Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

続・本当は恐ろしいにこにこぷん

2006-12-19 | ビバ大衆文化
にこにこぷん」シリーズ、ぴっころに行きましょう。
例によってWikipediaの記事からぴっころの項を引用。
「ふんボルトペンギン」の女の子のキャラクター。推定年齢3.5歳。
手が水平のためじゃんけんはパーしかだせない。
怒ると「ピッコ!!」と怒鳴ると同時にジャンプして地響きを起こし、
じゃじゃまるやぽろりをよろけさせる(この動作を「どんぴょん」と呼ぶ)。

ペンギンなのに泳げず、水を怖がる。
空を飛べるようになることを夢見ている。公園で飛行帽を被って
「ぶーん、ふわぁ」と言いながら空を飛ぶ練習に励む。
むこう島に「ぽっくり」という名のちょっと勝ち気な友達がいる。
帽子であの巨体を空に浮かせられるか!
タ○コプターでも重量オーバーだろ!というツッコミは置いといて、


>ジャンプして地響きを起こし、じゃじゃまるやぽろりをよろけさせる
  (この動作を「どんぴょん」と呼ぶ)。

奥多摩に行った際に友人にも話したのですが、この地響き攻撃は
ぴょんどん」じゃなくて「どんぴょん」なんですよね。
普通なら「ジャンプ」が「ぴょん」で、地響きが「どん」なので、
順番としては普通「ぴょんどん」になるはずです。
ちなみに「にこにこぷん」は1980年代の放送ですから、
言葉の順番を逆転させるような略語の作り方
(例:サングラス→グラサン)はしないと思われます。


しかしよく考えると、「どんぴょん」で矛盾はありませんでした。
「ぴょん」は、実は「ぴっころがジャンプする」のを
表す擬態語ではないのです。これは

じゃじゃまるとぽろりが、ぴっころのジャンプ後の着地による
地響き「どん」の衝撃で、吹っ飛ばされて
宙に「ぴょん」と浮き、地面に叩き付けられる


ことを表す擬態語なのです。
つまり「ぴょん」してるのは、ぴっころじゃなくてじゃじゃまる達です。

それを考えると、「ぴょんどん」より「どんぴょん」の方が
遥かに破壊力があるわけです。
ある意味、ぴっころはにこにこ島に持ち込まれた
生ける兵器、ペンギンの形をした爆弾かもしれません。
3.5歳でこんなもんですから、成長したあかつきには
おそらく大量破壊兵器並の威力になるでしょう。
もし飛行帽が開発されて彼女が飛べるようになってしまったら、
数十センチの落下ですらあれほどの破壊力があるのが
上空から落ちてくるわけですから、にこにこ島なんか即壊滅です。

じゃじゃまる達にできることは服従しかないでしょう。
機嫌を損ねなければ何とかなると思いますので。
彼女が自らを賛美する歌を歌いだしたら、美しいと褒め称えるのです。
間違っても「どうしてそんなに まあるいの」なんて替え歌を
歌ってはなりません。命が惜しくば。
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