燃料種別発電量の推移(2012年度まで)

電気事業連合会から2012年度の電源別発電電力量構成比が公開されました。


電気事業連合会:2012年度の電源別発電電力量構成比を掲載いたしました。
http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/sonota/1227416_1511.html

電源別発電量構成比

(クリックで大きく見られます)


原発の発電量構成比は1.7%に低下。設備利用率も3.9%と2011年度の23.7%からさらに大きく下がりました。LNG、石油、石炭の火力発電で88.3%を占めます。総発電量は約9400億kWhで2年連続の減少となりました。

この資料とエネルギー白書のデータを元に1990年度から2012年度までの燃料種別発電量の推移グラフを更新しました。

燃料別・発電量構成比の推移
Japanese Net Electricity Generation by Fuel


燃料別発電量の推移



出典:
エネルギー白書2012【第214-1-6】発電電力量の推移(一般電気事業用)
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2012energyhtml/2-1-4.html
電気事業連合会:電源別発電電力量構成比
http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/sonota/__icsFiles/afieldfile/2012/06/13/kouseihi_2011.pdf
揚水は水力に含めています。発電量は10社+他社受電。


LNGは約4000億kWhと増加傾向が続いています。原子力の発電量は約160億kWhと急激に減少。新エネルギーは約150億kWh(1.6%)でほぼ原発に並びました。

このままの状態では、このグラフを見ると、電力会社の燃料費の負担が大きくなっているのも納得です。今後、日本のエネルギーをどうするのか。エネルギー対策を早急に考える必要があります。


関連ページ
燃料種別発電量の推移(2011年度まで)
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/8c4ae3466b1ed8c7f26c1cd35fe7dc96
2010、2011年 月別発電量、燃料消費量の比較
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/67c4e9c10c2c03c5f03ec1e9b07a084c


2013/5/27 更新
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