最近本屋さんで見かける本に、お掃除の本が多く目にとまります。
運気を上げる掃除・・・重曹やお酢・・・エタノール・・・お掃除グッズ・・・
気持ちよく快適な生活をする為に、お掃除はやっぱり大切だと私も思います。
思い起こせば・・・宝塚音楽学校でのお掃除は、私のお掃除に対する考え方を大きくかえたことを今も覚えています。
なぜかって?
今日一日このお稽古場で沢山のレッスンを大勢の生徒が裸足で使うんです。それに、神聖な場所でもあります。
「今日も一日、使わせていただきます。宜しくおねがいします」と、ココロを込めて床を掃き、雑巾がけをする。床に這って・・・ピンセットで板の隙間をほじる・・・ささくれた床をやすりでなめらかにする・・・朝の掃除をしても、お昼の点検ではもう大量のわたぼこり・・・ささくれ!!ひたすら掃除・・・掃除・・・掃除!!
授業よりも、自分の担当しているお掃除場所で、どうぞ怪我人が出ませんように!そのことが気になってドキドキしていました。
空間に愛情を持つ!とっても大切なことをお掃除から学びました。