すごい石炭部の活動

徒然なる ぶろぐ

蚕にグラフェンやカーボンナノチューブを食べさせるるく

2016-10-17 23:15:59 | Weblog

シルクと言えば蚕ですよね。
その蚕に水の重量に対して0.2%の割合で、グラフェン、またはカーボンナノチューブを水と混ぜ、その液体をスプレーしたクワの葉を食べさせると、通常の絹を作り出すプロセスと同じようにできた繊維は、従来のシルクよりも50%強度が高く、1,050℃まで熱すると電気伝導も可能な強化シルクとなったらしい。



なんか凄すぎてよくわからん。
とにかくすごい繊維ができたという事はわかるが、これが実際実用化できるレベルの代物なのかというところがわからないんだよねぇ。
コストに対するパフォーマンスが現状の結果で賄えているのかというところなんだけども。

さて、蚕は家蚕とも言われていて野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物として有名です。

”餌がなくなっても逃げ出さず、体色が目立つ白色であるなど、人間による管理なしでは生育することができない。
カイコを野外の桑にとまらせても、ほぼ一昼夜のうちに捕食されるか、地面に落ち、全滅してしまう。
幼虫は腹脚の把握力が弱いため樹木に自力で付着し続けることができず、風が吹いたりすると容易に落下してしまう。成虫も翅はあるが、体が大きいことや飛翔に必要な筋肉が退化していることなどにより、羽ばたくことはできるがほぼ飛ぶことはできない。” wikiより引用


これからどんな風になっていくのか期待がある研究ではありますね。


Silkworms Spin Super-Silk after Eating Carbon Nanotubes and Graphene