ねこ☆にゃらーず

猫と暮らしながら感じること、動物ボランティアの日々のつぶやき

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川崎市の猫虐待犯逮捕

2011-11-12 12:35:12 | ボランティアの本音

追記:なぜ愛媛の私が、今回の川崎の記事を書いたかと言うと、
まず、この犯罪自体許せない
(ボラの注意喚起により、もっとひどい内容を知っていいますが書けない。悔しい
そして、手当たり次第に保護主に連絡をする人物が、愛媛県にも居るのです。
その時は、他の保護主さんたちが、私に連絡くださり(私にも打診があった)、
おかしいから渡さないようにしましょう。と連絡しあいました。
※愛媛県の場合、里親募集サイトに載せる人の数が数えるほどしかいないので、
その時は、情報の共有が可能でした。
なので、この記事は愛媛県の人に読んで欲しいのです。
決して、他人事ではないよと。

猫ボランティアの方は、もうすでにご存じだと思うのですが、
川崎市麻生区在住の男性会社員が、10日、猫虐待の容疑で逮捕されました!

この会社員は、子猫を床にたたきつけ、けがを負わせたとして
動物愛護法違反の疑いで逮捕されました。

神奈川県警麻生署によると、男は「床を汚したので頭にきてやった。
インターネットを通じて5月から10匹ぐらいもらい、1匹は川に捨て、他は逃げた」と供述。

逮捕容疑は2日午後8時ごろ、自宅アパートで自分が飼っている子猫2匹の
顔面を床に数回たたきつけるなどした疑い。

子猫は東京都足立区の女性(42)から譲り受けた。
容疑者に子猫を譲った別の女性(52)が7日にアパートを訪ね、
通路で死骸を発見し同署に通報した。

 

この男は、猫を集めるためにインターネットを使っていました。
複数あるインターネット里親募集サイトから、猫をもらっていたのです。

河に捨てられた猫を、保護主さんが現在必死で探しておられます。

公表されているよりも、多くの猫が犠牲になったと思われます。

この男に猫を渡してしまった方、情報をお持ちの方は、
神奈川県警麻生署(電話 044-951-0110)まで情報をお寄せください。
この男の実名はすでにニュースで公表されています。
しかし現在捜査中の為、虐待に関する情報をお持ちの方はネット上に公開しないことをお勧めします。
こちらの情報を明るみにすることで、裁判で相手に有利に使われることがあるためです。

この男の逮捕に、多くの方は胸をなでおろしたと思いますが、
残念ながらまだ「逮捕」なのです。逮捕も快挙ではありますが…。
どういうことかと言うと、逮捕されても、まだ罪が確定したわけではないのです。

ネットで惨殺された「こげんた」ちゃん事件は、世論が大きく動いたため、
書類送検から一転、犯人逮捕に至りました。
「こげんた」ちゃんの犯人は、猫の殺害を認めたため、
動物愛護法違反により懲役6か月・執行猶予3年の判決を受けました。
しかし!このとき、男性の個人情報が不特定多数によって公開されたことで、
すでに社会的制裁を受けたとして、減刑措置がとられたのです。
執行猶予があるということは、すぐに社会復帰したということです。


日常的に起こる虐待事件のほとんどは、逮捕にも至らず、
せいぜい書類送検のおさたで終わり、罪にも問われません。
書類送検にもならないことのほうが多い。
だからある意味、逮捕は快挙なのです。
逮捕は当然のことなのに、それがなかなか実行されない。
それが今の日本の動物愛護の現状です。

でも里親詐欺・虐待情報は、猫ボラであれば耳にする機会も多くありますが、
一般の人は知るよしもありません。それが怖い。
ボラではなく、たまたま拾ってしまった猫を里親募集サイトに載せたという人…。
そういう人の多くは、譲渡後に里親さんと連絡を取り合うこと、あるのでしょうか?
その人達が被害に遭っている可能性もあります。心配です。
譲渡後の定期的な連絡の取り合いは、面倒でも絶対必要です。

里親募集に関して、私に相談を寄せる多くの方々(一般の人)は、
「里親詐欺」という言葉を知りません。
私の説明で、みなさんショックを受けられます。でも現実にあることなんです。
お届けや、譲渡後の定期連絡から虐待を明るみにすることもできるのです。

この犯人に、実刑が下されることを願います。

 

 


私事ですが、手術無事終わりました。咳き込むとお腹が痛いけど
明日13日は、「猫だけの譲渡会」です。みなさま、猫たちに会いに来てくださいね



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3 コメント

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Unknown (夕霧)
2011-11-12 17:30:16
手術の無事成功、おめでとうございます!!
よかったですね~。
ちょっとの間はどんな動きをしても痛みが伴うと思いますが、どうかご無理をなさらないでくださいね!!

この事件、逮捕前に他のブログで知りました。
犯人がやったことにあまりにも怒りがわいて、気持ち悪くなった。
なんであんなかわいい子たちに、そんなひどいことができるんだろう。
ちゃんと反省して欲しいです。
返信する
Unknown (千穂)
2011-11-12 21:48:48
手術が無事に終わり後は快復するだけですね。
まだしばらくは、動くのも大変だと思いますのでゆっくり休んでください。
猫神様がくださった充電期間だと思ってね。

虐待目的で里親になるってちょっと理解できませんね。
猫と暮らしていたら部屋が汚れるなんて当たり前なのにね。
さて、また新たにパブリックコメントを募集しているそうですね。
しかもテーマが虐待(だったと思う)。
パブリックコメント送らなきゃ。
返信する
Unknown (くぴ)
2011-11-14 14:54:37
まずは、手術お疲れ様です★無事に終わって良かったです。しばらくゆっくり静養されてくださいね。

のりたまさんとshihoさんお二人が留守の間、奮闘されてるようですね。

この問題、これは氷山の一角だと思います!ただ今回の件は逮捕に至ったことが喜ばしいことです。(あとは実刑を望みますが・・・)

前回に続き、現在、愛護管理法改正のパブコメ募集してますよね。私も意見掲出の為、いろいろなブログを参考してますが、その中でこういうのを見つけました。罰則規定についてです。


現行法上「以下」ということは、法律的には1万円から〇〇万円という事を意味します。幾ら罰金の上限を高くしても「以下」では意味がありません。なぜなら、「以下」では下限の金額「1万円」に罪の重さが引き付り下されてしまうからです。罰金の金額が諸外国に照らして遜色がないものであっても。力ない法律に終わってしまうのです。


罰金は「〇〇円以上〇〇円以下」でなければ意味がありません。例えれば、「100万以上150万円以下」というようになります。罪を犯した人間への罪の重さの自覚を促す意味でも、社会心理学的な影響力においても「法」は有効性を持って機能しなければ何の意味もありません。


例え、実際に虐待行為が立件される事が少なくても、抑止力として有効にするために「罪の大きさ」を法の上に明確に記す必要があるのです。


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