休むに似ている

「バカの考え」だけに(笑)。

主要エントリー一覧

2011年05月03日 | 古本屋的日常
紹介できるような記事なんぞ書いてないけど気にするな。

二次元世界における、親子・親族関係での能力的優性遺伝の割合について (最終更新・2007/7/06)
漫画における職業別分類 (最終更新・2007/9/21)

『LIAR GAME(ライヤー・ゲーム)』 甲斐谷忍

2008年12月17日 | 懐疑主義的漫画
集英社・ヤングジャンプ Ⅳ巻「GAMEⅢ」P.9~11 


多くの人が誤解しているけれど、人を疑うとはつまり、その人間を知ろうとする行為なんだ。
『信じる』その行為は紛れも無く高尚な事だ……しかしね、多くの人間が『信じる』の名の下になっている行為は実は、他人を知る事の放棄。それは決して「信じる」行為ではなく……
無関心 無関心こそ疑うより、はるかに忌々しい行為である事に多くの人間は気づいていない。

俺はかつて、とある巨大マルチを潰したときに、その内部の多くのひどい人間を見てきたよ。だがマルチで最もタチが悪かったのは――いい事をしてると思い込んで、結果、人を騙してる人間の多い事。そいつらには人を騙している自覚が全くない。なぜなら、そいつらは自分のせいで相手がどれほど苦しむかを想像する事から逃げている。
完璧な思考停止。究極の無関心状態だ。
疑う事は決して『悪』じゃない。本当の『悪』は――他人に無関心になる事なんだ。

『ナッちゃん』 たなかじゅん

2008年12月15日 | 懐疑主義的漫画
集英社スーパージャンプ 9巻33~34頁
「スーパー科学!?」
主人公・阪本ナツコ(ナッちゃん)柿沢エリカの会話

メタ波動水生成器!?
最近あたし髪がパサついてきてんけどな、このメタ波動水生成器を使こて自分の髪の毛の波動を転写した水を作って、その水でシャンプーしたら驚くほどしっとりサラサラになるねんて…
はあ……?
そやけど30万もするんか…ちょっと考えるなあ…
あんたアホか…
えッ!? インチキなんこれ!?
そやけど波動とか波動水て、エステとかヒーリングサロンなんかでも話題になってるやん。
ほな聞くけど、波動て何やねん。
そやからほれ・・・何てゆうか“気”みたいな、パワーみたいなもんちゃうん。
ほな、そのパワーみたいなもんの単位は何やねん。ワットか? カロリーか? それともヘルツか?
単位…て、そんなもん、あたし理系やないからよぉわかれへんけど…、けど、そうや!世の中には科学で解明されてないふしぎなことがあるかも知れんやんか!そやろ?
ほな、科学で解明されてないのに、どうやってそれを発生させたり転写させたりできる機械が作れるねん。

『GS(ゴーストスイーパー)美神』 椎名高志

2008年12月05日 | 懐疑主義的漫画
38巻・カバー見開き 著者近影コメント

カルト集団の本質は「一発逆転」です。特別な思想や修行で世の中を大きく変えたり救ったりすれば、凡人からヒーローに一発逆転ってわけです。小さい頃から自分の楽しみや生き方を親や学校に奪われてきた人間の末路なのでしょう。いい学歴やいい就職先程度では、失った人生はとても釣り合いがとれないのです。将来カルトにはまりたくなければ、きちんと自分の人生を楽しみましょう。

パチソン集

2008年12月04日 | ネタ
動画を貼る練習と自分用メモとを兼ねて。












デストロ~イ!

2008年09月25日 | ネタ
かな~り、びっくりした動画。

なんか色々ぶっ壊れます。

『崖の上のポニョ』

2008年09月24日 | アニメ
公式サイト

ハヤオ・ミヤザキ・イズ・バァーーック!!
(いや、なんとなく)

ようやくポニョ観てきました。
周囲の濃い方々が散々批評されるのを見てきた中、
どれだけ初々しい気持ちで鑑賞できるかと
ちょっと心配してましたが、全くの杞憂でした。
面白いじゃないですかこれ。

いや、面白いというか、凄い凄まじい。
水の動き波の動き魚の動きにポニョの動き。
とにかく奇妙奇天烈複雑玄妙雨霰(あられ)。
宮崎駿といえば「動き」が評価のメインになるのですが、
それがもう、動く動く滑らかに軽やかに朗らかに。
最初のプランクトンやら魚やらのゴッチャゴチャが
それも精密に厳密に計算されて動き回るシーン。
極めつけはCMでもお馴染みの波を渡るポニョ。
アレを計算して設定し、完成させた力量は凄まじい。
「動き」だけで感動したのなんて、ホント久しぶり。
『未来少年コナン』『カリオストロの城』以来かも。
昔のボクらが好きだった宮崎さんが帰ってきたですよ。
ハヤオ・ミヤザキ・イズ・バァーーック!!

こういう動きなど、CGでやれば比較的簡単にできるのに、
(もはや、ウルトラマンシリーズなど特撮においてすら日常化してるわけで)
敢えて手描きに拘ったチャレンジスピリッツも素晴らしい。
てゆーか、こんなの組み立てるの人間業じゃねえ。
この人の頭ン中どうなってるんだ、と改めて思いましたよ。

CG全盛の現在にありまして、動きや風景背景なんぞ、
より滑らかにリアルに精密に高密度になっているのを
(『イノセンス』が、現時点における一つの頂点かと)
これも敢えて手描きにし、リアルよりも暖か味を重視した
絵柄で、しかも全編貫き通したのも評価できましょう。
逆に、こういう方法もあったのか! と膝を叩きました。

そもそも昔においては、通常のアニメといえば、
できるだけ低予算で簡単に作れている現状がありましたし、
(もちろん、現場は最大限の努力をしておりましたし、
 東映動画という良心的な会社もあったのですが)
それに反旗を翻し、リアルな背景と動きを主軸にした
宮崎アニメが伸し上がることになっていったわけでして。
『コナン』『カリオストロ』の動き、『ナウシカ』の背景など、
20年以上経過した現在観ても、全く遜色ないと思うところ。

で、今回ポニョでは、「冷たいリアリティ」にともいうべき
CG化の大波の中、敢えて再び反旗を翻した形になるわけで、
そういう反骨精神・チャレンジスピリッツも込みで、
ハヤオ・ミヤザキ・イズ・バァーーック!!



で、惜しむらくは脚本が・・・。
行き当たりばったり感はありますし、細かな矛盾も。
実際、脚本など作らず絵コンテで積み上げる手法なんで、
ある程度は仕方ないとは思うんですが。でも惜しい。
まぁ『ハウル』ほどではないですが。『千と千尋』くらい。
だいたいあの人、監督・演出・脚本までやってるんで、
外部からでも脚本やらせて、負担も軽減させたらいいのに。
(超完全主義者なので、非常に難しいとは思いますが)
頼みます鈴木P。あと一作でも多く宮崎さんの作品観たいので。

で、もう一つ。
やっぱり宮崎駿あってのジブリが、改めて明確に。
実際、ほのぼのした暖か味のある絵柄(水彩)だけで
やって大失敗した『となりのヤマダくん』の例もありますし。
やっぱりあの絵柄と、それと対極にあるかのような
超人的な動きが実現できてあれだけの作品になったわけで、
それもこれも、宮崎さんのこれも超人的な活動ありきなわけで。
頼むからジブリ、後継者育てて欲しい(息子以外)。
勿体無いこと、この上ない。


とりあえず、もう一回くらいは観るつもり。
あれを大画面で観ないと、それこそ勿体無い。
いやあ、久しぶりですよこんなワクワク感(笑)。


あ、山口智子のお母さん役は良かったですよ。
ガサツで無鉄砲で、しかし暖かくて。

また業務連絡

2008年09月19日 | 古本屋的日常
9/28(日)夕方に、用事がありまして外出する予定。
例によって、なんか歌うらしい。またですか。
http://web.sanin.jp/p/?calplan=on&call=1359
   ↑
これの後らしい。日野原重明先生、帰った後なのかしらん?

まったく、こんなことしてるから売上が(以下略

業務連絡

2008年09月11日 | 古本屋的日常
明後日(9/13・土)は、妹の結婚式祝いのため、
何度か外出します。店を開けたり閉めたりバッタバタ。

どうもご迷惑をお掛けします。

バカ漫画36 『劇画 ヤオハンの挑戦』

2008年09月07日 | バカ漫画
ようやく更新しました。第36弾。

『劇画 ヤオハンの挑戦』
(日本教文社) 構成・画 江波じょうじ

ドッと疲れました。ちょこちょこと訂正予定。