青紫の落書き 人、物、事との出会いから学ぶ

自分スタイルを磨く『気づき』を綴る

中学生の会話を耳にして思うこと

2017-10-15 19:40:31 | 日記
朝日新聞の投書欄に17歳の方の思いが掲載されていました。高校生でしょうか、とてもしっかりした意見をお持ちで、このような考えを持った若者が増えることを期待するのは私だけではないと思いました。

そんな思いを持った日に、恐らく中学生と思われる若者たちが電車の中で交わしている話に聞き入ってしまいました。

話題は『あべる』。
食べるでもなく、上げるや挙げるでもなく、聞いているうちに『安倍る』について盛んに言い合っていることがはっきりして来ました。

恐らく20位の意味を口々に言っていましたが、頷ける話も多々あって楽しい通勤時間になりました。
この話はマスコミが取り上げ、政治や社会を考えるきっかけにしても良いのではないかと思うくらい、様々な視点で現実を踏まえた解釈があって、大人の私も大いに気づきになりました。

もし、『あべる』という言葉の意味を求められたら、どう答えるか。
選挙に行く大人は投票前にいろいろ考え、その考えに基づいて投票すると思いますが、その考えは『あべる』の意味を提示することと同じなんだろうと思います。

中学生が世の中を見て大人を判断していることを意識したことがなかったため、今日はとても貴重な経験となり、同時に、彼らに対して望ましい社会を作る役割を私たち大人は負っていることをもっと意識し、行動する必要があると思いました。
ボルネオ