koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

蜃気楼の戦士II・・・

2012年06月09日 19時50分39秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

怒濤の一週間がようやく過ぎた。
ふらふらで帰宅した後,目をこすりながら組んだ一作を仕上げました・・・。


ダッソー・ミラージュ2000P。
ペルー空軍第412飛行隊所属機です。
20世紀末の欧州諸国は,アメリカに負けまいと独自の戦闘機を開発したが,フランスのダッソーやスウェーデンのサーブはその典型であり,現在もグリペン,ラファールといった自国製の戦闘機を開発・使用しているあたり,プライドの高い国民性が躍如としている気がします・・・。


ペルー空軍のミラージュ2000は12機ですが,他にもギリシァ,インド,台湾,UAE,ブラジル,カタール,エジプト,ブラジル・・・といった国で使用されています・
興味深いのは,イラクやヨルダンといった中東諸国は,本機の導入を予定していたものの,湾岸戦争によって頓挫したことです。
私が思っていたユダヤ-西側,アラブ-東側といった図式が,如何に皮相的にして短絡的であったか思い知ると共に,大国の思惑と小国の理念とは必ずしも一致しない・・・という当たり前のことを再認識しました・・・。

キットは,例によって1/144の食玩の中古を,200円で買い叩いてきたものです。
ユーロジェットコレクションとかいうシリーズで,ユーロファイター2000とかバナビア・トーネードとかがラインナップされていました・・・。
主翼の精細な筋彫りは良いのですが,胴体のそれは浅く,何カ所か彫り直しています。
ジェットインテイクの填め合いが劣悪で,何度も仮合わせを繰り返しましたが,左側は最後までうまくいきませんでした。
また,イージーキットのせいか,キャノピーには固定用のヒンジが付いていて,それが透明度を損ねています。
ま,サイドビューではフロントコンソールに見えないこともないのですが・・・。


・・・と,いうことで公開します。
ダークイエローとミドルストーンの迷彩は,WWIIの北アフリカ戦線での英軍機(スピットファイアMk.VbとかカーチスP40キティホーク)を思わせる配色です。
アンデスの山間部を飛ぶのでこういう色なのでしょうか・・・。
最大の特徴は三角翼・・・
サイドビュー。ミサイルを磨いた筈なのに・・・
ピトー管も削りだして磨くべきだった・・・。
前作の仏空軍と一緒に・・・。
塗色が違うだけで,殆ど別機だ・・・。
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