がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

1号機の最上階を気球で調査・・・鉄骨材など散乱

2012年10月30日 | 原発
1号機の原子炉建屋で、最上階の5階の様子を初めて撮影された。

水素爆発の影響で天井や天井を支えていた鉄骨材が落下、散乱していたが、がれきの隙間から

使用済み燃料プールの水面がわずかに写っていた。

放射線量は最大毎時53・6ミリシーベルトと、かなり高かった。

カメラ4台と線量計2台を付けた直径2メートル、高さ5メートルの細長い気球を用意し、

建屋内の吹き抜け部分を上昇させて、撮影や測定をした。

線量は2階では最大毎時150・5ミリシーベルトだった。


1号機は、明らかに水蒸気爆発で横方向に爆発したために建屋の屋根がそのままオペフロの上に

落下した状態になっていたので、天井を構成するトラス構造の鉄骨が散在していることは

容易に想像がついたが・・・

1号機の放射線量が余りにも高い・・・

これでは、人による廃炉作業など無理と断言してもいいだろう。

ということは・・・ロボットという発想になるのだが、現在開発済みのロボットは、作業には程遠い

ものであり、新たな発想で新規開発をしなければならない。

オペフロ上のガレキ撤去だけでも2年は掛かるだろうし、燃料プールの燃料取り出しは、更に

その先になる・・・

そして、原子炉内の燃料の状態を確認するまでには、想像できない程の年月が掛かるのは

想像に容易い。


廃炉に関する大工程は、未だに変更されずに存在しているが・・・既にこんな工程は達成できない

絵に描いた餅であることは明白だ。

何故、国民に真実を伝えないのか???

原発の再稼動を優先し、利権を守ろうとする大きすぎる”原発ムラ”の解体は不可能なのだろうか?


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