箕面、五月晴れ、パン屋さん。

いよいよ5月。そして八十八夜（5／2）。
5月5日は二十四節気でいう立夏。
新緑、五月晴れ、爽やかな微風。
町に花が咲き乱れ、いま一番いい季節。
そんな季節に似合うのが、
フリーペーパーでよく紹介されている
わが町のこのパン屋さん。
「オッ！」と目にとまり描いた。
ゴールデンウィーク真っただ中。
何の予定もない。
（ＳＭサイズ）

春なのに、奈良公園は震える寒さ。

画材メーカー主催のスケッチ会で
奈良公園に出かけた。
浮見堂はありきたりなので、
その裏手の掘割りにイーゼルを立てた。
新緑は鮮やかだったが、季節外れの寒さ。
震えながら描いたのがこの絵。
茶店と巨木のシルエットと
向こうに抜ける新緑、そして
木の根っこのうねりが気に入った。
（Ｆ8）

春うらら、川西・笹部の里山

桜が散り、新緑の季節になった。
朝からおだやかな春模様。
絶好のスケッチ日和なので、
我が家から1時間足らずの、
川西市笹部に出かけた。
田舎の風情が残っている集落を、
ぶらり歩いて見つけた風景がこれ。
Ｙ字に別れた農道と
古い農具小屋にひかれて描いた。
春うらら、日差しに包まれた2時間余り。
（Ｆ8）

春の嵐が去って、緑の季節へ。

週末の激しい風と雨で
満開の桜が、半分ほどに散ってしまった。
翌日の快晴の下、
散歩の途中で見かけた風景がこれ。
寺の門の桜の吹き溜まりを
竹箒で掃いていた僧侶が
何とも絵になったので描いた。
桜の花はまだ残っていたが、
緑の葉が顔をのぞかせている。
山も野も、一気に緑の季節を迎える。
（Ｆ6）

今年の桜は、ちょっとイラチです。

今年の桜は、全国的に7～12日も
開花が早く、ちょっとイラチ。
お花見ビジネスの手配師は、
準備が間に合わず、おおわらわだそうだ。
花見などという風流とは無縁の、
私たち老夫婦は、マンションの桜を見て終り。
せめて絵で春を……と一人、
当てもなく出かけて描いたのが、
茨木市北部の山あいの集落・泉原。
満開の桜の花びらが、風に舞っていた。