オッホの森 ≪イーハトーブ事件簿≫

宮沢賢治、わんこそばを中心に岩手県花巻地方の出来事を紹介。

カラスにも味覚の秋

2017年09月19日 | 日記
通勤路である堤防を自転車で走っていくと、前方にカラスが群れていました。左手の畑にはさらに多くの群れがいます。

草刈りの後にも虫を捕まえようと集まっていることがありますが、草刈り中ではなし(何かあったのかな?)と思いながら近づいてみて理由が判明。

クルミです。熟して落ちたクルミの実を拾ってきて、嘴を上手に使って中の固い実を取り出していたのです。そこで殻が割れればよし、割れないときには咥えて飛び上がり、空から舗装面に落として衝撃で割る、という頭の良さを見せます。

私の住んでいる地域は田舎ですから、都会のようにおいしいごみはないので虫や木の実など自然の恵みを主食にしているのでしょう。
カラスにとってもこの季節は実りの秋、味覚の秋のようです。





カラスの糞に入っていた種が芽を出して成長することはよくあります。我が家の電柱の根元から桑の木が生えていますし、最近では駐車場の私のいつもの駐車場所の脇からトマトが2本生えてきて、先日から花が咲き、現在では小さな実を付けています。これから寒くなるのでこれ以上の成長は難しいと思うのですが、「がんばれ!」と心の中で応援しながら見ています。
コメント
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