2004年から2005年の間アメリカのニューヨークに住んでいました。
語学学校に通いながらですが幸いな事に展示を何度かする事ができました。
展示にまつわるいろんな思いでがたくさんあるのですが、今日はとても嬉しいことがあったのでこちらにも書いておきます。
2004年のことですが、お世話になった雑貨屋さんで展示を行った時のこと。
学校帰りにお店に寄ったら作品が売れていました。
お店のオーナーとおしゃべりしながら空いた壁を整理していました。
そしたらオーナーが「さっき日本人のお客さんがあなたの作品を買うかどうか悩んでいたわよ」と教えてくれました。
僕は、遠く日本から来たその方がNYで僕の作品を気に入ってくれたということにとても喜んでいました。
そんな感じでお喋りしながら壁の作品を整理していたら、慌てた顔の女性がお店に現れました。
彼女は、やっぱり作品が欲しいと思い戻って来てくれたんです。
とても嬉しかったですね。
京都でお店をやってるという彼女の顔を見てお礼を言えた事のは良かったのですが、彼女の名前を控えるの忘れてしまい少し後悔していました。
そして昨日、京都の知人から1通のメールが来ました。
京都の東福寺というとこのカフェにある作品ってギマさんの?と。
僕は写真を見てびっくり!
その3点の絵は2004年に展示した時の絵だったんです!
本当にびっくり。
まだ飾ってあるんだ!と思い感激でした。
NYで展示した作品が京都に渡り、展示されている。
この事を思うだけでとても励みになります。
いつかそのお店に寄ってお礼を言いたいです。
ちなみにお店の名前は「五感カフェここはな」というみたいです。
もし、近くに寄った際は覗いてみて下さい。
作品を見つけてくれたH氏にもとても感謝です。
五感カフェここはな