ドゥーダッドの息ぬき

ガラケーで綴る
doodad,十穴ハーモニカ、マルチブロック奏法の、花村ようかん
ライブ情報、こぼればなし

引き続き、ガラパゴります

2024-09-10 | 教室

件の新譜

間もなく国内でのプレスが開始です

そして世界配信も決まりました

みなさんは加入されてますか?サブスクリプション

 

でも、ぜひパッケージ版を手に取っていただきたい

理由は明確、ヤバいからです

 

個人のホームページも作りますが、

このブログは、引き続きこのテイストで、続投

制作秘話もたっぷりあります

 

 

つまりSNSの参加は、

もうちょい見送ることになりました

このままガラパゴります


西宮ガーデンズ

2024-08-29 | 教室

10月より西宮ガーデンズの講座がスタートします。

映画館あるやん!

 

 

そして京都もひとコマ増えました

内容に満足して頂けるよう、さらに頑張ります

☆「西宮ガーデンズ」ブックマークに追加しました。

 


本題と主題は難題?

2024-08-25 | 教室

 

 

最近は、

電子書籍も、わりと読みます

とくにホラーやスリラーものは、電子がいい

〜本棚に怖いのがあると、なんかムダに怖いやん

 

文字の大きさ、フォントまで、カスタマイズ可能

バックライト

快適、快適、老眼にもやさしい

 

でも、

「これでよかったのか?」とも、おもう

とくに読後によくおもう

 

「要は字さえ読めたらいい」

それも一理あると、いわざるおえないが、

生活の合間に思わず目に入る並んだ背表紙たちも、ヤッパ捨て難い

 

 

できれば

お気に入りの一冊は、

文庫本より大きいサイズのが欲しい、老眼やし

 

自分の本棚に並んだ背表紙を眺める

実際は、

未読が多いのも、現実だけど

装丁や、デザイン

棚に並んだ背表紙を眺めるだけで、満喫してしまうセンは、あるのです

 

 

ところで

「詩集を所有する」って、どういうことだろう?

1ページに数行だけ、なんてこともある

ぺろっと読んだらおしまいか?

〜違いますよね

 

きっと

音楽の休符のように、

文字の行間や、余白などのレイアウトは、

誰かしらのイメージや、強い意図が込められている

それを読むのも読書ではないか?

 

 

本を開いた右手と左手のバランスが、ページをめくると変化していく

〜少なくとも作者は、

読者がページをめくる感覚を、知った上で執筆しているはず

 

 

大きいサイズの本は、

値段もスペースも、かさばる

書店で手に取っては戻し〜?を繰り返し、悩む

で、買い求めたら、買い求めたで、今度は

「自分の時間をがっつり読むことに費やす」

という覚悟、というか責任を感じる

 

 

落とさないように、しっかりと持って、ページをめくる

けっこう行動と注意力は制限される、老眼やしな

結局、

私にとっての、電子と紙の大きな違いは、

装丁と、読むときの身体の使い方かな

 

 

 

「本は家具だ」と、おもうときも、ある

 

薄い紙が

本になると、平らで四角いしっかりした塊りになる

そして厚み方向には強度がある

 

本好きの人の部屋にいくと、

最終的には、平積みの山だらけになっていく傾向も見受けられる

〜ああ、あれは、山、いうより、山脈か、、狂気の山脈にて、、

 

つづけます

 

個人の蔵書は、

書店や図書館のように、簡単にピックアップする必要がないので、

天井まで積み上げるほうが、結局のところ安定?するというのだろうtbn

 

 

 

 

製本の歴史は、

物凄く古いだけに

「何をもって中身を体験したといえるか?何をもって作品を我が物とするか?」

という問題に向きあった時間も長い

 

書き手と読み手で成立する読書は

「コンテンツ所有って、なんだろう問題」の、

最前線にありつづけたのではないか

 

和歌、短歌などを、立ち読みしただけで、読んだことにしていいか?

どんな電子のフォントでも、同じ読書体験が得られるか?

概要を知っているのと、読んでいるのはどれだけ違うか?

はっきりとした答えがない故に、むずいです

 

 

 

とはいえ私の中では、

本の「コンテンツ〜問題」に関しては、

現在ワリカシええとこに落ち着いている感はある

だから、

これからも買うだろう、ワケわからん、むずいSFを、、

そして電子のホラーを、

 

 

 

 

さて、

ここから本題、もとい、

主題です

 

 

「コンテンツ所有って、なんだろう問題」で

ややこしいのは、

レコードや、CD、あとデータ音源

 

 

本とデジタルの関係と、

音楽とデジタルの関係は、

かなり違くないですか?

 

データ音源は、

本と比べて歴史が浅いからなのかどうかは、わからないが、

ある時期から、ずっと混迷している感が、ある

 

つまり

「何をもって、その人の演奏を聴いたことになるか?」

が、こじれていて、全然ハッキリしない状態ではないですか

 

音色が現れては、消え、また現れの繰り返し、

それを鼓膜で受けたかどうか

言葉で内容を説明しにくいだけに、

聴いたかどうかは、自己申告と、記憶次第となる

 

結局のところ

「聴いたかどうか」より「どう聴こえたか」だけのはなしだとおもう

少なくとも、自分はそういう価値観で、他人の表現を楽しんでます

 

オーディオ環境のはなしは、コッチ置いといたとしても、

これからは、もっと、

作者本人の承認がある内容と、未認証の内容に、何らかの線引きが、はっきりとわかるようにするのが、いいんじゃないか

 

 

もう少しだけつづけます

 

 

簡易になった録音機器についても、よくおもうことがある

スマートフォンとか、ICレコーダーで、

生音を「プチュッ」と録音したのを、

後で事実としてちゃんと聴けるかどうかは、

知識と経験次第だ

 

〜会場の生音を、鼓膜で聴き、見て感じ

後から、

録音マイクで拾ったマシンの音を何度も再生し、

会場で起こった生音の体験を、レコーダーのプリセットの音色に上書きしていくのは、けっこうあぶない気がするのです

コピーを軸にした稽古で、ドンドン沼にハマって、ドンドン自信がなくなってしまうのは、

マシンを盲信するところから始まっている気がします

〜この辺のはなしは、十穴人のチャックを開いてからにします

 

もし

この考えが、完全に古くなり、

この石頭を改めるきっかけがあるとすれば、

それは、スマホや、ICレコーダーのマイクで録音した「うんといい記録」がいくつか出てからだろう

 

でも、どんなテクノロジーで頑張っても、

今日のあなたや私のリアルな記録なんて、どうにも残せないはずだ

だからこそ、

人のセンスと手業のコントロールにより、

しっかりと残る創作物が、光るのです

 

 

そろそろ終わります

 

うろ覚えですが

「カラビナスタジオワークス」

のエンジニアが、こんなことを言っていた

「マシンの操作法を知っているのと、マシンの操作の意味を分かっているのは、全く違います」

 

私は分かった気がしますが、あなたはどうだろう?

 

 

何のはなしをしたかったのか?

まあいいか

以上です

ありがとうございました

 

 

写真は、ついに枕元に出現した我が狂気の小山

あ、「市販の画集」は、原画では無いが、

一応「コンテンツ所有」扱いでええよね?


土俵際で息ぬき

2024-08-24 | 教室

 

ひとつのアイデアの水面下には、

何千、何万の、没アイデアがある

 

たくさんの悪ノリからのひとつが、常識を押しのけて、採用されることもある

 

削除された文字、言葉、文章

燃えてしまったり、くち果てた、本、物

もし、そんな消えたものたちが、どこかに保存されていたとしたら、

ほんとうに信頼できる真実は、そこに見出せるにちがいない

でも、そんなんを見てしまったら、きっと正気を保てないだろう

おおコワ

 

願わくば、ですよ

たとえ上っ面であっても、

あるいは

ハードな内容であっても

残るものと、消えたものの境界線に、

せめて幾ばくかの、やさしさの欠片が、あらんことを

 

 

「LOST KEYS」

まもなくです

 


テンホールダイアリー

2024-08-15 | 教室

ハタから見ると「アキレスと亀」

のようかもしれないが、

ナカから見ると、製品版の仕上げ作業中です

 

できてしまえば、何をしてたかを、言えますが、

もうちょい、チャックです

それにしても、

デザイナーのコウジさんには、もう頭が上がりませんでござるよ

 

限られたスペースに載せる文字

デザイン

いざやってみると、ひとつひとつ、難しい

特に言語や言葉の選び方は、ほんとうにむずい

知識の問題は、お堂で瞑想しても、正しさは見えてこない

知ってる人に助けてもらうか、ちゃんとしたところで学ぶしかないのです

というか私の基礎学力の問題のせいで、、いろいろごめんなさい

このブログはええねん、自分だけのことだから

 

さて、十穴

「ブルースハープ」

「テンホールズハーモニカ」

その他、色んな呼び名がある

そういえば昔、アメリカから取り寄せた英語の教則本で

「Marine Band〜」

と書かれていたのがあったな

 

「呼び名なんて何でもええやん」

そう、思っていた時期もあったし、

いまでも

そう、おもっているが、

そうも、言ってられない事情も多々出てきた

 

この度、

改めて外国語の視点から、調べてもらいました

意外と

ten-hole diatonic harmonica」

「10hole diatonic harmonica」

が一般的なのでした

「holes」ではなく「hole」なのですね

 

私の直訳やと

ten-hole diatonic harmonica」は、

「全音階の、十穴口風琴」

まあ、色んな呼び名があるのは、

多くの人に親しまれ、演奏スタイルにも幅がある証拠

だから、

どれにせよ「間違いではない」という態度でいいとおもう

 

一応、私の場合、

英表記→「ten-hole diatonic harmonica」

国内表記→「十穴ハーモニカ」

を、採用することにした

 

あ、講座は

→「ブルースハーモニカ教室」ですが、

これは、運営側の選択です

やはり間違いではないので、良しとしています

 

〜これまで、カテゴリーを意識せず、

肩書きも考えず、

でも、ずっとひとつのテーマをやり続けている

 

それでも

目指す課題は尽きないので、良しとしていたが、

はたから見たら

私は宿なし草のようで、いまいち何のことやら分からないようだ

それで思いついたのが

「十穴人」という言葉、というか、イメージです

あ、だからって

「私は十穴人です」なんてアブいことは、いいませんよ

 

まあ架空の人種のことだけど、

ミュージシャン、ブルースマン、ジャズメン、アーティスト、

なんかよりは、しっくりきます

 

あと、それと「ハーピスト」というのもあるが、

これはですね、、、間違いではないし、、

超個人的なフェティシズムの問題ですが、、、

「濁点のないネーミングが、ちょっとイヤやねん」

すみません、いや、メンゴ!

 

そろそろ以上になりそうです

とにかく、亀なりに全力前進

 

そしてこのヤマを越えたら

「十穴人」という考え方の意味のチャックを、徐々に開けます