
先のグループを見送ってしばらくして念願の車をゲット、「三菱のマグナワゴン」もちろん日本では聞かない名前だがそれもそのはずオーストラリア三菱製の豪州専用の名前だからだ。買った92年型は形もまったく日本では見ない型だったが次のフルモデルチェンジでディアマンテのそっくりさんとなる。これは日本にも輸入されて売っている。キャンプ道具が一式付いて2,000$。どうやらケアンズからラウンドして来た車らしい。
2.6リッター、ATでFF、調子もよくエアコンも効き、ワゴンで荷物も積めるしルーフラックもある!四駆を望まなければこれ以上無いラウンド車である・・・が、あまりにつまらないのでちょっと整備し、二週間ほどで2,400$で売却。もちろんキャンプ道具だけはしっかり確保。悪徳ブローカーと呼ばれてしまうが小遣いもゲットである。
車がなければラウンドも始まらない訳で、毎日掲示板や新聞のFor Sale欄とにらめっこしているとまたもやノブさんからフリーマントル(パース郊外の港町)でVWビートルが1,000$で売りに出ていると!うむむっ、ビートルかぁ・・・と正直クラッシックカーは好きだがビートルには正直ほとんど興味がなかったので少々迷うが、他にちょっと変わった車で私のフトコロ具合に合うのは到底ないので見に行く事に決めた。
早速電話すると日本人でパイロットの教官として永住されている方で毎日ビートルで飛行場まで通勤しているとのこと。こういう古い車は毎日動いているにかぎる。雨のフリーマントル駅前で待ち合わせ、5分程待つとバタバタという独特でひと際音の大きいのが音の割にはゆっくりとしたスピードでやって来て黄色い街灯の下で止まる。おおっ!なかなか綺麗でカワイイじゃないか!フリーマントルのクラシカルな町並みと雨の中、ぼんやりと黄色く光るソレは必要以上にカッコ良く見えてたに違いない、もう心の中では買う方にしっかりとスイッチが入っていた。悪い癖である。
持ち主の人と話す。シートがオージーサイズに固定されてるとか修理代がいくら掛かったなど事細かにネガな部分も説明してくれる。いい人そうだ。というかさっきからネガな部分しか聞いてないぞ・・・
短足のオージーだったようでシートもほぼ問題なし、で、早速試乗してみることに。雨のフリーマントルは情緒があってよろしいね。
まずは前方視界確保と、ワイパースイッチをひねるがフロントスクリーンと行ったり来たりするワリバシサイズの何かが見えるだけだ。彼らのがんばりは感じられるがいっこうに雨を拭き取っている様子が無い。おまけに1分もたたないうちに片方が遅れたり有機的な動きをするのでまいった・・・まぁ・・・いいさ、これからは乾期だから・・・(涙)
エンジンは快調そう!っと思ったのも1ブロックの間まで、Uターンをしようとウインカーを出したとたんにエンジンストール、セルを回そうとするが電力不足で反応ナシ! さっそくノブさんとオーナーに雨の中で車を押してもらい、なんとか押し掛けで息を吹き返すが、その後は交差点の度に日本の峠暴走時代につちかった華麗なヒール・アンド・トゥでエンジン回転数を上げておく始末。
おいおいっ!ほんとうにコレ最近400$もかけて整備したんですか?と思いつつ、本当は心の中でワクワクしておりました。バカな子ほどカワイイってね。
その夜、頼んでもいないのに値下げするから買ってくれというメールがオーナーより届いたので二つ返事でOKし、後日引き取りに。
案の定、パースの栴檀荘(パースの名物シェアハウス)にフリーマントルからたどり着くのに幾度となくエンジンがストール。3車線の道路の右折レーンで車に轢かれる思いをしながら押してくれたカズとノブさんに感謝。
2.6リッター、ATでFF、調子もよくエアコンも効き、ワゴンで荷物も積めるしルーフラックもある!四駆を望まなければこれ以上無いラウンド車である・・・が、あまりにつまらないのでちょっと整備し、二週間ほどで2,400$で売却。もちろんキャンプ道具だけはしっかり確保。悪徳ブローカーと呼ばれてしまうが小遣いもゲットである。
車がなければラウンドも始まらない訳で、毎日掲示板や新聞のFor Sale欄とにらめっこしているとまたもやノブさんからフリーマントル(パース郊外の港町)でVWビートルが1,000$で売りに出ていると!うむむっ、ビートルかぁ・・・と正直クラッシックカーは好きだがビートルには正直ほとんど興味がなかったので少々迷うが、他にちょっと変わった車で私のフトコロ具合に合うのは到底ないので見に行く事に決めた。
早速電話すると日本人でパイロットの教官として永住されている方で毎日ビートルで飛行場まで通勤しているとのこと。こういう古い車は毎日動いているにかぎる。雨のフリーマントル駅前で待ち合わせ、5分程待つとバタバタという独特でひと際音の大きいのが音の割にはゆっくりとしたスピードでやって来て黄色い街灯の下で止まる。おおっ!なかなか綺麗でカワイイじゃないか!フリーマントルのクラシカルな町並みと雨の中、ぼんやりと黄色く光るソレは必要以上にカッコ良く見えてたに違いない、もう心の中では買う方にしっかりとスイッチが入っていた。悪い癖である。
持ち主の人と話す。シートがオージーサイズに固定されてるとか修理代がいくら掛かったなど事細かにネガな部分も説明してくれる。いい人そうだ。というかさっきからネガな部分しか聞いてないぞ・・・
短足のオージーだったようでシートもほぼ問題なし、で、早速試乗してみることに。雨のフリーマントルは情緒があってよろしいね。
まずは前方視界確保と、ワイパースイッチをひねるがフロントスクリーンと行ったり来たりするワリバシサイズの何かが見えるだけだ。彼らのがんばりは感じられるがいっこうに雨を拭き取っている様子が無い。おまけに1分もたたないうちに片方が遅れたり有機的な動きをするのでまいった・・・まぁ・・・いいさ、これからは乾期だから・・・(涙)
エンジンは快調そう!っと思ったのも1ブロックの間まで、Uターンをしようとウインカーを出したとたんにエンジンストール、セルを回そうとするが電力不足で反応ナシ! さっそくノブさんとオーナーに雨の中で車を押してもらい、なんとか押し掛けで息を吹き返すが、その後は交差点の度に日本の峠暴走時代につちかった華麗なヒール・アンド・トゥでエンジン回転数を上げておく始末。
おいおいっ!ほんとうにコレ最近400$もかけて整備したんですか?と思いつつ、本当は心の中でワクワクしておりました。バカな子ほどカワイイってね。
その夜、頼んでもいないのに値下げするから買ってくれというメールがオーナーより届いたので二つ返事でOKし、後日引き取りに。
案の定、パースの栴檀荘(パースの名物シェアハウス)にフリーマントルからたどり着くのに幾度となくエンジンがストール。3車線の道路の右折レーンで車に轢かれる思いをしながら押してくれたカズとノブさんに感謝。