Coucher de soleil

いつの頃からから夕暮れ時が好きになった。紫や橙の空色の下ほっとするひととき。とてもやわらかな時間。

いとおかし

2008年04月29日 | Weblog
なんと、よいお天気なのだろう。5月は(まだ4月だが)ほんとうに、一年の中でも抜群によい気候だとおもう。さわやかな風、若葉輝く新緑、暑すぎない気温。生まれ月の4月も格別だが、5月はそれとは違った気持ちよさがある。
ところで、普段なにげないことに心惹かれることがある。むかし、少し夢中になった、枕草子のように。清少納言の気分だ。
例えば、天気予報に出てくる雪だるま。(季節はずれだが)あの、あたまをこくこくとする姿がかわいい。いと、おかし。
先日、会社でお茶会をした。足が悪くて和室にこれない少し年配の方には、会社の机の上にお出しすることにした。そうしたら、ちょっとこれでは机がきたないからきれいにするわ・・といって、私がお茶を準備している間に、机の上をかたづけて、そして、A3のコピー用紙をしいて、その上に、先にお出しした和菓子をのせて、待っていらした。なんだかとてもかわいらしいと思えた。
そういえば、昔、高校生の頃だったか、自分も枕草子のようなエッセイ集を書いてみたいと思った気がする。枕草子のようなというのは、それほど偉大なという意味ではなく、そういう形式のという意味で。

ポタジェ

2008年04月27日 | Weblog
Aさんがくれた野菜スウィーツをお茶と一緒にいただいた。ポタジェというお店の。美味しくてびっくりした。これが本物の味だなと思った。
1月から、また一念発起して体質改善をしている。計画したことのいくつかは実行できてよい方向に向かっているが、食事療法だけはなかなか続けられずにいる。やっぱり、これは私の悪いところだ。そんなとき、食事療法を徹底しているAさんの話をきく。「普通のお菓子は、味か濃くて食べれない。」「きっとチョコレートとかそういうのが好きなんだよ。」そう言われてみて、改めてきづく。そうでなくて、ほんとうに好きならいいのに、ほんとうは好きでないのに、食べてしまうと味覚が少し変わってしまってある種の中毒になっているということに気づく。自然食とかマクロビとか、雑穀料理とか、考えてみるとこの10年いやもっとかな、そういうことが好きで仕事やプライベートでときどき取り入れたりしていた。今ならまだいいが、昔は「変わっている」とおもわれることもあった。そして、多忙な生活とか、普段の環境とかもろもろのことで、継続したり、完全に実行できずにいたりした。やりたいけれど、あこがれるけど、実行できない。こんな生き方の原点みたいなところでとまどう自分に大きな問題を感じた。
今日は、NHKの「ファーストジャパニーズ」を見ることもできた。アンコールでやっと出会えて嬉しかった。こんな根本的なことで踏みとどまる自分とファーストジャパニーズを比較してしまうと、気持ちが後ろ向きなるのだが、比較するものでもないので、それは自分なりによい方向に解釈していきたい。番組の最後のコメントは、心に響くものがあった。「カバンは、まるで人の心と身体と同じ。なにもはいっていなくても中身がないし、つめすぎてもよくない。だから、きちんと物を整理して必要なものだけいれる」だったかな。
いまの自分の状態は、“無駄なものをつめこみすぎて逆にからっぽ”なのではないだろうか。





新聞の切り抜き

2008年04月27日 | 環境・エネルギー
先日、新聞で紹介されていた本「なぜ環境問題はウソがまかりとおるのか」の記事を切り抜いた。そうしたら、職場の人がその次の日くらいに、図書館からその本を借りてきていた。そうしたら、昨日、桂花がその著者の話をしだして、お風呂に入りながら盛り上がってしまった。こういうのを“シンクロニシティ”というのだろうか。ちょっといいすぎかな。