風吹く夜のひとりごと

僕、風待月の独り言のブログです。
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春色のメロディ (彼の場合)

2007年06月02日 19時59分21秒 | 短編連作
 春色のメロディ(彼の場合)

 気がつけば月日も流れて今は5月。
 初夏を思わせる強烈な直射日光を逃れるために俺と舞は一週間後に行われる高校生最初の難関『一期考査』の勉強も兼ねて図書館に出かけた。
 正直言ってテスト勉強をするくらいなら家でやっていてもいいと思う。
 だけど、舞がいる場合はそう簡単に行かない。
 中学一年の頃、俺はアイツと家でテスト勉強をする事にした。
 けれども、肝心の勉強の方は一時間も経たないうちに終了。
 その後は会話に花が咲き(それもいつもより盛り上がったな)気がついた頃には空が茜色に染まっていた。
 だから俺たちはあの時の反省も兼ねて図書館に行く事にしている……行く事にしているんだが、

 「――――――――四時間。まぁ、俺たちにしちゃ頑張った方か」
 「あははは…………でも全然進まなかったな~、勉強」
 
 これは図書館滞在時間。決して勉強時間じゃない。
 俺たちは図書館に入って最初は勉強をしていた。
 けれども、途中でどうしても解らない問題に当たってしまい一気に勉強のペースはダウン。
 結局、勉強は中断になってロビーで話をしたり本棚をうろちょろしたりと完璧な逃避行動になってしまった。

 「でさ、これからどうする? ユーイチ」
 
 図書館を出た頃は四時過ぎでまだまだ空は明るい。
 このまま家に帰ってもやるといえばテスト勉強くらい。
 ……正直言って帰りたくないな。もう少しだけ逃避したい。
 俺は苦笑を浮かべながら、

 「う~ん、ずっと図書館に篭りっ放しだったしお前も疲れてるだろ? ちょっとだけ散歩でもするか」
 「散歩かぁ~……そうだね、結構涼しくなってきたしこういうのもたまには良いかも。じゃあ、ちょっと遠回りして帰ってみない?」
 「良いぜ。それならこっちの道でも行ってみるか。確かこの通りを行けば緑地公園があっただろうし散歩には向いてるかも」
 「オッケー、それじゃあ公園までレッツゴー!」
 
 舞は先頭切って突き進もうとする。
 あのさぁ~お嬢さん、散歩ってのはもうちょいまったりとするもんじゃないんですかね?
 
 「な……あ、あははは…………ついつい張り切っちゃってさ。やっぱ頭ばっか使ってたし体がうずくのよね~」
 「いやいやいやいや。俺たちそんなに勉強してないって――――」
 「図書館にいたのは 事 実 よ ! あそこは居るだけで賢くなった気分になれるんだから。……それに本読むのだって結構頭使うし」
 「あれ? 確か読んでたのってマンg――――――――」
 「だ か ら ! もう良いじゃない! ほら、早く行こっ」
 「いや、散歩なんだからそんなさっさと……」

 ちびちびとツッコんでみた俺にムカついたらしく、舞はさっさと歩いて行ってしまう。
 俺はそんなあいつを見てやれやれと呟きつつも後を付いていく。
 かくして俺たちの夕暮れ散歩が始まる事となった。



 「――――へぇ~、こっちって思ったより小奇麗な所ね。前来たときと大違い」
 
 公園へ向かう公園は町の中では外れの方にある。
 その所為もあってか中心街と比べても街路樹などの緑が多く、夕暮れの空の効果も合わさって綺麗な茜色に染まっていた。
 
 「そういえば俺もこっちに来るのは久しぶりになるか……。最後に来たのは…………」
 「小六の頃じゃなかったっけ。何でこっちに来てたのかは覚えてないけど、私がこっちに来たのはその時以来じゃないかな? 確かユーイチも一緒だったはずよ」
 「え、俺も一緒だった?」

 俺は小六の頃の記憶を手繰り寄せていく。
 思い出すのは恐ろしく怖い顔の割りに意外と優しかった校長や小六の頃にやってしまった失敗、雨上がりの空に架かっていたとても綺麗な虹など色々。
 ……あ、そういえばあったあった。
 確かに俺と舞は何かをしにここに着たんだ。
 えーっと…………誰かと何か喋ってたんだけど……いかんな、思い出せない。
 
 「ん? もしかしてユーイチも思い出せなかったりするの?」
 
 舞は俺の顔を覗きこんでたずねる。
 さすが舞さん、お察しが良いですね。
 俺は苦笑を浮かべつつ頷いて、

 「そうなんだよ、何故だか肝心なところが思い出せない。確か、この辺りのどっかにある公園で誰かに会ったはずなんだけど……」
 「え、ユーイチもなの!? 実は私も同じように思い出せないんだよね。何だかその辺の記憶だけが封印されてるみたいでさ」
 「おいおい何だか魔法みたいじゃんか。まぁ、単純に忘れてるだけだろ。他の思い出の方が濃いとかさ」
 「だけどさ、何だか不思議な感じなのよね~。忘れてるって感じがイマイチしないっていうか……」
 
 舞は歩きながらもうんうん唸っている。
 何か引っかかるものがあるんだろうな。アイツはこういうハッキリしないのが嫌いな性格してるし。

 「なぁ、そんなに考え込むのも止めにしたらどうだ? せっかく考えるの止めて散歩してるわけなんだし」
 「う~、でも……何だかこういうのって気持ち悪いのよ。あーもうっ、何で思い出せないのよ~! いつもだったらこんな事ないのに~」
 「ったくお前は…………って――――――――」

 俺たちがそんな事を喋りながら坂を上りきった時だった。
 何か音が聞こえてきた。
 俺の反応を見て舞の方も音に気付いたらしい。俺たちは立ち止まってその音を聞き取ろうと耳をそばだてる。

 「――――ねぇ、ユーイチ。この音って…………」
 「あぁ、この音はギター音………………?」

 小さいながらも聞こえてきたそれはギターの音だった。
 俺たちは自然とその音が聞こえる方向へと足を運ぶ。
 しばらく歩いていくとそこは緑地公園だった。

 「この公園から聞こえてくるね。誰かがここで演奏してるみたい」
 「そうだな。どうせここまで来たんだから中にはいってみるか」
 「うん、賛成。誰が弾いてるのかここまで来たんだから確かめなくっちゃ」

 そういうわけで俺たちは公園の中へ。
 この頃には舞も俺もさっきまでの事はすっかり頭の片隅に追いやられていた。
 サンキュー、ギター。おかげ様で変な気分のまま家に帰らずに済んだよ。

 

 公園内はなかなか落ち着いた空間が出来上がっていた。
 生い茂る新緑の木々と広場の中央から流れるのは大きな噴水。
 そしてそれを取り囲むように設置された木製のベンチ。
 そんなベンチに二人の人物が座っいた。
 一人は野球部に所属していそうなごつい体格で丸刈りの奴。こいつがギター弾いていたのか。
 …………そしてもう一人は、俺たちが知っている、

 「――――って、何でヒナがこんな所に居るのよ!?」
 「あらら、祐一君に舞。珍しいわね、二人がこんな所に来るなんて」

 そこに居たのはヒナこと俺の高校の報道部トップエース、萩原 比奈乃(はぎわら ひなの)だ。
 こいつとは色々と縁がある。主に報道部関係でだ。
 詳しく説明すると…………って、多すぎるので止めておく。
 まぁ、ひとつ言える事は厄介な奴だけど憎めない友達って事だ。

 「で、何で比奈乃がこんな所にいるんだ? それにそっちの人は…………」
 
 俺の問い掛けに舞もうんうんと頷く。
 どうやらその質問は比奈乃の方も予想していたようだ。
 比奈乃はこほんと咳払い。そして隣でギターを持っている人を見ながら、

 「彼はウチの高校の野球部にいる尾城 真也(おぎ まさや)君。同じ学年のC組。私は今日、彼にインタビューしてたところなの」
 
 とりあえず状況把握。
 その後は引き続いて俺たちの事も比奈乃が紹介する。
 まぁ、多少のおふざけがあった訳なんだけどな、まぁその辺は良いだろう。

 「あぁ、そういえばこの二人ってどっかで見た事あったと思ったらあの校内新聞に載ってた二人か! 」
 「あらあらキミぃ~、そうやって迂闊に口滑らすと初対面でも容赦ないわよ~」
 「おお~、校外で流血沙汰の事件を久しぶりに見るのか私!? こりゃ良い記事が……!」
 「おいおい、比奈乃、火に油を注ぐんじゃない。それに舞、お前もなに初対面の人間に拳使おうとしてんだよ」

 会って三十分もかからないうちにコントすな。
 俺たちが仲良くなるのにそれほど時間はかからなかった。
 舞はともかく尾城の方も喋りやすい奴で一見すると硬そうな人間に見えるが、意外といい奴だ。
 
 「――――そういえば尾城はなんでこんな所でギター弾いてたんだ?」
 
 話も一段落したところで俺は尾城に尋ねる。
 尾城は頭を掻きつつ照れ笑いを浮かべて、
 
 「いや~、俺ってギターの弾き語りが好きでさ、半年前からここで集三のペースでここで弾き語りしてるんだよ」
 「おお、何だかカッコいいじゃない。それじゃあヒナはそれを聞きつけて取材に来たって訳なの?」
 「うん、詳しく説明すると近くに住んでたうちの学校の人がここで誰かがギター弾いてるって教えてくれてさ、『夕焼けの空より流れるギターのメロディを追え!』って事でここに来たわけ」
 「まさか報道部の萩原が来るなんて思ってなかったからな。俺が歌ってる時に突然『取材良いですかー!?』って来るから驚いたのなんのって……」

 あははは……そいつは間違いなくサプライズだよな。
 俺と舞もごもっともですと言うように笑顔を見せる。
 とりあえず尾城が弾き語りしてる事は分かった。
 だったらな、ここまで来たわけだし…………、

 「なぁ、せっかく俺たちもここまで来たんだし――――」
 「うん、私も尾城君の歌聞いてみたいな」

 「えっ、マジっすか」とあからさまな表情でうろたえる尾城。
 そんな尾城を見て比奈乃は尾城の肩をぽんぽんと叩いて、

 「まーまー、さっきだって私も聴いてたんだからさ。それになかなかの腕だったよ。少なくともここで練習してただけの事はあると思うよ」
 「ん~…………じゃあ、歌い終わったらおひねりの代わりに拍手はくれよ」
 「「こらこら、調子に乗るんじゃない!」」

 俺と舞は息ピッタリのツッコミ。
 ああ~、比奈乃のヤツ、クスクス笑うんじゃない。何か恥ずかしいだろうが。
 まぁ、そんな事もあったが夕焼けの空の下、四人だけのスペシャルライブは幕を開けた。

 「駆け出した理由(わけ) いまもわからない 続くフリーウェイ――――――――」

 心地良いアコースティック・ギターのメロディに合わせて歌われるのは俺の良く知っているミュージシャンの曲だった。
 この曲は俺も結構気に入ってる。この曲の持ってる足掻きながら自分の道を模索してる泥臭くて前向きな感じが良いんだよな。

 ――――――――約束の丘に立つ その日まで 求めてくこの道を 切り開く

 ――――――――現在(いま)心に 白紙のノートを 抱きしめて 遠くへ……

 「っと、演奏終了…………どうっすか……?」

 演奏を終えた尾城は恐る恐ると言ってもおかしくないようなおどおどした表情でたずねる。
 オイオイ野球部、そんなびくびくした顔見せてどうするんだよ。男らしさゼロだぜ。
 俺と舞はお互いの顔を見て確信したように頷く。
 どうやら同じ事を考えてるみたいだ。
 俺たちの出した答えはもちろん、

 「すっごいじゃん、尾城君! 私、ちょっとだけ感動しちゃったよ」
 「ああ、予想以上に良い出来だったぜ。他のヤツにも聞かせたいくらいだ」
 
 拍手とともに贈るのは俺たちにとって精一杯の賛辞。
 一方で尾城は顔を赤くしながら、

 「いや、そんな反応されるのは意外だったな……。でもこうやって喜んでもらえるのなら俺も嬉しいよ。ずっとやってきた甲斐があるな」
 「じゃあさ、もっと聞かせてよ。他にもあるんでしょ?」

 照れる尾城に舞は期待の眼差しでアンコール。
 ちょっと待て、そいつはちょっと図々しいんじゃないか?
 
 「え~、でもユーイチだってもうちょっと聴いていたいんじゃない? それにユーイチったらさっきまですっごく嬉しそうな顔してたよ」
 「な、俺、そんな顔してたのか?!」
 「うんうん、ここにバッチリ撮影済みよ」

 そう言って比奈乃はうろたえる俺に更なる追い討ちでいつの間にかデジカメに撮っていた俺の顔を見せる。
 う………………なんて幸せそうな顔してんだよ俺……。
 俺は赤くなった顔を見せまいと顔を伏せて、

 「……アンコールお願いします」

 完全に降伏宣言。
 一方の尾城は苦笑気味の表情で、

 「あ、あぁ分かった分かった。じゃあ、もう二曲ぐらいやってみるか!」
 「よ、待ってました!」

 こうして、ライブは引き続き継続。
 続いての曲は…………、

 ――――――――愛しながら 愛されながら 美しき花になれ

 ――――――――春よ春よ 春が来た まっすぐに咲き誇れ 君よ



 ――――――――君の瞳 君のやさしさを 君の笑顔 君の空

 ――――――――君の涙 君の憧れを ずっと ずっと ずっと感じてる


 「……………………」

 三曲目が終わった頃には俺も舞も比奈乃も完全に聞き入っていた。
 いや、本当にここまで聴きいるとは思わなかったな。このままデビューしてみるのも良いんじゃないか?

 「バカ、そんな大そうな事はできねぇよ。俺はただこうやって誰かに弾き語りして見せていきたいな。これを自分の仕事にするんじゃなくてひとつの趣味としてな」
 「ひとつの趣味として、か……。何だかカッコいい事言うじゃない。あ~何かホレちゃいそう……」
 「何言いだしてんだよ、このバカ」

 俺は舞に軽くチョップ。

 「…………アレ? もしかしてユーイチ、嫉妬とかしてるワケ?」
 
 舞はイタズラ心満載の目でこっちを見ている。
 う……い、今のは反射的にやらなきゃいかんと思ったからで、別に嫉妬とかそういうのじゃ……。

 「あらあらユーイチ君、珍しく動揺してるじゃない。何だか顔赤いよぉ~?」
 
 舞を相手にするのにも大変なのに比奈乃にまで突かれたんじゃこっちの身が持たない。
 俺は二人の後ろでニヤニヤしながらじっと俺を見ている尾城にガン飛ばしながら、

 「――――――――ったく、お前らもう止めろよ。時間も時間なんだしさ、そろそろ帰ったほうが良いだろ?」
 「うっ……ま、まぁ佐藤の言う通りだよな! とりあえず今日はお開きにしておくか!?」
 「もう終わっちゃうの? 私はもうちょっと聴きたいのに……」

 舞は不満全開の表情で尾城を見る。
 まぁ、俺だってそうなんだけどな。あんな展開に追い込まれるとこうやってお開きにするしかないって。

 「う、何よ……私の所為って言いたそうな口ね」
 
 正解。よく分かったな。

 「な、あ、アンタ………………!?」
 「流れからしてそうじゃないのか? 俺からは何にも仕掛けた覚えはないぞ」
 「――――――――――――っ!!」

 さっきの逆襲とばかりに俺は舞を追い詰めていく。
 すると案の定アイツは言い返す事が出来ずに膨れっ面で半泣き状態。
 まぁ、これ以上イジると何か悪い気がするしな。
 
 「悪い、俺も言いすぎたな。ここは謝っておくよ」
 
 そう言って俺は舞の頭を軽く撫でる。
 舞は怒りが抜けきらないようで、膨れっ面のまま、

 「………………そんな事されても私の機嫌は直らないわよ」
 「そっか。だけど、こうでもしなきゃこっちの面目が立たないんでな」

 一方、そんな俺たちの隣では、
 
 「まったく…………見せ付けちゃってくれるわねぇ~。見てるこっちはストレスがどんどん溜まってくってのに」
 「ん? じゃあ、俺たちもやってみる?」
 「私はそんなに安っぽいワケじゃないの。悪いけど他を当たってくれる?」
 「……スイマセン。冗談でした」

 …………何だか微妙な空気が流れていた。




 「あらら~、ユーイチ、こりゃまたスゴい事になってるわね……」
 「アイツの書いた記事だから何となく予想は付いてたんだけどな。…………こりゃたまげたもんだ」

 翌日、俺たちは新聞部作成の壁新聞を目にした。
 記事の内容は予想通りに尾城の事がメインになっている。
 ただ…………その紹介記事が比奈乃らしくないアツイ物に仕上がっていた。
 
 「なんなのよコレ。『彼の奏でる曲はどれもが既製品だ。けれども彼にはそれをあたかもオリジナルに思わせる力がある。これは類まれなる才能に違いないだろうと私は感じている』……って。ヒナが感動してたのは知ってるよ。だけどここまで感情が入ってるのは……」
 「ありえんだろ」

 俺たちは新聞を見て苦笑を浮かべるしかなかった。
 実はあの後、舞の必死のアンコールによってもう一曲演奏があった。
 曲が終わった後、舞は何か半泣き状態。比奈乃も上を向いていた。
 おそらくその時の感情がこの記事を書き上げたんだろうな。
 他の部員も驚いていたに違いない。
 一方、尾城自身もこの予想外の展開に戸惑ってた。
 だけど、今日のこの記事なんか見たらもっと戸惑うだろうな。
 尾城、南無。
 
 春に奏でられたメロディはこうして我が校に新たな歴史を刻む事になった。
 
 ――――――――夕暮れのギター少年、尾城 真也。

 何で俺の周りには何か前書きの付く奴ばかり居るんだろうか。
 あ、もしかしてあれか? 俺は人をひきつける才能でもあるのか?
 謎は深まるばかり。
 今度は後輩辺りから凄いのが出てきそうだな。
 俺、南無。


 <あとがき>
 ハイハイ~。今回は久しぶりに短編の方に取り掛かってみました^^
 まぁ、季節はもう初夏のように暑い日が続いていますが、こちらではそんなものお構い無しといった感じで甘々に仕上げてみました(苦笑
 反省としては……もっとコメディに仕上げたかったかもしれません。
 ノリでいけば最初の短編くらいでしょうか?
 テンポよくさらっと読み流していけるような。
 ちなみに今回の選曲は超個人的な趣味です(何
 物語終盤で書かれていたアンコール曲ですが、これは次回の更新の際にUPする予定です。
 何せ今回は『彼の場合』。
 自分でもよく分からない切り方にしてしまいましたが、普段どおりの前後編とは異なっているものですから……^^;

 と、まぁそんな訳で(どんなわけで?)今回はここまで。
 次回の更新は…………予定通りに未定です(何
 と、とりあえずこのお話の続きは次回までお預けです~/~

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 今度は尾城を主人公とかでやってみたいな。というか、たまには違うキャラで(苦笑

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