燃料種別発電量の推移(2011年度まで)

電気事業連合会から2011年度までの電源別発電電力量構成比が公開されました。


電事連:2011年度の電源別発電電力量構成比を掲載しました。
http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/sonota/1217266_1511.html

この資料とエネルギー白書のデータを元に1990年度から2011年度までの燃料種別発電量グラフを作ってみました。

燃料別・発電量構成比の推移


燃料別発電量の推移

(クリックで大きく見られます)

出典:
エネルギー白書2011【第214-1-6】発電電力量の推移(一般電気事業用)
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2011energyhtml/2-1-4.html
電気事業連合会:電源別発電電力量構成比
http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/sonota/__icsFiles/afieldfile/2012/06/13/kouseihi_2011.pdf
揚水は水力に含めています。発電量は10社+他社受電。


原発の停止に伴い、原子力による発電量は急激に低下。その分をLNG、原油等で補っています。発電量全体では前年度に比べて約5%の減少。石炭は2005年まで大きく増加しましたが、その後は横這い。石炭火力発電所が被災したこともあり、2011年度は前年比約5%の減少となりました。

新エネルギーの割合は1.4%とまだまだ少なく、原発が停止したままでは短期的には火力でまかなうしかないでしょう。長期的なエネルギー戦略の見直しと短期的な対策。どちらも待ったなしの状況です。



2012/6/25 更新
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