『夜と霧』 人間という生き物の凄さを知る

明けそうで明けない梅雨。
ラジオの天気解説で気象予報士 森田さんがそんなことを言っていました。
オホーツク高気圧が北に移動したら梅雨明けでしょうね。

『夜と霧』を読了。

サブタイトルに『ドイツ強制収容所の体験記録』とある通り、アウシュビッツなどの収容所での人間が人間に対してどんなことをしたのか、を詳細に記録し、分析し、人間が究極の困難にある時の精神性と人間が持つ高等な意思のあり方を客観化した本です。
私は、前半の記録に驚愕し、悲しさと憤りを感じ、後半の分析記述の迫力に感動しました。

この本は12年前に途中まで読みながら、読了できなかった本です。ずっと気になっていたので、作者の思いを知ることができ非常に参考になりました。
この夏休みにぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

今日はたくさんドライブしました。三鷹〜狭山を一往復半、その後、埼玉県小川町へ。暑中見舞い用の和紙はがきを買って来ました。
昨年の8月上旬に訪ねた店がお目当ての店です。



街道沿いの大きな看板が目印です。
暖簾がいい雰囲気出してますよね。

お世話になっているお客様に気持ちを込めて書きたいと思います。

アウシュビッツの苦悩を乗り越えた先人たちに比べれば私の苦悩など苦悩とは言えないと心得て明日以降も精進して行こうと思います。

ボルネオ

地元の蜂蜜で五 七 五を作ってみました。

梅雨明けを思わせる日差しが続いています。
選挙に行った人も多いでしょう。
与党の強さは前評判通りですね。
27年ぶりの単独過半数と予測されていますが、選挙結果を見たら様々な視点で当時と現在の比較をしてみたいと思います。

昨日、お客様と再び俳句のお話をしました。
いろいろ伺う中で『爽やか』という言葉が秋の季語だと知りました。初夏の気候に使っていたので、驚きと恥ずかしさに包まれてしまいました。

今日、我が家の書棚に歳時記があることを思い出し、取り出しました。




爽やか、ちゃんと載ってました。


この歳時記は私が高校生の時に恐らく母が使っていたものだと思いますが、残念ながら春の部と夏の部が見つかりませんでしたので、実家の本棚を探してみることにします。

夕方、投票を済ませて仙川の古本屋さんに行く途中、農家の庭先で蜂蜜を販売しているのを発見。
80グラム入り500円の品物を買いました。


以前、畑を楽しんでいた時に向かいの農家の方が蜜蜂を飼っていると聞き、手に入らないかなぁと思っていただけに、まさかこういう出会いをするとは思っていなかったので、地元産蜂蜜ゲットは
嬉しいです。
巣箱には蜜蜂が群れていました。






蜂蜜大好き人間なので、これからも買いに行こうと思っています。
農家の方には頑張っていただきたいですね。

蜜運ぶ 蜂飛び群れる 夏の箱 ボルネオ

新しい領域 俳句の世界

畑に行かれない日が続いていた最中、かなり悶々とした気持ちを鎮めるために、いつになく本や雑誌を読んでいました。

6月上旬にお客様とのお話で俳句が話題になりましたが、正岡子規は知っていたものの飯田蛇笏、龍太親子が代表的俳人であることなど、知らないことばかりで、とても恥ずかしい思いをしました。
新聞の文芸欄に俳句や川柳が載っているのを見かけたことはありますが、それらを読むことはなく、決して身近なものではありませんでした。
しかし、恥ずかしい思いをしてから、このままではいけないなぁと思うようになり、本屋や図書館に行くと必ず俳句関連の本を探し、手に取るようになってきました。
そして、この本をきっかけに俳句の世界を覗いてみることにしました。


季語の幾つかは知っていても、切れとか二重構造とか川柳との違いとか？？？なことがたくさんあり、勉強しようという気持ちを生んだように思います。

今日、この本を読み終わりました。

俳句のルーツ、川柳との違い、俳句・川柳の定義
などが分かりやすく書かれていて、少し前進したように感じています。

書中、正岡子規が俳諧の再検討、再評価を目的に『獺祭書屋俳話（だつさいしよおくはいわ）』という新聞連載及び単行本を出した、ということが書いてありました。獺祭といえば、人気の日本酒と同じ名前だなぁ、と思い、獺祭の命名を調べてみると、正岡子規の改革精神を酒づくりに活かす思いが込められていることが分かりました。
丁度、新宿伊勢丹で日本酒の催事があり、獺祭を一口呑んできました。改革の味、分かったようで分からない、微妙です。

次は飯田龍太さんのこの本を読んでみます。


今日、我が家のお風呂が新しくなりました。
気持ち良かったです。

明日も頑張ります。

ボルネオ

菜園活動を終了しました❗️

九州始め西日本地域では梅雨前線の影響で豪雨が続いて様々な被害が出ているのに、水不足が心配な関東地方では梅雨明けと思わせる暑天が続き、梅雨の長雨はどこに行ってしまったんでしょうか？昨夜のような豪雨を見ると、ここ数年の気象には暦や季語にはない自然の発現があるなぁと思います。

さて、これまで畑での野菜作りに気持ちを寄せ、いろいろな野菜たちに語りかけながら菜園を楽しんできましたが、諸般の事情により6月末で菜園活動を中止しました。

レベルも高くない、むしろ失敗の連続、何が起きるかわからない実験のような野菜作りという側面もたくさんあり、人様に読んでいただく代物ではかなったと今更ながらに反省しています。

東京オリンピックが始まるころに再開できれば、なんて考えていますが、大家さんに相談するつもりです。

拙い内容にたくさんの方々が目を通してくださり、大変ありがたく感謝しています。

これからは読書を中心にボルネオという人間が人生後半に備えた自分の磨き上げをどう進めて行くかといった視点でこの『落書き』を続けて行こうと思います。
良ければ覗いてみてください。

ボルネオ