(仮)impression

試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

un prophete

2010-04-09 23:52:55 | movie
フランス映画祭の上映作品「un prophete」です。



カンヌ映画祭2009グランプリ(パルムドールの次の賞)
第35回セザール賞9部門等受賞している作品です。


監督は「天使が隣に眠る夜」のジャック・オディアール。



        ≪こんなお話≫




六年の刑に処された19歳のアラブ青年マリクは、年も若く、読み書きもできず、刑務所ではまったく無力の存在だった。たちまち所内を取り仕切るコルシカ人グループのいいなりになってしまうが、与えられた「仕事」をこなすうちに、刑務所での生き方を覚え、仲間たちの信頼を勝ち取ることに成功する。そして今度は持てる限りの知恵を使い、自分のためのネットワークを張り巡らせてゆく。






マリク役のタハール・ラヒム
無力だった彼が刑務所内で変わってゆく。

(それにしても、坊主頭似合わないネ)



笑顔は爽やか!!
でも、映画の中ではみられません。





そもそものきっかけは、彼がコルシカマフィアの犯罪の証人に部屋にこないかと誘われたこと。
そして、コルシカマフィアに証人を殺せと命令される。



アラブ人でありながらコルシカマフィアのお茶係りになったマリクは、そこで裏社会のいろいろなことを学び??ながら、独自の人脈を築いていく。




刑務所内でも状況は刻々と変化して、
勢力のあったコルシカ人たちは政治犯がコルシカ島に移送され、




グループ内でのマリクの存在も重要なものになっていく。






マリクが刑務所を出るのは外出許可を取った3日だけ。
そのたった3日で、マリクは初めて飛行機に乗り、砂浜を歩き、仕事をし、出所後の人脈までもつくっていく。





刑務所に入るときには何も持っていなかったマリクだが、出所の時には迎えの車が3台……


彼の目にこの6年後の社会はどのように映っているのだろうね。










日本公開はなさそうです。
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