WBSのサイト 過去の放送内容へ
●7~9月の出荷量4.2%減 ビール業界に吹いた逆風とは ・ビール大手5社が 12日発表した発泡酒などを含むビール類の7~9月までの出荷量は 一年前と比べて4.2%減少した。この期間としては 7年連続で過去最低を更新した。内訳はビールが4.3%、発泡酒が7.4%、第3のビールが2.8%、それぞれ 減少している。ビール類が不振な要因のひとつが、6月に施行した 過度な安売りを規制する改正酒税法だ。ビール類の店頭価格は 1割ほど上昇した。また、8月は 記録的な長雨、9月は 台風に見舞われるなど 天候不順も ビール業界にとって 逆風となった。ビール類が苦戦する中、売り上げを伸ばしているのは 価格の安い 缶チューハイやハイボールなどだ。5年前と比べて 約1.5倍となっている。居酒屋チェーン「晩杯屋」の一番人気の飲み物は 一杯290円の焼酎の緑茶割りだ。生ビールは410円ということもあり、客の多くは 低価格のチューハイやハイボールを注文するという。
●フランス パリで大型イベント “日本酒”を海外に売り込め! ・フランス・パリで開かれた ヨーロッパ最大の日本酒の試飲会「サロン・ド・サケ」には、酒造メーカーなど およ60社が 出展した。人気が出てきたとはいえ ヨーロッパでは認知度が低い。この状況を変えようと動いたのが、パリで日本酒の販売を手がける宮川さん、フランスのソムリエに 日本酒をランク付けしてもらうコンテストを開き、パリのレストランやホテルに 販路を広げる狙いだ。
●セブン&アイ ファストリ 決算でトップは何を語る? ・ファーストリテイリングは 12日、2017年8月期決算を発表した。純利益は 前の年から 約2.5倍の1,192億円となり、過去最高益を記録した。中国や東南アジアなどで 販売が好調だったほか、苦戦が続いたアメリカで 赤字幅が半減するなど、海外ユニクロ事業が 利益を押し上げた。一方、柳井社長は 今後の経営について 国内の利益を増やすために 生産と物流の仕組みを改善し、経費を削減していくことが 大きな課題だと語った。セブン&アイ・ホールディングスの 今年3月~8月期の営業利益は 7%増の1,944億円と 過去最高を記録した。不振が続いた総合スーパーのイト―ヨーカ堂は 構造改革が進み 赤字幅が縮小。百貨店事業も経費削減や食品の強化により 損益も改善した。また 稼ぎ頭のコンビニ事業のセブン‐イレブン・ジャパンの営業利益は 上半期として 7年連続で過去最高を更新した。
●G20あす開幕 カナダ不動産バブルか?バンクーバー取材・G20=20の国と地域の財務相・中央銀行総裁会議が 12日からワシントンで開催される。経済指標などからは 好調が続く世界経済だが、果たして 懸念材料はあるのだろうか? 市場関係者の一部からは 高騰する不動産価格が 懸念材料との声も あがる。なかでも 欧州大手銀UBSが出したバブルランキングの上位に 2都市が入るカナダは、現地に行くと 中国などの投機マネーが流入し 行政も対策に動き始めていた。住宅価格の値上がりが続く カナダ・バンクーバーを取材した。
●神鋼社長「不正は他にも」 ・他にも 不正が疑われる事案があることを 明らかにした。神戸製鋼所の川崎博也社長は 12日、経済産業省を訪れ、アルミ・銅製品の性能データ改ざんについて陳謝した。今後は 2週間程度で 安全性の検証結果をまとめ 1ヵ月以内に 原因究明と再発防止策を公表すると している。また、経産省との面談後、川崎社長は 記者団に対して ほかにも不正の可能性があることを 明らかにした。この問題を受けて アメリカの自動車大手ゼネラル・モーターズや フォード・モーターも 影響を調査していることを 明らかにしていて 問題は さらに広がる可能性がある。
●メルカリ個人情報登録へ ・不正な取引の防止につながるのだろうか。インターネット上で 物品を売買する、フリーマーケットアプリを運営している「メルカリ」は 盗まれた商品の出品など 不正な取引が相次いでいる事を受け、個人情報の登録を 年内に義務化すると発表した。アプリ使って初めて出品する際に、住所や氏名、生年月日を登録させる。本人確認の強化で 不正取引の再発防止に努める狙いだ。登録された氏名は 売上金を振り込む口座の氏名と照合し、一致しなければ 原則として、売上金を引き出せないようにする対策も 年内に導入するとしている。
●資源リサイクル企業に出資 ・産業革新機構は、資源リサイクルのスズトク ホールディングスに、32億3千万円を 上限として 出資すると 発表した。スズトク ホールディングスは、出資を受けて、11月から社名を、リバーホールディングスに変更する。国内のリサイクル業界は、それぞれの得意分野で 小規模な事業者が数多くあるのが現状だ。そのため、最初から最後まで 一連で作業が行える 欧米のグローバル企業と 戦える競争力がないと されている。そこで、スズトクは、革新機構から得た資金を活用し、業界再編・統合を 加速する方針だ。
●トランプ氏横田さんと面会へ ・安倍総理大臣は 12日、新潟県新発田市での演説会で、来月、アメリカのトランプ大統領が 来日する際、拉致被害者の横田めぐみさんの両親などと 面会する方向で 調整していることを 明らかにした。トランプ大統領は 先月、国連総会の演説で、めぐみさんに言及しながら 拉致問題について 北朝鮮を批判していた。
●アメリカ ユネスコ脱退へ ・アメリカのトランプ政権は 先ほど、ユネスコ=国連教育科学文化機関から 来年12月31日付で 脱退すると発表した。ユネスコの非効率な組織運営と 反イスラエル的な見解が 脱退の理由だと している。これに対し ユネスコは「アメリカの離脱は 多国間主義の喪失を象徴している」との声明を出した。アメリカは 1984年にも 同様の理由で ユネスコを脱退し 2003年に復帰していた。
●各党インタビュー「経済政策を問う」 共産党 志位委員長 内部保留課税に反対 ・各党の幹部に 経済政策を直接聞くシリーズ企画の2回目は 共産党の志位委員長。共産党は 消費税増税に 反対の立場だ。その代りの財源として共産党は 大企業への課税強化などを挙げている。ただ、希望の党が かかげる 内部留保への課税を掲げているが、共産党は 二重課税になると 反対している。また財政再建については 歳出歳入の改革で、いつかはわからないが、展望が開けるという。また 今回の選挙では 希望の党の出現で 野党票が割れ、共産党の議席が減る可能性もあるが、共産党は 3極の構図ではなく、2極の構図だと している。
●【トレたま】スパイスの飲み物!? ・【商品名】& Spice【商品の特徴】スパイス6種類を配合して、朝・午後・夜の生活シーンごとに 味や風味を変えた 新しい飲み物。【企業名】ハウスウェルネスフーズ【住所】兵庫県伊丹市鋳物師3-20【価格】各645円【発売日】発売中【その他】現在の販売はLOHAKO【トレたまキャスター】北村まあさ
●運動の秋… 歩いて“得”する健康イベント ・運動の秋…。AI=人工知能を使った健康支援サービスを手がけるベンチャー企業が 12日、歩いて得する、新しいジャンルのウォークイベントを 開始した。スタートしたのは、健康支援サービスのベンチャー「FiNC(フィンク)」が手掛ける、スマートフォン向けアプリ内のイベント「ごほうびウォーカー」だ。利用者が実際に歩いた歩数の分、キャラクターと一緒に「バーチャル日本」を旅するゲームで、1千歩 歩くと、体組成計などの賞品が 当たる「ごほうびクジ」を引くことができる。さらに、目的地に着いたり、ミッションを達成したりすると 海外旅行が当たる抽選チケットが 手に入る。フィンクは、今回のイベントを通じて、アプリの認知度を高め、自社の展開する健康事業への誘客を狙う。アプリの登録料や イベントの参加費は 無料で、12月下旬まで 開催する予定だ。
●明日の経済と解説・【コメンテーター】高橋進氏(日本総研 理事長)
●番組の見どころ 10月13日(金)・日経平均株価が 約21年ぶりの高値を記録する一方、消費者の節約志向が 根強いのは なぜなのか。実感なき「景気拡大」のナゾを 消費の現場などから探る。東芝メモリが最新製造ラインを公開。日米韓連合の傘下で反転攻勢なるか。
●7~9月の出荷量4.2%減 ビール業界に吹いた逆風とは ・ビール大手5社が 12日発表した発泡酒などを含むビール類の7~9月までの出荷量は 一年前と比べて4.2%減少した。この期間としては 7年連続で過去最低を更新した。内訳はビールが4.3%、発泡酒が7.4%、第3のビールが2.8%、それぞれ 減少している。ビール類が不振な要因のひとつが、6月に施行した 過度な安売りを規制する改正酒税法だ。ビール類の店頭価格は 1割ほど上昇した。また、8月は 記録的な長雨、9月は 台風に見舞われるなど 天候不順も ビール業界にとって 逆風となった。ビール類が苦戦する中、売り上げを伸ばしているのは 価格の安い 缶チューハイやハイボールなどだ。5年前と比べて 約1.5倍となっている。居酒屋チェーン「晩杯屋」の一番人気の飲み物は 一杯290円の焼酎の緑茶割りだ。生ビールは410円ということもあり、客の多くは 低価格のチューハイやハイボールを注文するという。
●フランス パリで大型イベント “日本酒”を海外に売り込め! ・フランス・パリで開かれた ヨーロッパ最大の日本酒の試飲会「サロン・ド・サケ」には、酒造メーカーなど およ60社が 出展した。人気が出てきたとはいえ ヨーロッパでは認知度が低い。この状況を変えようと動いたのが、パリで日本酒の販売を手がける宮川さん、フランスのソムリエに 日本酒をランク付けしてもらうコンテストを開き、パリのレストランやホテルに 販路を広げる狙いだ。
●セブン&アイ ファストリ 決算でトップは何を語る? ・ファーストリテイリングは 12日、2017年8月期決算を発表した。純利益は 前の年から 約2.5倍の1,192億円となり、過去最高益を記録した。中国や東南アジアなどで 販売が好調だったほか、苦戦が続いたアメリカで 赤字幅が半減するなど、海外ユニクロ事業が 利益を押し上げた。一方、柳井社長は 今後の経営について 国内の利益を増やすために 生産と物流の仕組みを改善し、経費を削減していくことが 大きな課題だと語った。セブン&アイ・ホールディングスの 今年3月~8月期の営業利益は 7%増の1,944億円と 過去最高を記録した。不振が続いた総合スーパーのイト―ヨーカ堂は 構造改革が進み 赤字幅が縮小。百貨店事業も経費削減や食品の強化により 損益も改善した。また 稼ぎ頭のコンビニ事業のセブン‐イレブン・ジャパンの営業利益は 上半期として 7年連続で過去最高を更新した。
●G20あす開幕 カナダ不動産バブルか?バンクーバー取材・G20=20の国と地域の財務相・中央銀行総裁会議が 12日からワシントンで開催される。経済指標などからは 好調が続く世界経済だが、果たして 懸念材料はあるのだろうか? 市場関係者の一部からは 高騰する不動産価格が 懸念材料との声も あがる。なかでも 欧州大手銀UBSが出したバブルランキングの上位に 2都市が入るカナダは、現地に行くと 中国などの投機マネーが流入し 行政も対策に動き始めていた。住宅価格の値上がりが続く カナダ・バンクーバーを取材した。
●神鋼社長「不正は他にも」 ・他にも 不正が疑われる事案があることを 明らかにした。神戸製鋼所の川崎博也社長は 12日、経済産業省を訪れ、アルミ・銅製品の性能データ改ざんについて陳謝した。今後は 2週間程度で 安全性の検証結果をまとめ 1ヵ月以内に 原因究明と再発防止策を公表すると している。また、経産省との面談後、川崎社長は 記者団に対して ほかにも不正の可能性があることを 明らかにした。この問題を受けて アメリカの自動車大手ゼネラル・モーターズや フォード・モーターも 影響を調査していることを 明らかにしていて 問題は さらに広がる可能性がある。
●メルカリ個人情報登録へ ・不正な取引の防止につながるのだろうか。インターネット上で 物品を売買する、フリーマーケットアプリを運営している「メルカリ」は 盗まれた商品の出品など 不正な取引が相次いでいる事を受け、個人情報の登録を 年内に義務化すると発表した。アプリ使って初めて出品する際に、住所や氏名、生年月日を登録させる。本人確認の強化で 不正取引の再発防止に努める狙いだ。登録された氏名は 売上金を振り込む口座の氏名と照合し、一致しなければ 原則として、売上金を引き出せないようにする対策も 年内に導入するとしている。
●資源リサイクル企業に出資 ・産業革新機構は、資源リサイクルのスズトク ホールディングスに、32億3千万円を 上限として 出資すると 発表した。スズトク ホールディングスは、出資を受けて、11月から社名を、リバーホールディングスに変更する。国内のリサイクル業界は、それぞれの得意分野で 小規模な事業者が数多くあるのが現状だ。そのため、最初から最後まで 一連で作業が行える 欧米のグローバル企業と 戦える競争力がないと されている。そこで、スズトクは、革新機構から得た資金を活用し、業界再編・統合を 加速する方針だ。
●トランプ氏横田さんと面会へ ・安倍総理大臣は 12日、新潟県新発田市での演説会で、来月、アメリカのトランプ大統領が 来日する際、拉致被害者の横田めぐみさんの両親などと 面会する方向で 調整していることを 明らかにした。トランプ大統領は 先月、国連総会の演説で、めぐみさんに言及しながら 拉致問題について 北朝鮮を批判していた。
●アメリカ ユネスコ脱退へ ・アメリカのトランプ政権は 先ほど、ユネスコ=国連教育科学文化機関から 来年12月31日付で 脱退すると発表した。ユネスコの非効率な組織運営と 反イスラエル的な見解が 脱退の理由だと している。これに対し ユネスコは「アメリカの離脱は 多国間主義の喪失を象徴している」との声明を出した。アメリカは 1984年にも 同様の理由で ユネスコを脱退し 2003年に復帰していた。
●各党インタビュー「経済政策を問う」 共産党 志位委員長 内部保留課税に反対 ・各党の幹部に 経済政策を直接聞くシリーズ企画の2回目は 共産党の志位委員長。共産党は 消費税増税に 反対の立場だ。その代りの財源として共産党は 大企業への課税強化などを挙げている。ただ、希望の党が かかげる 内部留保への課税を掲げているが、共産党は 二重課税になると 反対している。また財政再建については 歳出歳入の改革で、いつかはわからないが、展望が開けるという。また 今回の選挙では 希望の党の出現で 野党票が割れ、共産党の議席が減る可能性もあるが、共産党は 3極の構図ではなく、2極の構図だと している。
●【トレたま】スパイスの飲み物!? ・【商品名】& Spice【商品の特徴】スパイス6種類を配合して、朝・午後・夜の生活シーンごとに 味や風味を変えた 新しい飲み物。【企業名】ハウスウェルネスフーズ【住所】兵庫県伊丹市鋳物師3-20【価格】各645円【発売日】発売中【その他】現在の販売はLOHAKO【トレたまキャスター】北村まあさ
●運動の秋… 歩いて“得”する健康イベント ・運動の秋…。AI=人工知能を使った健康支援サービスを手がけるベンチャー企業が 12日、歩いて得する、新しいジャンルのウォークイベントを 開始した。スタートしたのは、健康支援サービスのベンチャー「FiNC(フィンク)」が手掛ける、スマートフォン向けアプリ内のイベント「ごほうびウォーカー」だ。利用者が実際に歩いた歩数の分、キャラクターと一緒に「バーチャル日本」を旅するゲームで、1千歩 歩くと、体組成計などの賞品が 当たる「ごほうびクジ」を引くことができる。さらに、目的地に着いたり、ミッションを達成したりすると 海外旅行が当たる抽選チケットが 手に入る。フィンクは、今回のイベントを通じて、アプリの認知度を高め、自社の展開する健康事業への誘客を狙う。アプリの登録料や イベントの参加費は 無料で、12月下旬まで 開催する予定だ。
●明日の経済と解説・【コメンテーター】高橋進氏(日本総研 理事長)
●番組の見どころ 10月13日(金)・日経平均株価が 約21年ぶりの高値を記録する一方、消費者の節約志向が 根強いのは なぜなのか。実感なき「景気拡大」のナゾを 消費の現場などから探る。東芝メモリが最新製造ラインを公開。日米韓連合の傘下で反転攻勢なるか。