2017/01/12(木)
●米 次期大統領が会見 “トランプ節”に世界の反応は?・大統領就任を前に トランプ氏が 初めて記者会見を開いた。トランプ氏は会見で「史上最大の雇用を創出する大統領になる」と意気込みを語った。ロシアとの関係については、米がサイバー攻撃を受けたことは 認めつつも 自身の情報が ロシアに握られた報道については 否定、メディアと応酬する場面も見られた。トランプ氏は 自由貿易から 保護貿易主義に アメリカを変えようとしている。会見では こうした政策を いっそう強調した。埼玉県・入間市の製品や部品を包む 梱包材を開発・製造する「カネパッケージ」は 今年4月に メキシコに 自動車部品用の梱包材の工場を稼働させる 予定だ。海外事業の担当者は「怖いところはあるが、現投資を縮小することは 一切考えていない」と話した。日本の地酒の輸出大手の東京共同貿易は、トランプ氏の会見の発言や、TPP離脱の意向から、輸出企業が 不利になるのではないかと 話した。
●安倍総理の外遊スタート フィリピンで大統領と会談・安倍総理は きょうから 東南アジア各国と オーストラリアの4ヵ国への 外遊をスタートさせた。トランプ氏が、中国の強硬な海洋進出が続くアジア太平洋地域に 積極的に関与するか不透明な中、安倍総理としては 地域の首脳と 信頼関係を強化し、中国をけん制する「対中包囲網」を主導して 構築する構えだ。また 自由貿易体制を推進するよう 協力を呼びかける方針。きょう、フィリピン・ドゥテルテ大統領との 会談した安倍総理は 会見で、日本とフィリピンの関係を「地域の課題解決に向け協力している関係に 引き上げていく」と述べた。あすは、ドゥテルテ大統領の地元ダバオ市で 大統領と朝食を共にする予定だ。親密さをアピールする裏には、ドゥテルテ大統領と 良好な関係を保つ中国を けん制する意味合いがあるという。
●冬場に集客 2大テーマパークの戦略とは・USJで 1月13日から始まる「ユニバーサル・クールジャパン2017」。実は、この時期、テーマパークは 気候の影響で、客が来づらい閑散期。そこでUSJでは 世界から“クールジャパン”と評価される アニメやゲームなどに着目。「エヴァンゲリオン」や「ゴジラ」「進撃の巨人」など、インバウンドに 人気のコンテンツを テーマとしたアトラクションを 導入した。一方、東京ディズニーランドでは 13日から「アナと雪の女王」をテーマとした イベントを開催。ターゲットは「アナ雪」ファンの子どもで、子どもを引きつけることで 国内のリピーター率を上げる作戦だ。
●独創的な家電で存在感… バルミューダが 新製品を発表・家電ベンチャーのバルミューダは 12日、調理家電で 第3弾となる新製品「バルミューダ ザ・ゴハン」と名付けた炊飯器を 発表した。最大の特徴は 内釜と外釜に分かれた二重構造の釜だ。外釜に入れた水を 熱してできた蒸気が 内釜まで充満し、蒸気が釜全体を包み込むようになっていて、しっかりとした粒感が味わえるように 工夫されている。バルミューダは 新たなラインナップとして、電子レンジか コーヒーメーカーの どちらかを 年内に発売すると している。
●サムスン副会長を聴取・韓国最大の財閥、サムスングループの 事実上のトップに 捜査の手が及んでいる。韓国・朴槿恵大統領の親友、崔順実被告の国政介入事件で 特別検察官の捜査チームは きょう、サムスングループの事実上のトップ、サムスン電子の李在鎔副会長に対し、贈賄などの疑いで 取り調べを始めた。サムスンは 系列会社の合併を 政府が後押しした見返りに、崔被告側に 少なくとも およそ25億円の支援をした疑いが 持たれている。捜査チームは 朴大統領の収賄容疑も 念頭に調べているとみられ、朴大統領の弾劾が 妥当かどうかを判断する 憲法裁判所の審理にも 影響しそうだ。また、サムスンからの資金の一部は、崔被告の娘が 取り組む馬術競技の馬の購入費などに 充てられたとみられている。
●街角景気 横ばい・円安や株高の影響は 百貨店など一部の業種にとどまり、商店街や小売業からは 厳しい声も上がっている。内閣府が きょう発表した2016年12月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景気実感を示す現状判断指数は、前の月から横ばいの51.4。好不況の判断の分かれ目となる50を 2ヵ月連続で上回っていて、基調判断は「着実に持ち直している」に据え置いた。2ヵ月から3ヵ月先の見通しを示す 先行き判断指数は、円安や原油高によるコスト上昇への懸念から 0.4ポイント低下し 50.9となった。
●キリン「第3のビール」巻き返し・キリンビールは「第3のビール」市場での巻き返しを目指し、4月に 新商品「キリンのどごしスペシャルタイム」を発売する。麦100%で作った上質な味わいが特徴で これまでにはない 高級感で勝負する。少子高齢化などで 市場が縮小傾向のなか、キリンの2016年の販売数量は ビール類全体では 前年より5.5%減少し、第3のビールは8.8%減少した。将来は ビール系飲料の酒税額の統一により、増税となる第3のビールの淘汰が進むとみられている。キリンは 新ブランドに頼らずに、定番商品の強化で 売り上げの拡大を狙う。
●“小さな腸”動きを再現・国立成育医療研究センターと東北大学、大日本印刷の共同研究チームは 12日、世界で初めてヒトのES細胞やiPS細胞から、食物などを送る動きを再現する 小さな腸を作ったと アメリカの学会誌に 発表した。大日本印刷が持つ 微細加工技術を使った 特殊な培養皿の中で 増殖させたという。小腸に近い機能を持っていて 今後は 飲み薬の開発への利用が 期待できるほか、患者に必要な部分を 移植することなどが考えらる。
●銀行などの金融機関 「デビットカード」PRの狙いは?・現金を使わない「キャッシュレス」の流れを 加速しようと、銀行など金融機関が 口座から即座に代金を引き落とす「デビットカード」の普及に乗り出している。みずほ銀行は 今年から、JCBと組んで「みずほJCBデビット」の取り扱いを始めた。利用者には、月に1回でも利用すると 翌々月のATMの時間外手数料が無料になるサービスがあるほか、毎月の利用金額に応じて 一定額がキャッシュバックされるメリットがある。クレジットカードと違って、使いすぎる心配がない点を アピールし、現金から切り替えを促したい考えだ。一方、都内では女優の上戸彩さんが「VISAデビット」をPRするイベントが開かれた。ビザは現在、15の銀行と提携して、デビットカードを発行している。金融機関側にも、客がどこでいくら使っているか、といった情報を リアルタイムで見ることができ、マーケティングに活用できるという意外なメリットがあるという。
●【トレたま】仮想現実を歩けるシューズ・【商品名】Taclim【商品の特徴】VR空間内の地面の感触を味わえる【企業名】Cerevo【住所】東京都文京区湯島3-14-9【価格】10万~15万円を予定【発売日】今秋を予定【トレたまキャスター】北村まあさ
●京王百貨店新宿店 “全国駅弁大会”始まる・京王百貨店新宿店で、全国の駅弁を集めたイベントが きょうから始まった。今回で52回目というこのイベント。全国から およそ300種類の駅弁が 集まった。今年の目玉は、平成29年「にくの年」にちなんで、「肉」を使用した駅弁だ。佐賀牛のロースステーキと カルビが乗った弁当や、3種類の味の牛肉が楽しめる弁当など、全国29都道府県の「肉系弁当」が集まった。去年の売り上げは、およそ2週間で 6億円だったという。今年は、売り上げを伸ばすことができるのだろうか。
●明日の経済と解説・【コメンテーター】ロバート・A・フェルドマン氏(モルガン・スタンレーMUFG証券 チーフエコノミスト)
●アレフ信者5人逮捕・オウム真理教の後継団体 アレフの幹部信者ら5人が 去年2月、公安調査庁による立入検査を妨害したとして 警察は 団体規制法違反の疑いで アレフの施設11ヵ所へ一斉に 家宅捜索に入った。5人は逮捕され そのうち1人は「事実に間違いがある」と否認しているという。アレフは、オウム真理教の教祖麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚への信仰心を 維持していて 警察では 警戒を強めている。
●米 次期大統領が会見 “トランプ節”に世界の反応は?・大統領就任を前に トランプ氏が 初めて記者会見を開いた。トランプ氏は会見で「史上最大の雇用を創出する大統領になる」と意気込みを語った。ロシアとの関係については、米がサイバー攻撃を受けたことは 認めつつも 自身の情報が ロシアに握られた報道については 否定、メディアと応酬する場面も見られた。トランプ氏は 自由貿易から 保護貿易主義に アメリカを変えようとしている。会見では こうした政策を いっそう強調した。埼玉県・入間市の製品や部品を包む 梱包材を開発・製造する「カネパッケージ」は 今年4月に メキシコに 自動車部品用の梱包材の工場を稼働させる 予定だ。海外事業の担当者は「怖いところはあるが、現投資を縮小することは 一切考えていない」と話した。日本の地酒の輸出大手の東京共同貿易は、トランプ氏の会見の発言や、TPP離脱の意向から、輸出企業が 不利になるのではないかと 話した。
●安倍総理の外遊スタート フィリピンで大統領と会談・安倍総理は きょうから 東南アジア各国と オーストラリアの4ヵ国への 外遊をスタートさせた。トランプ氏が、中国の強硬な海洋進出が続くアジア太平洋地域に 積極的に関与するか不透明な中、安倍総理としては 地域の首脳と 信頼関係を強化し、中国をけん制する「対中包囲網」を主導して 構築する構えだ。また 自由貿易体制を推進するよう 協力を呼びかける方針。きょう、フィリピン・ドゥテルテ大統領との 会談した安倍総理は 会見で、日本とフィリピンの関係を「地域の課題解決に向け協力している関係に 引き上げていく」と述べた。あすは、ドゥテルテ大統領の地元ダバオ市で 大統領と朝食を共にする予定だ。親密さをアピールする裏には、ドゥテルテ大統領と 良好な関係を保つ中国を けん制する意味合いがあるという。
●冬場に集客 2大テーマパークの戦略とは・USJで 1月13日から始まる「ユニバーサル・クールジャパン2017」。実は、この時期、テーマパークは 気候の影響で、客が来づらい閑散期。そこでUSJでは 世界から“クールジャパン”と評価される アニメやゲームなどに着目。「エヴァンゲリオン」や「ゴジラ」「進撃の巨人」など、インバウンドに 人気のコンテンツを テーマとしたアトラクションを 導入した。一方、東京ディズニーランドでは 13日から「アナと雪の女王」をテーマとした イベントを開催。ターゲットは「アナ雪」ファンの子どもで、子どもを引きつけることで 国内のリピーター率を上げる作戦だ。
●独創的な家電で存在感… バルミューダが 新製品を発表・家電ベンチャーのバルミューダは 12日、調理家電で 第3弾となる新製品「バルミューダ ザ・ゴハン」と名付けた炊飯器を 発表した。最大の特徴は 内釜と外釜に分かれた二重構造の釜だ。外釜に入れた水を 熱してできた蒸気が 内釜まで充満し、蒸気が釜全体を包み込むようになっていて、しっかりとした粒感が味わえるように 工夫されている。バルミューダは 新たなラインナップとして、電子レンジか コーヒーメーカーの どちらかを 年内に発売すると している。
●サムスン副会長を聴取・韓国最大の財閥、サムスングループの 事実上のトップに 捜査の手が及んでいる。韓国・朴槿恵大統領の親友、崔順実被告の国政介入事件で 特別検察官の捜査チームは きょう、サムスングループの事実上のトップ、サムスン電子の李在鎔副会長に対し、贈賄などの疑いで 取り調べを始めた。サムスンは 系列会社の合併を 政府が後押しした見返りに、崔被告側に 少なくとも およそ25億円の支援をした疑いが 持たれている。捜査チームは 朴大統領の収賄容疑も 念頭に調べているとみられ、朴大統領の弾劾が 妥当かどうかを判断する 憲法裁判所の審理にも 影響しそうだ。また、サムスンからの資金の一部は、崔被告の娘が 取り組む馬術競技の馬の購入費などに 充てられたとみられている。
●街角景気 横ばい・円安や株高の影響は 百貨店など一部の業種にとどまり、商店街や小売業からは 厳しい声も上がっている。内閣府が きょう発表した2016年12月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景気実感を示す現状判断指数は、前の月から横ばいの51.4。好不況の判断の分かれ目となる50を 2ヵ月連続で上回っていて、基調判断は「着実に持ち直している」に据え置いた。2ヵ月から3ヵ月先の見通しを示す 先行き判断指数は、円安や原油高によるコスト上昇への懸念から 0.4ポイント低下し 50.9となった。
●キリン「第3のビール」巻き返し・キリンビールは「第3のビール」市場での巻き返しを目指し、4月に 新商品「キリンのどごしスペシャルタイム」を発売する。麦100%で作った上質な味わいが特徴で これまでにはない 高級感で勝負する。少子高齢化などで 市場が縮小傾向のなか、キリンの2016年の販売数量は ビール類全体では 前年より5.5%減少し、第3のビールは8.8%減少した。将来は ビール系飲料の酒税額の統一により、増税となる第3のビールの淘汰が進むとみられている。キリンは 新ブランドに頼らずに、定番商品の強化で 売り上げの拡大を狙う。
●“小さな腸”動きを再現・国立成育医療研究センターと東北大学、大日本印刷の共同研究チームは 12日、世界で初めてヒトのES細胞やiPS細胞から、食物などを送る動きを再現する 小さな腸を作ったと アメリカの学会誌に 発表した。大日本印刷が持つ 微細加工技術を使った 特殊な培養皿の中で 増殖させたという。小腸に近い機能を持っていて 今後は 飲み薬の開発への利用が 期待できるほか、患者に必要な部分を 移植することなどが考えらる。
●銀行などの金融機関 「デビットカード」PRの狙いは?・現金を使わない「キャッシュレス」の流れを 加速しようと、銀行など金融機関が 口座から即座に代金を引き落とす「デビットカード」の普及に乗り出している。みずほ銀行は 今年から、JCBと組んで「みずほJCBデビット」の取り扱いを始めた。利用者には、月に1回でも利用すると 翌々月のATMの時間外手数料が無料になるサービスがあるほか、毎月の利用金額に応じて 一定額がキャッシュバックされるメリットがある。クレジットカードと違って、使いすぎる心配がない点を アピールし、現金から切り替えを促したい考えだ。一方、都内では女優の上戸彩さんが「VISAデビット」をPRするイベントが開かれた。ビザは現在、15の銀行と提携して、デビットカードを発行している。金融機関側にも、客がどこでいくら使っているか、といった情報を リアルタイムで見ることができ、マーケティングに活用できるという意外なメリットがあるという。
●【トレたま】仮想現実を歩けるシューズ・【商品名】Taclim【商品の特徴】VR空間内の地面の感触を味わえる【企業名】Cerevo【住所】東京都文京区湯島3-14-9【価格】10万~15万円を予定【発売日】今秋を予定【トレたまキャスター】北村まあさ
●京王百貨店新宿店 “全国駅弁大会”始まる・京王百貨店新宿店で、全国の駅弁を集めたイベントが きょうから始まった。今回で52回目というこのイベント。全国から およそ300種類の駅弁が 集まった。今年の目玉は、平成29年「にくの年」にちなんで、「肉」を使用した駅弁だ。佐賀牛のロースステーキと カルビが乗った弁当や、3種類の味の牛肉が楽しめる弁当など、全国29都道府県の「肉系弁当」が集まった。去年の売り上げは、およそ2週間で 6億円だったという。今年は、売り上げを伸ばすことができるのだろうか。
●明日の経済と解説・【コメンテーター】ロバート・A・フェルドマン氏(モルガン・スタンレーMUFG証券 チーフエコノミスト)
●アレフ信者5人逮捕・オウム真理教の後継団体 アレフの幹部信者ら5人が 去年2月、公安調査庁による立入検査を妨害したとして 警察は 団体規制法違反の疑いで アレフの施設11ヵ所へ一斉に 家宅捜索に入った。5人は逮捕され そのうち1人は「事実に間違いがある」と否認しているという。アレフは、オウム真理教の教祖麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚への信仰心を 維持していて 警察では 警戒を強めている。
外釜にも水
内釜の温度を99度に抑えることで、米粒同士の衝突を避け、しっかりとしたつぶ感を味わえると言う。
内釜の温度を99度に抑えることで、米粒同士の衝突を避け、しっかりとしたつぶ感を味わえると言う。