど。これらは、その撮影するシチュエーションによっては大変重宝しますので、みなさんが、よく使うなーとあったら便利だなと思う撮影モードが入ってることも大切ですね。

まだ、今挙げた以上にたくさんの機能がありますが、カメラを選ぶ上で重要なポイントをご説明しましたので、これらを参考に選んでいただけるといいかと思います。

この中に画素数についてはふれなかったですが、今の主流は1000万画素以上ですが、1000万画素の写真と800万画素の写真で、みなさんがよくプリントされるLサイズの大きさで見た場合の違いがあるかというと正直ほとんどないというか、それを見て判断はできません。

つまり、あまり画素数にこだわらなくても、それ以外の機能に注目して選んでいただいたほうがいいかと思います。

参考になったかわかりませんが、これから紅葉や、クリスマスなど写真を撮る機会がたくさんありますので、ぜひお気に入りのカメラで出かけてみて下さいね!!

また、ご質問などもあればお答えしますので、ドシドシコメントお待ちしてますね!!

ついにでました☆千社札!!

2008-10-09 14:55:54 | ぎをん 彩 オプション
皆さんこんにちは!!
10月に入り、ぎをん彩の周辺も金木犀の甘~いにおいで充満しています。
さてさて、新しいオプションのご紹介です。
皆さんおまちかねの、千社札の登場です。
千社札とは、舞妓さんの名刺みたいなものですね。
もうオプションに追加してから1ヶ月ほどになるのですが、
皆さんにご好評いただいております

柄のバージョンは、2パターンご用意いたしました。

Aバージョン

Aバージョンはオレンジと青で少し大人っぽく。。。
ちなみに、オレンジはぎをん彩の紋である吾亦紅が模様になっています!!
青は波柄です

Bバージョン

Bバージョンはピンクと緑で可愛く。。。
ピンクは梅の花ですね
緑はたくさんの円が柄になってます。


千社札はシールになっていますので、プリクラ感覚でお友達と交換したり、お名前シール代わりにノートに貼ってみたり。。。いろいろ楽しめます。

ハガキサイズに14分割になっております。
かなり小さくなってしまいますので、顔がわからなくなっちゃうため、アップの写真を選んでいただくのがベストです!
また、全身などのお写真を選ばれた場合でも、顔がわかるようにアップにしてシールをお作りしますので、ご了承くださいね。

千社札 1シート 800円

By 稲垣

~彩の寫眞道~~彩のしゃしんどう~第7回

2008-10-05 16:34:00 | ぎをん 彩 カメラマンによる撮影講座
~彩の寫眞道~~彩のしゃしんどう~
第7回
テーマ ホワイトバランスを触ってみよう!
皆さんこんにちは。フォトグラファーの稲垣です。
京都もすっかり涼しくなって昼間も長袖が必要な季節になってきました。

今回はホワイトバランスについてお話したいと思います。
皆さんがカメラでパシャッと撮影した時、なんだか青っぽいなぁとか赤みがかってるわぁと感じる写真になることはありませんか??
被写体は、太陽の光やライトなどの光源からの光を反射して、目やレンズに写ります。
人間の目は、被写体に自然光があたっていても、電球や蛍光灯の光があたっていても、白い色は白と認識しますが、実際には光源によって、青っぽくなったり、赤っぽくなったりしています。
デジタルカメラは、白いものが白く写されるように調整する必要があります。どのような光の下でも適切な白色を再現するための機能がホワイトバランスなのです!

デジタルカメラには一般的に、いろいろな光源に対して自動的にホワイトバランスを調整してくれる「オートホワイトバランス」機能が付いています。(AWBと略して表示してあることが多いです。)そのほかにも、太陽光、電球、蛍光灯などの光源にあわせて、手動でホワイトバランスを設定することができます。
試しに、ホワイトバランスを変えて撮影してみましょう。
AWB
 
太陽光
 
日影
 
蛍光灯
 
電球
 

こんな感じです。その日の状況に合わせたり、オートホワイトバランスで撮影すると、その場の色をしっかり再現できます。ホワイトバランスが合ってないと、
ちょっと色味が赤すぎたり、青すぎたり。。。
しかし、これを逆手にとって撮影してみましょう。
撮影した日は、雨上がりで空は曇っていました。


これはオートホワイトバランス設定で撮影しました。たしかにこんな色でしたが、
紅葉を見せたいのだとするなら、物足りない気がしますよね。
そこで太陽光にして撮影してみました。


どうですか?写真全体が赤っぽくなりました。後ろの背景までちょっと赤みを帯びてしまいましたが、紅葉らしさは断然こっちのほうがでてますよね!

このように、同じ写真でもホワイトバランスを変える事によって、同じ被写体でありながらにして、まったく違った印象の写真が撮影できるのです。撮影したいものや、撮影したいイメージによって、変えてみると良いですよ!
最近ではコンパクトデジカメや携帯のカメラにも、この機能がついているものが多いので、皆さんも是非試してみてくださいね

長崎国際テレビの取材がありました。

2008-10-01 17:22:14 | マスコミ取材
10月になりましたね

京都は朝晩がぐっと冷えるようになってきました

本格的に秋に向かっている感じです

秋に向けて、メディアで京都特集がされるのでちょうどこの時期はテレビの取材を受けることが多くなります

今回は長崎国際テレビさんのお手伝いをさせていただきました

長崎の百貨店で京都物産展(京都のれん市)が開催されるので、そのPRをでレポーターのアイさんがかわいい舞妓姿で登場されます

↓今回は大内が担当しましたこんな近くでカメラをまわしてるので、緊張してしまいそうですが、大内はそんなに緊張してなさそう…でした(すごい



↓レポーターのアイさんちゃんと京言葉でお話しされていました台本を見てすぐに覚えておられたので、すごいと稲垣がゆっていました



↓稲垣が撮った1ショット…なんだかカメラマンさんになった気分ですよね



11月1日に特集として放映されるそうなので、長崎国際テレビが見れる地域の方は是非ご覧ください