東京はまったくもってとんでもない街だねガキさん

2006-08-02 00:24:20 | Weblog
リボンの騎士ザ・ミュージカルが本日幕開けしましたね。
今回のミュージカルは宝塚が一枚噛んでるということで、やたら厳しい練習風景をドキュなどで拝見してましたが、やっぱり見るならまず初日だろうと思い行ってきました。
最近仕事が忙しくこんなド平日にスタートされても社会人の地方人としてはとても困るんですが、そこは『昨日、家の便器が壊れて流れなくなっちゃって、今日業者呼んだから早退します』と会社勤務の社会人である前に一人のヒューマンとして俺はとても困ってるんだ系の嘘をまるで真実のように照れと落胆と怒りを織り交ぜて語り、俺もひょっとしたらミュージカル業界目指してたらひょっとしてたんじゃないのかなくらいの熱演は、なんとか上司のヒューマニズムに届き早退する事ができました。

今回のミュージカル
ドキュでの厳しい指導と早口を見る限り、当初は演出家の木村信司先生(写真の男)に内心むかついてたわけですよ。まずその早口をなんとかしてくれないかとね、あんたの言葉は厳しいとかじゃなく聞き取れませんからとね、そう思ってたわけですよ。しかしこの木村先生かなりプロというか、いつぞやの菅井先生を思い出させるように憎めないキャラですね。俺はすっかりファンになりました。

今日この木村とは席が凄い近かったんですよ。
16列目からのセンター付近が関係者席になっていて俺は19列だったが目の前17,18列の関係者席は3席ずつ空席でかなり見やすかった。
1部と2部の間の休憩時もゲート入り口で木村先生と出くわしたんだが道を譲ってもらえましたw

ミュージカルの出来として娘。たちの芝居はヲタ目線からしたら申し分がなく、ひとつ言うならガキさんの出番が脇役過ぎてあまりおいしくない。ただガキさんヲタの俺からしても絶えずガキさんばかり見てるわけではなく、主役の愛ちゃんに自然と引き込まれていきました。正直それが今回のミュージカルの出来ばえの凄さであり、木村の求めた完成度だったのかと思いました。初日に見といて本当によかったと思います。
宝塚ヲタの愛ちゃんの演技はくやしいが他のメンバーより2馬身は抜き出てたよな。はっきり言って仮病で「今日ちょっと休みたい・・・」と会社に電話をしてる時の俺レベルだった。すなわち神レベルw 男役女役を完全に使い分けてたし、劇中からの歌い出しとか見入っちゃうくらいだったね。今回は生バンドだし本物のミュージカルを感じましたね。
最後の拍手は鳴り止まなかったね。

でも俺はヲタなんで芝居について素人なわけで、本物の宝塚も勿論見た事がありません。
初日公演本番を終えて、やはり気になるのは木村先生の評価。
これは俺が断言させてもらうが、木村も大満足だったと自信を持って言えます。それはミニライブ時のノリノリの木村を見てしまったからwwwwwwwwww
1曲目のラブマ、2曲目のアンビシャスともに通常の振りではなく戸惑いからかヲタはほぼ手拍子のみ。つーか俺達としては本当に本物のミュージカルを見せられた後で、その芝居の余韻で騒げなかったってか動けなかったんだよね。ミニライブ後の挨拶の方がしっくり来たし盛り上がった。
先生はというと会場は棒立ちヲタ多発の雰囲気の中で、なおかつ棒立ちの関係者席の中で一人で大はしゃぎwwwwww
この人言っちゃ悪いが見てくれがオッサソヲタですからねw
関係者席に何故ヲタが!って感じで浮いてるものの妙にハマってて面白かったw 
あれ見たらマジでこの人のファンになりますw

また終わったら木村に握手行こうと連れと話してたんですが、美勇伝の曲中に出て行ってしまいましたね。カーテンコールでマルシアとか、バックバンドや劇中に出てきたアクロバットの人達の紹介もあったので、舞台に出ると予想してたけど出てきませんでしたねあのハゲさては逃げやがったな