劇団蒲団座blog

劇団蒲団座の公演情報や稽古場日誌など

I love that…therefore I feel.

2021-12-05 23:56:05 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
今晩は。この度2021年度大谷大学に神父が居る謎公演、「こんがらがっちゅれ〜しょんっ」の演出を努めさせて頂きました。銀モノクル(通称銀さん)と申します。
本日は本番二日目(?)、「こんがらがっちゅれ〜しょんっ」最後の公演でした。

演出として、また本来の私としてこの場では正直に話そうと思います(お読みになられる方にとっては、ただの感情の吐露、弱音や愚痴に思えるかと思います。不快な思いをされる方はあまり読まないことを推奨致します。)

僕は、この本番が終われば、自分が多少なりとも達成感を感じると思っていました。皆の頑張りに感動して泣くだろうとも思っていました。皆と想い出話を笑い合えるだろうと。最後のブログは、素敵な気持ちで一杯のハッピーなブログが書けるだろうと。
しかし、実際に公演を終えた今、その予想は全て外れたと言っても過言ではない心情でいます。

予想した感情や状態は、嘘ではありません。仕込み二日目までは既に同じような心持ちでいたからです。その気持ちが本番を終えたら倍増して、泣いてしまうだろうと予想していただけでした。
ですが、仕込三日目から、何か箍が外れてしまったように、何もかもに反応出来なくなっていきました。もはや何に反応しても苦しいだけ。それならせめて目の前の出来事に反応しないように、心を奪われないようにしようと必死になりました。正直、演出としては失格だったと思います。いいえ、演出でなくとも、劇に携わる一人の人間として失格でした。

プレッシャーや焦燥感、緊張感がごっちゃになって、もはや怒りも哀しみも苦しみも通り越して、緊張も焦りも感じられないような最低な状態で本番に挑むことになってしまいました。苦しかった。現実を見られないことが。けれど、向き合う余裕が、隙間が私の心には既にありませんでした(ただの言い訳です。申し訳ありません)。

皆に、楽しんでもらいたかった。見に来て頂ける方々に楽しんでもらいたかった。皆と、楽しみたかった。けれど、劇が終わってから気づきました。本当は、一番自分が楽しみたかった。
確かに、楽しい瞬間も沢山ありました。演出になった事も後悔はしていません。多くのことを学べました。多くの視点を知れました。今までやってきたことに無駄なことは一つもなく、私の中で間違いなく良い経験でした。けれど、単純に私の心が最後まで持ち堪えられなかったことを無念に思います。

今回、自分は正直終わってから全く楽しくなかったです。達成感も安心感もなく、ただ「無」。言葉ではとても形容できないような感覚に襲われました。お客様に花束を頂きました。見に来て下さった他のサークルの先輩方や、友人から嬉しいお言葉や個人的な差し入れももらいました。お客様が笑ってくれた。それだけで私が考える劇(公演=「人に見せるもの、観客がどう受け取るかが全て」)としては成功と言って良かったはずです。けれど本当に、思っていた十分の一も心が動かなかった。

普段の私は、自分で言うのもおかしいですが、よく笑います。よく泣きます。よく怒ります。感情の起伏が凄く激しい人です。自分の心がここまで動かないことは今までありませんでした。それが凄く恐くて、申し訳なくて、嬉しいはずなのに、哀しくて。自分自身でも何故こんな感情になってしまっているのか現段階では上手く説明できませんし、傍から見たらもっとわからないと思います。

本番が終わって皆でお疲れ様と言い合ったにも関わらず、後味の良いブログを書くことが出来ず、大変申し訳なく思います。ですが、きっと劇がどんな形で終わろうと、自分はこの状態に陥ったと思っています。
役者さん達の今までの葛藤や頑張りを間近で見てきたのは友人でもあって演出でもある自分です。きっとそれぞれ見せない部分はあったでしょうが、それも含めて、今まで付き合って下さった人達には本当にお疲れ様です、有難うございましたと言いたいです。良かった。良かったよ。僕、君達があんなに頑張ってくれて、向き合ってくれて、本当に嬉しかった。でも逆に、置いてきてしまった人達も居て……演出として本当に情けなく思います。皆の中での思い出にしてあげたかった……傲慢ですね(これは仕込み二日目までの感情を思い出して書きました)。

役者さんは勿論のこと、今回の劇に携わって下さったスタッフさんや、先輩方、来て頂いたお客様の皆様に感謝の気持ちで一杯です。というより、正確には感謝の気持ちでいっぱいなはず、です。本当に何も感じられないんです。色々な感情を通り越してしまって、きっと自分自身でも感じ取れないのだと思います。

すみません、今の状態の自分では、何を書いても自分で嘘に思えてきてしまって、何も書けません。ブログも、書けませんと言おうか迷いました。ただ、ただ伝えたいのは、これは自分の問題です。他の方々は一切関係ありません。役者さんの演技が〜とかでこの状態になっているわけでは、一切ありません。本当に感謝しています。逆に、感謝という言葉でしか表現出来ない自分に無力さを感じる程に…。

もっと役者さんや先輩方、劇に関して、練習に関して振り返って熱い想いを語るべきだろうと思います。どれ程嬉しかったか、楽しかったか、感謝しているか。事実として、本番まで役者さん達と向き合って話したり、個人的に練習に誘ったり、皆の成長や頑張りを感じられた場面は沢山ありました。その度に、最初の頃を思い出して泣きそうになったのをよく覚えています。
…………もっと、良いブログが書けると思ってたなぁ、本当に…。向き合えなかった人達への申し訳なさや、演出としての反省点は一杯あるはずなのに、確かにそれも仕込み期間で痛感していたはずなのに、本当に今の自分では何も感じとれません。

誠に申し訳ございません。先輩方、喝を入れて下さい。本当に、本当に申し訳ありません。こんなブログで終わってしまって申し訳ありません。でも、でも一つだけ言えるのは、「僕、演出やって良かった」と思います。これだけは、心の底から言いたかったことです。役者の人数に対して、演出は毎回の劇で一人だけです。誰もが出来る経験ではありません。演出として(何かを拾おう、指摘しようという心持ちで)舞台の外から演劇を見たり、見た劇について人と話し合ったり、自分の中で構想を練ることで、多くのことを知り、気づき、学びを得られました。本当に自分の成長に繋がる良い機会だったと思っています。その機会を最後まで活かしきれなかった事が、きっと後の自分は一番悔しがるだろうなぁと思います。

タイトルは、私の想いを込めました。私は演劇部が好きです。入った当初は正直何も分かりませんでしたが、演劇部で活動するうちに、他の劇団さんの劇を何度か見るうちに、演劇が好きになりました。それこそ、本番までに想いが募りすぎて……その結果何も感じられなくなってしまう程に。好きだからこそ、心が動かされてしまうことがあって、真剣に向き合ったからこそ、人の言葉が刺さりすぎてしまったのだと思います。 もう一度、感じとれるようになりたい。

I love that…therefore I feel.

ここまで読んで下さった方、盛大な弱音にお付き合い頂き、有難うございました。内省がしたかったのですが、無理でした。人の為の文章ではなく、自分の為の文章になってしまったことを恥ずかしく思います。本当に失礼致しました。

スウェットの次は……毒林檎がほしいかもしれない。

2021-12-04 23:49:35 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
こんばんは、まよにゃん。です。ฅ*・ω・*ฅニャンニャン♡

今日は公演1日目でした!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ☆♪

ご来場頂いた方は本当にありがとうございます。明日来られる方もありがとうございます。

今日はとてもノリノリに楽しんでやってました。この時間が終わっちゃうのが嫌だって思うくらいに緊張とか不安とかはどこかへ行ってしまいました。

実は初めからこんなにノリノリだった訳じゃないです。初めはオーディションの時から泣いて、稽古も泣いて、寝ながら泣いて…みたいなことを繰り返してました。あの時は、全てに不安しかなかった。そのくせに努力をしなかった。頑張っていたはずだけどそれは努力とは程遠いもので努力しない自分が嫌いで、上手くできない自分が嫌いで…ノートや台本に泣き言を書いてました。それでも、ノートの終わりには前向きな言葉で終わろうとしました。できなかったことを書いてできたらきっとかっこいいだろうな。とか面白いだろうな。とかイラスト書いたりして頑張ろう!と思いました。それでもできないところがたくさんあって押しつぶされそうになりました。そんな時に、寝る前私のやっている役のことをたくさん考えました。台本に書かれていない背景や生い立ち。なぜこんな言動するのか…自分の中で想像する内に自分との共通点を見つけました。その瞬間この役と私は似てるんだと確信的な何かを見つけました。そう思うと自然に泣けてきて、この役を初めて人として好きだと思えた。そこから演技することがだんだん楽しくなってきて、前向きに役者勢と話し合ったり演出に自分から疑問点をぶつけたり動きを提案したりしました。(拗ねる癖はなおらんかったけど。)

さて、前の私の投稿での言葉は実現されましたでしょうか?されていたらいいな。今日で終わりじゃない。明日もあるぞ!!明日も気を抜かずに自分らしい演技で魅せたいな。この公演で1人でも多くの人の心を奪うぞ!(まよにゃん。は人の心を奪っちゃう世紀の大泥棒なのであった!(*´m`)イシシッ)

それでは明日もよろしくお願いします。今日はこの辺でおやすみなさい。

ちなみに、朗報です。まよちゃん夕飯食べました。お魚とサラダとおひたしとご飯食べました。健康的でしょう?\( •̀ω•́ )/
おやしゅみ〜Ꮚ*´ꈊ`*Ꮚメェ~

浦島太郎

2021-12-01 23:37:53 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
お久しぶりです。りょーたです。

一ヶ月の実習を終えて戻ってきました。
一ヶ月も参加していないと本当に浦島太郎になった気持ちです...。

さて、月曜日から仕込みが始まってます。
段々と舞台が組み上がっていく様子を見ていると本番が近付いているんだなと実感します。
僕の部署は音響なんですが、音響機材の設置等をするのは約2年ぶりです。
オペ席にコードがいっぱいあるのを見て懐かしい気持ちになりました。

本番は4日・5日です。お時間のある方は是非見に頂ければと思います。

それでは。

なんとかと煙は高いところが…

2021-11-30 21:04:27 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
みなさんおはようございます。あらきです。

本日も仕込みでございます。
舞台がどんどん出来上がっていく様子は見ていて楽しいものですね。もうすぐ本番って感じがします。
あ、そうそう私、部署は照明なんで高い所で作業を行うんですよ。高い所やっぱりテンションあがりますね!
ホール全体を見渡せるのでね。楽しい!
作業もコード処理に入りまして、シュートなどなど早く終わらせてきっかけ合わせがしたいですねぇ。
明日も気合いいれて頑張りますよ!

てか、明日から12月て…もう年越すやん…時の流れ早すぎる…
あとポケモン欲しい…

はい!本日はこの辺で!みなさん風邪などには気をつけてくださいね〜!ではでは〜

仕込み期間に入りました!

2021-11-29 20:25:27 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
 向寒の候、皆さん如何お過ごしですか?今晩は、keigoです。1ヶ月ぶりの投稿みたいです。暫しお付き合い下さい。

今日から、仕込み期間に入りました。今回、観客を呼んでの公演は、去年の3月以来だそうで、ようやく実現ができ、大変喜んでいます。コロナが落ち着いて、良かったです。私は授業が入っていたので、途中で抜けていたのですが、戻ってきたら、其々の部署で、作業が進んでいたので、驚きました。明日こそ私は、頑張っていきたいと思います。

ここで話題を変えて…

私の家の前には小さい、紅葉🍁の木があり、毎年、晩秋になると綺麗に色づくので、密かな楽しみです。(落葉後の掃除が大変ですけどね笑)
紅葉のシーズンなので、紅葉狩りに行った人も多いのではないでしょうか?
京都には名所が沢山あるので、行きたい!、と思ってはいたのですが、なかなか行けず…、時期も過ぎてしまい…
来年は時間見つけて、行ってみたいです。

今年もあと1ヶ月になってしまいました。早っ⁉︎(毎年言ってる笑)
寒さが厳しくなりましたので、気をつけて残り1ヶ月をお過ごし下さい。

まとめ方が雑になってしまい、済みません。ここで失礼します。

稽古期間が終わるまで

2021-11-26 20:38:15 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
役者さんその1「ここのセリフをいつも忘れる…」
しゅんちゃん(はっはっはっ…セリフ覚えは大変だろう…苦しめぇ…苦しめぇ…)
役者さんその2「この場面どう動いたらいいのかわからない…」
しゅんちゃん(ひっひっひっ…セリフで頭がいっぱいでそれどころじゃなくなるだろう…さぁ悩め悩めぇ…)
音響さん「なかなか音か見つからない…」
しゅんちゃん(ふっふっふっ…フリーの音源はなんかしっくりこないだろう…わかるぞぉ…その気持ちぃ…)
制作係さん「印刷が大変…」
しゅんちゃん(へっへっへっ… … …それは知らなかった頑張って…)
演出さん「あ゛~!!」
しゅんちゃん(ほっほっほっ… 苦しむ演出はいつ見ても愉快愉快…)
って
稽古期間が終わるまで ずっ~とそんなこと考えてました。
と言うわけで皆様ごきげんよう 
蒲団座きっての清い心の持ち主しゅんちゃんでございます。
さぁ タイトルにもあるように本日11月26日をもって稽古期間が終了しました。
来週から舞台、客席の設営所謂仕込み期間に入ります。
夏休みにびしばしOB、OGの先輩方からご指導を受けましたからね!
もうバッチリに舞台設営しちゃいますよえぇ!!(きっとたぶんおそらくなにもトラブルはおきないはず…)
稽古期間…今回は役者でも舞台効果担当でもないのであーだこーだと良くいえばお目付け役、悪く言えば厄介演劇おじさんムーヴをかましてました。
あれですな。
ちょっと離れたところから演出や役者が苦しんでいるところを見るのって本当に楽しいですね。
今まで劇に関わると言ったらそのどっちかの立場でしたのですごいゾクゾクしました。
んぅ愉悦っ…

なんだお前。愉悦愉悦言いながら偉そうにしてただけなのかよ

んんぅ誰だ本当の事…じゃなかった失礼な事言うのはぁ
ぶっコロナのせいで普段はしなくていい仕事多くて大変だったんだぞぉ

まぁ愚痴は延暦寺にでもぶちこんでもろて。ちょっと真面目な話。

部員の皆さんに言うの忘れてたけど。
近辺にある大学演劇部さんのほとんどがお客様を一切呼べず、オンライン配信のみの公演をされているなかで我々蒲団座は学内だけとは言え"身内以外のヒト"に観てもらえる機会を得ました。 
演劇とは舞台と役者とお客様が揃ってはじめて演劇と呼べる。そう主張する方もいます。
ありがたいお話の反面、お客様を呼ぶと決めたのならそれなりの責任が発生します。
そんな中、公式な稽古がもうないわけです。
次の一週間、仕込みをこなしつつ個人や個人間での練習が重要になります。
やりきったと自分を誉められるか
後悔が残る公演になるか
これぞまさに「正念場」
いま一度気合いをいれてまいりましょう。

しゅんちゃん(ふっなんてカッコいいんだ。さすがしゅんちゃんだ。)

毎度なげぇのなこの若年寄はよぉ
あいあいやめりゃあいいんでしょやめりゃあ
あいっ
と言うことで稽古最終日
ブログ担当はしゅんちゃんでした。
それでは皆様ごきげんよう。

ギギネブラよりフルフルの方が気持ち悪くない?

2021-11-25 20:51:44 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
どうもこんばんはたぬきちです( *´꒳`* )
最近寒いですよね、冬眠したい…

今日はシーン練をしていました〜
本番が近くなってきてドキドキしています(*´д`*)
色々なところの直しをしながらみんなで切磋琢磨してます
途中声量確認していたんですけど、合唱みたいになってて面白かったです笑

来週から舞台作りに入るんですけど、久しぶりにお客さんを呼んで劇をするのでテンション爆上げしてます\(`*▽*´)/
劇の仕上げ頑張っていきたいと思います!

ではこの辺でヾ(。・v・。)

コートの次はスウェットがほしい。

2021-11-19 23:54:02 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
こんにちは〜まよちゃんだよ〜‪( ॑꒳ ॑ )
情報開示であったように、まよちゃん今回はまよにゃん。なんです。にゃんにゃんฅ(・ω・=)ฅ

今回初めての役者に挑戦します。やっぱりやったことないものは難しいですね。焦りとか出来ないことの悔しさとか頭の中がぐちゃぐちゃになることがたくさんあります。それでも時間は止まらず進み続けます。私も時間と同じように進めたらいいのに時々立ち止まってしまいます。止まってもまた自分のペースでまた進みます。

今日の練習はカオスなシーンを練習しました。いや、このお話ずっとカオスなんですけどね。私の役一番カオスやと思う。。。


公演まで時間がない。というのが現状です。本当は弱音を吐いて慰めてほしいけど、そんな訳にはいきません。顔張って無理をしてでもやらないといけない。無理しないでと言われても無理をしないといけない現状にしてしまった自分がいるから無理してでも頑張らないといけないんです。がんばるもん!って言葉ではいくらでも言えます。演技で見せないと意味がない。公演終わってから「頑張ったね。」って言われたい。自分の登場シーンは視線を奪いたい。普段とのギャップを魅せたい。私という一人の役者を好きになってほしい。欲張りでごめんなさい。でも努力の先に待ってるものが欲しい。


自分の感想分&反省文でごめんなさい。自分を甘やかすことをやめます。

( ´ • ω • ` )
最近めっちゃ寒いですよね〜今日駅着いたら車凍ってて驚きました〜≧(´▽`)≦アハハハ
寒いのでお風呂入って寝ます。おやすみ〜

みんなもぬくうして寝るんやで〜(あったかくしてねてねー)

おやすみなさい。





遅れましたが情報解禁。そして、一役者の叫びをここに。

2021-11-18 06:23:32 | 【こんがらがっちゅれ〜しょんっ!】稽古日誌
 本日の内容は情報公開ですが、

その前に、
少しお話をさせてください。

情報公開日のvlogを担当させて頂くことになりました。役者(神父役)のけんしんと申します。

少しでも今回の公演に、劇団布団座(大谷大学演劇部)の活動に興味、そして好意的なイメージを持っていただけるように

誠心誠意、
言葉を紡がせて頂きました。

もしお時間がおありでしたら、情報公開欄の下に続く記事の内容も読んで頂けるとvlog担当冥利につきるというものです。

よろしくお願い致します。

それでは情報公開になります。

どうぞ!!



大谷大学で神父がいる謎公演『』こんがらがっちゅれ〜しょんっ』
稲村一彦様。

・公演日時
12月4日14:30〜
12月5日13:30〜
公演時間は約90分を予定しています。
(開場は開演の30分前からです。)

・料金
無料カンパ制

今回の公演は来場頂くお客様にお願いがあります。リプライにございますので一読ください。

シバイエンジンURL↓
https://shibai-engine.net/prism/webform.php?d=dofy20tc

今回の公演から対面での公演が再開できました。しかし、感染症対策の観点から来場者は大谷大学の学生に限らせていただきます。

来場者へのお願い

・大谷大学学生であることを示すもの(学生証など)の提示を求めます。
・会場でのマスクの着用をお願いします。
・受付での消毒と検温を行います。その際、発熱(37.0℃以上)が見られた場合は入場をお断りする場合があります。
・開演後約45分を目処に10分間の換気休憩を設けます。

また、改めまして
『当公演は投げ銭方式となっております。公演がお客様のお気に召して頂けた場合や、劇団蒲団座の今後の活動にご期待頂けるようであれば、公演後お気持ちを頂けると幸いです。宜しくお願い致します。』


公演チラシ画像URL↓
https://s.amsu.ng/M57YTAfpsH4N
 

 

ここからが本日のvlog本編となりますので、改めましてよろしくお願い致します。

さて、今回公演に公演に使用させて頂くのは
稲村一彦様の『こんがらがっちゅれ~しょんっ』になります。

ようやく情報解禁することが出来ました。嬉しい笑。

明るいポスターからも伝わってくるように(制作の方が凄い頑張ってた笑。)、コメディーチックな明るい内容の作品になっております。

台本の読みあわせの段階から、部員一同爆笑の渦。レパ選(台本選び)の票数ではダントツの1位という結果になりました。

しかし、そこからが戦いの始まりというもので…

・「前期と大違い。苦かったオーディション」

 前期は公演を二種類行ったために、役者希望は全員、舞台に立つことが出来ました。それに対して、今回の公演は一つだけ。

役者の枠数も6人まで。
(希望しても役者になれない人が出てくる。)

というわけで、前期とは違いオーディションに緊張が走ります。

役の結果発表の際、私は初めて誰かの代わりに役に受かることに…

正直、複雑な気持ちになりました。それでもやるしかない。

光栄であると同時に「ついに始まるのかぁ。」といった感じ。

マラソンのスタート地点に立っている時のような緊張感。(伝われ…)

その緊張感は、人生で二度目の公演になる私でさえも、どこか馴染み深さを感じるほど。

そのプレッシャーは今も残っており、ほどよい緊張感となって私の中に存在しています。

・「怒濤の稽古期間」

 初めて90分劇に望む方、初めて演出を務める方、初めての舞台に望む方々。

まさに初めて尽くしの公演。

慣れないことや、不安になること尽くしでもあります笑

それでも、やらなきゃいけない。

一度やると決めたんだから、役に選ればれたのだから、振り返ってはいられません。

とはいえ、役者の感覚を掴むのに苦労する人がいたり、セリフ覚えに不安を覚えてしまっている人がいたり、(もちろん自分も含まれてます笑。)

以前の狭い視野では見えなかった役者達の様子も、同じ舞台に立つ者として認識出来るようになりました。

(自分も人生で2回目なので、偉そうなこと言えないんですけどね笑)

この光景を見ていて私は素直に、

「ありがとう。」
そして、「頑張れ。」

と静ながらに思っていました。

まだ稽古期間、終わってないんですけどね笑

私も、やれることを一つ一つ積み重ねていきたいと思います。

・「今回の劇の見所について」

 一言で言うと、「キャラの濃さ。」だと感じています。

それぞれ役が仕上がれば、終始カオスが続くことになるだろうと思うほどに笑。

「もうカオス過ぎてついていけないや笑」と思って頂ければ、もはやそれでいいんじゃないかと思います。

笑ってもらえればそれ以上に嬉しいことはありません。

ちなみに、キャラが濃いということは、その分役者にも「振り幅」が求められることになります。

圧倒的にキャラが濃い役も方あれば、
一見地味に見えて実は変化が激しい役の方もいたり、そもそも人格が変化する役をなさる方もいます。

役者の技量がもろに試されているなと感じますね。

……こういうふうに改めて劇の特徴をまとめると、凄い内容の作品をやっているのだなと思わされます。


「90分があっという間だったなぁ」と思って頂けるように、勤めていきたいです。



さて……

「頑張るのは、当たり前。好きでやっているんだから。」

そう言えば簡単です。実際私もそう思っています。

けれども、それが出来るのは、頑張れる機会と環境があってこそだなと。日々感じています。

まだ稽古期間の最中ですが、一人の人間として、たくさんの人の成長や、葛藤や、憤り(私だけかも)を、肌で感じさせて頂いています。

それを見て素直に、

「なんだか美しいな」と思います。

そして、同時に
「この場を失くしたくはないなぁ。」

と思わされます。

この部活動が続けられているのは、
見に来てくれるお客様がいるからです。

部活に所属して、仕事をこなしてくれる先輩方や、同期の方々がいるからです。

ひとまずそれに対して、心からの感謝を申し上げたいと思います。

「ありがとう。」


 最後にお願いです。

 これから入ってくる後輩達が挑戦する場を残せるかは、学生達が本気で挑戦するこの場を残せるかは、あなた様の手にかかっています。

舞台を見に来て頂けることが何より励みになります。もちろん、

Youtubeに動画配信された際には、そちらで視聴して頂いても結構です。認知して頂くだけでもこちらとしては万々歳です。

もし、この舞台を見て、

何か「尊さ」のような、「熱」が伝わったのであれば、その時は、ぜひに。無料カンパ制にご協力頂けるとありがたいです。


私は一役者でしかありません。どうしようもなくなった結果、

私は今、頭を下げながら文章を書かせて頂いております。

私には、これくらいしか出来ません。

この部活という場に、価値を感じて頂けたならば、もう私に悔いはないなと、そう思います。



 それでは改めまして!!

12月の4、5日に、公演をさせて頂きます。


大谷大学で神父がいる謎公演『こんがらがっちゅれ〜しょんっ』


コメディーですので、

ぜひお気軽に!

お友達でも誘って見に来て頂ければと思います!!

それでは、以上で本日のvlogの幕を閉じさせて頂こうと思います。

大変長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。

最後まで読んでくれた素敵なあなたに、素敵なことがたくさん起こりますように。