源ザの独り言日記

日々あったこと、感じたことを気軽に書き込みます。

突然の雷雨・チョウが舞う生物園

2007-02-11 22:51:40 | Weblog
昨日の夜遅く、突然バラバラ雨が降り出しその後猛烈な雷の連続。あまりのすごさに玄関ポーチに出てみたらアプローチの鉄平石の上が白くなっている。シャベット状のあられだった。夜空は稲妻の競演、うち一つが近くに落ちたような大きな炸裂音。しばらく眺めていたがポーチに目を落とすと孫達の靴が並んで雨に打たれていた。早速取り入れたのだが靴の中の雨水を払ったらシャベット状の氷水が飛び出した。ア~ァ洗車したその日にこのアクシデント。今日は建国記念日、市役所の駐車場には和太鼓が連中が予行練習中で11時からの建国記念日の行事として笑福踊り、ソ~ラン踊りとともにメイン通りを練り歩くそうだ。近所の旅行仲間も出場のため車中に待機していた。私は記念行事を見に行くことができない。昼食後足立区の生物園にいく約束があったからだ。先月末の夕刊のシティライフ欄に「チョウ500匹舞う温室」と紹介されていたもの。数年前沖縄旅行で蝶館で乱舞するチョウに魅了されいた。この時期に我家から40分ほどの場所で見られることに早く行きたかったのだが一人ではもったいないと孫達が時間の取れる時期を待っていたのだ。足立区生物園には環七から国道4号に入り竹ノ塚3丁目交差点を右折、2つ目の交差点を左折すると元淵江公園でこの公園の奥が生物園。公園に沿った道路は狭く、駐車禁止の看板が至るところに立てられているが所々無視した車が駐車している。駐車場があると案内されていたのだが案内看板は見当たらない。コイン駐車場を探しながら車をノロノロ走らせていたら緑色の屋根と灰色の壁の建物が出てきた。これが生物園だろうと考えいってみた正面に多くの自転車が置いてあるから間違いない。ところが駐車場は見当たらない。そのまま行くとやっと駐車場の看板があったが住宅地のど真ん中のため20台ある駐車場は満車。待機中の車があり、当分無理のようだ。そこで公園を一周して違法駐車の仲間入りと相成った。生物園の建物は灰色の何とも落ちぶれた感じがする。入場料は大人300円、小学生150円、未満は無料だ。入口も入るには勇気がいる雰囲気だ。ところが入って見ると大違い。エントランスは出会いの広場で吹き抜けの天井にはチョウを描いたステンドガラスが嵌め込まれている。受付で入場料を支払い、スタンプラリー用紙をもらい館内をスタートする。正面右手はイワナやニジマス等約500尾が泳ぐ冷水性淡水魚の大水槽があり、職員がアクアラングを付けて餌を与えている。ザリガニ釣りをしている水槽を過ぎるとお目当てのチョウがが舞う温室に向かう。チョウの温室は熱帯植物が繁茂しその間を10種類約500匹の亜熱帯に生息するチョウから身近にいるチョウが紙ふぶきのようにフワフワ舞っている。こども達ははしゃぎ初老の男性はデジカメを向ける。下の孫娘が怖いと私にしがみ付く。上の孫娘はニュージーのバタフライ館でチョウと遊んだと嬉しそうに話してくれた。所々には花弁を盛り上げた容器が置いてありチョウが羽を休め蜜を吸っている。ミニ小川が流れ、滝まで流れていて職員の自然の姿を再現しようと苦労している姿が見て取れる。チョウを卵から育てる「飼育室」には職員が幼虫一匹づつを入れたガラス管に練餌を与えている。荒川の生き物、足立区の昔の自然、土にトンネルを掘るプレリードックをカプセルに入って観察することができる等広くはない館内ではあるが充実した観察室に感心した。屋外の観察館にはカタツムリ飼育場も併設している。館内を回ったがスタンプ台が見当たらないので孫達からクレーム。孫達は観察よりスタンプラリーに関心があったようだ。そこで再度それぞれの観察室を注意深くスタンプ台探し、6個のスタンプが揃ったのでロビーのお兄さんに持っていくとムササビの型紙をもらった。型紙に色を塗り切り抜くとお兄さんが尻尾とクリップをつけてくれて飛ばしかたを伝授してくれた。最後に平家ホタルの観賞室で冬のホタルを漫悦させてもらった。既に3時を過ぎていて駐車違反が気にかかる。館内を後にして公園の広場に出るとカラスの群れが地中を突いている、突然下の孫娘がしがみ付いてきたのでおぶって通り過ぎてあげた。上の子がダッコ、オンブを言わなくなったら、下が甘え出した。「膝が寂しい」とはよく言ったものでその内やつ上げるといっても拒否される時期が来る。