信頼関係

老人施設に働き始めました。

今までの経験とは違うのは
・少人数
・食事提供
・個別入浴
・職員送迎
・個別レクリエーション

それに、12年前働いていたときはまだお若かった部類の世代が今の利用者さん達の世代になっているため、微妙に時代背景が異なっています。

何が1番難しいって
やっぱり信頼関係を築くことです。

以前は相談員という役職についていたため、金銭管理や窓口相談など信頼を築く点ではまだやりやすかったと思います。

今回は介護職員なので、みなさんとお話ししながら一つ一つを丁寧に、楽しく、共感し合いながら物事を進めるように心がけています。

しかし、認知症の方に覚えてもらうのは時間が必要です。
今の私の難関は、入浴を嫌がる認知症の利用者さんを入浴していただくよううまく誘導すること。入浴担当は一人なので、誘導から入浴、ドライヤーかけまで1人あたり30分で終わらせます。
しかし誘導の時に「入らない！帰る！」と始まり、違う理由をつけて脱衣所までたどり着くもそこから怒ってしまいます。
新人の私も負けませんが、ここから柔軟性が勝負になります。

結局、これ以上は無理だと負けてしまい、その利用者さんは入浴せずお着替えだけで帰りました。

その日その日で違います。体調もあります。
それはわかりますがやっぱり納得がいきません。
今日はこれからの対策をよく考えてみます。

職員さんからは、「これ以上考えたらおかしくなるから今日は忘れて！」と言われましたが笑。

そういってくださり、和やかな雰囲気を作ってくださる職員さん達。本当に感謝しています。
また、作ってくださるご飯の美味しいこと。

今日のメニューは
コロッケ
ご飯
キャベツサラダ
春菊と根菜の白和え
えのきの味噌汁
しば漬け
清見オレンジ

でした。

自分以外が作ってくれるご飯、ってこともさらにおいしさup。
でもすごいのは、余ることなくぴったり人数分、冷蔵庫にあるもので！
私も作れるようになるのだろうか。。

いやいや、今の自分はまず信頼関係。
トラブルや思わぬ事態に対応できる柔軟な動きを身につけなければ。

今のところ、入浴が丁寧で毎回楽しみと利用者さんに言っていただけてるのが幸いです。良かった。

今日は怒ってしまった利用者さんと午後にお裁縫を一緒にしました。
和裁の先生だったので教えてもらったのです。
とても優しく丁寧でした。
まさかお風呂入らない！！と豹変するなんて思いもしないほど。

利用者さんそれぞれ今に至る背景があって、それを汲み取りながら今ある問題を紐解いていく、、その紐が何本あるか、長いか短いかはわかりませんが。

少しずつでも心を通わせていきたいと思います。


話の種になるように、初のお給料で購入した面白靴下。笑
今日コーヒー牛乳を履いて行ったら、利用者さん笑ってくださいました。

ちなみに息子もこの靴下を気に入ってしまい、今日は天然水を履いて行ったところかなり子供達に好評だったようです笑。