「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

私の行くお店を紹介(その1)

2008年08月05日 | お酒

 今回は、私の行くお店を少し詳しくご紹介いたします。
 最初のお店は、「パブリックバー バラライカ」です。
 そのお店は、わが街のさんろく街の中にあります。4条6丁目本通から行くのが分かりやすいのではと思います。
 4条6丁目右の中ほどに3・4仲通りに抜ける小路がありますが、その上の方に「パリ街」という、小路を跨ぐ看板があります。それをくぐっていくとお店のオレンジ色の看板が灯っています。



 そして、お店に入るとレトロなBGMが静かに流れており、店主の中屋健さんが、いつもにこやかに迎えてくれます。

 
 ボックス席の壁には、お店の名前の由来になっている、ロシアの民族楽器「バラライカ」が飾られています。


 この店は、創業1961年、マスターは1935年2月生れ(現在73歳)です。
 さんろく街では、最も古いお店になります。北海道内でも、札幌すすきのの「バー やまざき」に次ぐお店になっています。
 マスターのバーテンダー歴は52年になり、さんろく街のバーテンダーのまさに重鎮というべき方です。

 この長いバーテンダー歴をもって作るカクテルは、まさに職人技です。一度にどんなに沢山の客が入店して何種類のオーダーがあっても、次々と作って行きます。シェーカーを振る時に、それを見るのがまた一つの楽しみですね。


 
   (団体客が入ると、一度に沢山のオーダーになる)

          (軽やかにシェーカーを振るマスター、絵になります)


 このお店のカクテルは、主にスタンダードスタイルのものを出しています。そしてカクテルってあまり分からないとうお客へのサービスとして、手書きのメニュー表を用意されています。これがとても分かりやすく、カクテル名を、強いもの、中くらいのもの、弱いものなどに分類し、一目で飲みたいカクテルが選べる優れものです。


 今、マスターはスコッチウィスキーのシングルモルトで、特別のものを提供することに力をいれています。
 ここでは、全く一般に市販されていないスコッチウィスキーを味わうことができます。

 (蛇の絵柄のラベルのスコッチウィスキー、「ISLAY」は、アイラ島を指します。
 この島は、イギリスの北部スコットランドと北アイルランドの中間当たりに浮かぶ島で大西洋に面しています。歴史の上では、ケルトの国だった。)




(ギリシャ文字のラベルのウィスキー、超レアのもの?この画像は、パンフレットをスキャンしたものですが、縦書きのコピーの表現がスゴイ!「神に選ばれし酒」とは。) 

 私がこの店に通うようになって、30年余りになります。最近は、足を運ぶ回数が少し少なくなっていますが、いつも楽しくお酒を飲めるところです。私の送ってきた人生と重なる素敵な空間、マスターがお元気で末永くお店を続けてもらいたいと、いつも思いつつお酒を味わっております。



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