第７話「出現、恐怖のだんパラガールズ」
ーーアバンーー
晴れた空を眺めているBerryzメンバー。
「ちい、これで元の生活に戻れるね」
「遊園地行こうよ、遊園地」
「いいね～」
はしゃぐ雅と千奈美。
「なにゆーてんねん」
横やりを入れる、はたけ司令。
「豪雪から解放されたのは、神奈川県だけやで。他の東京・埼玉・千葉はまだバンバン雪降ってるっちゅーねん！」
Berryzメンバー一斉に
「えーっ」
と、Berryzタンクに通信が入る。梨華の声。
『司令、防衛庁からファクスです』
「よし。こっち送ってちょ」と、はたけ司令。
ファクスには、匿名で送られたという手紙のコピー。
手紙には栓抜きのイラストと「つせんぎはませんいはませんのぼせんうシーへせんこい」の文字。
「またアルタカ星人か。栓抜きだから『せん』を抜いて読めばいいんやろ」
もはや呆れ顔の、はたけ司令。
「つぎはまいはまのぼうシーへこい……次は舞浜の某シーへ来い、か」
はたけ司令、雅と千奈美を見て
「よかったやないか。早速行けるで、遊園地。舞浜へ向けて、出発！」
Berryzタンク、発車する。
ーーオープニングーー
ーーＡパートーー
舞浜。某シー前。
Berryzタンクが停車している。
こちら千葉は相変わらずの豪雪。
夢の国もさすがに休園中である。
梨華から通信が入る。
『司令、怪人反応出ました』
「おう、待っとったで」と、はたけ司令。
『Ｃ・オブ・ジ・アースのアトラクション前にひとつ』
「そいつが千葉に雪を降らせとる犯人やな。Berryz仮面、出動」
メンバー、敬礼しながら
「ラジャー！」
変身したBerryzメンバーがアトラクション前にやってくる。
「なにあれ」
イエロー佐紀が指差すアトラクション入口前に、かまくらが。
「きっとあの中に違いないね」と、レッド茉麻。
と、そこへアルタカ戦闘員を引き連れた女王イマミコが登場。
「現れたな、アルタカ星人」イマミコに向かって叫ぶピンク千奈美。
「本当はみなとみらいへも向かったんだがな。雪の中ＵＦＯの調子が悪くて遅れてしまってな」と、イマミコ。
「自分から雪降らせておいて……」呆れ顔のホワイト桃子。
「自分から来るように手紙を出しておいて……」呆れ顔のブルー梨沙子。
イマミコ、恥ずかしそうに顔を赤くする。
「悪かったな。そんなことより戦うぞ。ゆけ、戦闘員」
イマミコの合図と共に、Berryz仮面に襲いかかるアルタカ星人。
Berryz仮面、雪による足場の悪さが影響し、思うように動けない。
「どうしたらいいの？」不安そうなレッド茉麻。
イエロー佐紀、一歩前に出て
「私にお任せ。必殺、凶器乱舞！」
イエロー、武器を持ちながら素早くステップ。足下の雪がみるみる消えていく。
そして全員倒れるアルタカ星人。
「なんの騒ぎだべ」
かまくらから顔を出す怪人。
「あなた誰」とグリーン友理奈。
「どうも、私はだんパラガールズのひとりだっぺ」と、怪人。
「だから、だんパラってなによ」とオレンジ雅。
「ていうか、怪人って喋ることできたっけ。いつから？」
イマミコ、怪人に向け杖を向ける。
怪人、巨大化する。
「あとは頼んだぞ」
イマミコ、倒れた戦闘員と共にＵＦＯへと逃げていく。
「Berryzロボ！」レッド茉麻が叫ぶ。
すぐ近くにいたBerryzタンクが瞬時に登場。Berryzタンク内に収納されていたBerryz三輪も同時に登場。
Berryzジェット、豪雪の為３分程かかって到着。
そして、合体。Berryzロボに。
「いくわよ、Berryzフラッシュ」Berryz仮面が叫ぶ。
「あれ～」
Berryzフラッシュを浴び、元の姿へと戻っていく怪人。
ーBerryzタンク内。救護室。
先程救出した三好の隣に寝ているのは、なっちこと安倍なつみ。
変身を解き、なっちの元へやってくる雅と千奈美。
雅、突然気を失っているなっちの肩をゆさぶる。
「ねえ、なにやってんの、みや！」と千奈美。
「安倍さん、だんパラってなんですか。ねえ安倍さん」
「駄目だって。安静にしなくちゃ」
我を忘れて安倍を揺らす雅を、必死に制止する千奈美。
－Berryzタンク前。
雅と千奈美以外のBerryzメンバーと、はたけ司令が晴れた空を見ている。
「あとは東京と、埼玉やな」
はたけ司令が呟くと同時に、梨華からの通信。
『防衛庁からファクスです。ついでにこちらで暗号も解いておきました』
「おう、気が利くな」と、はたけ司令。
『まずい、まずすぎる、でお馴染み千石饅頭本社前にBerryz仮面だけで来い、との手紙が届いたそうです』
「神奈川のみなとみらい、千葉の某シーと来て、それかいなっ。せこい、せこすぎる」
ズッ転ける、はたけ司令とBerryzメンバー。
（つづく）
ーーアバンーー
晴れた空を眺めているBerryzメンバー。
「ちい、これで元の生活に戻れるね」
「遊園地行こうよ、遊園地」
「いいね～」
はしゃぐ雅と千奈美。
「なにゆーてんねん」
横やりを入れる、はたけ司令。
「豪雪から解放されたのは、神奈川県だけやで。他の東京・埼玉・千葉はまだバンバン雪降ってるっちゅーねん！」
Berryzメンバー一斉に
「えーっ」
と、Berryzタンクに通信が入る。梨華の声。
『司令、防衛庁からファクスです』
「よし。こっち送ってちょ」と、はたけ司令。
ファクスには、匿名で送られたという手紙のコピー。
手紙には栓抜きのイラストと「つせんぎはませんいはませんのぼせんうシーへせんこい」の文字。
「またアルタカ星人か。栓抜きだから『せん』を抜いて読めばいいんやろ」
もはや呆れ顔の、はたけ司令。
「つぎはまいはまのぼうシーへこい……次は舞浜の某シーへ来い、か」
はたけ司令、雅と千奈美を見て
「よかったやないか。早速行けるで、遊園地。舞浜へ向けて、出発！」
Berryzタンク、発車する。
ーーオープニングーー
ーーＡパートーー
舞浜。某シー前。
Berryzタンクが停車している。
こちら千葉は相変わらずの豪雪。
夢の国もさすがに休園中である。
梨華から通信が入る。
『司令、怪人反応出ました』
「おう、待っとったで」と、はたけ司令。
『Ｃ・オブ・ジ・アースのアトラクション前にひとつ』
「そいつが千葉に雪を降らせとる犯人やな。Berryz仮面、出動」
メンバー、敬礼しながら
「ラジャー！」
変身したBerryzメンバーがアトラクション前にやってくる。
「なにあれ」
イエロー佐紀が指差すアトラクション入口前に、かまくらが。
「きっとあの中に違いないね」と、レッド茉麻。
と、そこへアルタカ戦闘員を引き連れた女王イマミコが登場。
「現れたな、アルタカ星人」イマミコに向かって叫ぶピンク千奈美。
「本当はみなとみらいへも向かったんだがな。雪の中ＵＦＯの調子が悪くて遅れてしまってな」と、イマミコ。
「自分から雪降らせておいて……」呆れ顔のホワイト桃子。
「自分から来るように手紙を出しておいて……」呆れ顔のブルー梨沙子。
イマミコ、恥ずかしそうに顔を赤くする。
「悪かったな。そんなことより戦うぞ。ゆけ、戦闘員」
イマミコの合図と共に、Berryz仮面に襲いかかるアルタカ星人。
Berryz仮面、雪による足場の悪さが影響し、思うように動けない。
「どうしたらいいの？」不安そうなレッド茉麻。
イエロー佐紀、一歩前に出て
「私にお任せ。必殺、凶器乱舞！」
イエロー、武器を持ちながら素早くステップ。足下の雪がみるみる消えていく。
そして全員倒れるアルタカ星人。
「なんの騒ぎだべ」
かまくらから顔を出す怪人。
「あなた誰」とグリーン友理奈。
「どうも、私はだんパラガールズのひとりだっぺ」と、怪人。
「だから、だんパラってなによ」とオレンジ雅。
「ていうか、怪人って喋ることできたっけ。いつから？」
イマミコ、怪人に向け杖を向ける。
怪人、巨大化する。
「あとは頼んだぞ」
イマミコ、倒れた戦闘員と共にＵＦＯへと逃げていく。
「Berryzロボ！」レッド茉麻が叫ぶ。
すぐ近くにいたBerryzタンクが瞬時に登場。Berryzタンク内に収納されていたBerryz三輪も同時に登場。
Berryzジェット、豪雪の為３分程かかって到着。
そして、合体。Berryzロボに。
「いくわよ、Berryzフラッシュ」Berryz仮面が叫ぶ。
「あれ～」
Berryzフラッシュを浴び、元の姿へと戻っていく怪人。
ーBerryzタンク内。救護室。
先程救出した三好の隣に寝ているのは、なっちこと安倍なつみ。
変身を解き、なっちの元へやってくる雅と千奈美。
雅、突然気を失っているなっちの肩をゆさぶる。
「ねえ、なにやってんの、みや！」と千奈美。
「安倍さん、だんパラってなんですか。ねえ安倍さん」
「駄目だって。安静にしなくちゃ」
我を忘れて安倍を揺らす雅を、必死に制止する千奈美。
－Berryzタンク前。
雅と千奈美以外のBerryzメンバーと、はたけ司令が晴れた空を見ている。
「あとは東京と、埼玉やな」
はたけ司令が呟くと同時に、梨華からの通信。
『防衛庁からファクスです。ついでにこちらで暗号も解いておきました』
「おう、気が利くな」と、はたけ司令。
『まずい、まずすぎる、でお馴染み千石饅頭本社前にBerryz仮面だけで来い、との手紙が届いたそうです』
「神奈川のみなとみらい、千葉の某シーと来て、それかいなっ。せこい、せこすぎる」
ズッ転ける、はたけ司令とBerryzメンバー。
（つづく）
